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007 白紙委任状
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007 白紙委任状の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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ジェフリーディーバは好きな作家ですが 007の爽快感やスケールが無く いつものサイコサスペンスになってしまった感がある 緻密さが仇になってしまった 残念です | ||||
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新品を買ったのに、いざ届いたら表紙等の部分の傷が目立つ。 中古なら正直に「中古」と表示してほしかった。 | ||||
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最近、新しいキャラクター、コルター・ショーのシリーズを楽しんできたのに、本書は全然楽しめなかった。この作品が出た時代、ディーヴァーは売れっ子の頂点にあって、多作であることはもちろん、シリーズのポイントである警察捜査小説のシリーズも登場当初は大人気だったのが、徐々にワンパターン化し中弛みの時期を迎え始めた頃だったのだと思う。 そんな時期に、一応は鳴り物入りで売り出されたのが、原作者イアン・フレミングと数々の映画シリーズによって世界的スパイ・ヒーローとなった007ジェイムズ・ボンドに、ディーヴァーが挑戦するという本作であった。世界同時発売ということで気を持たせたりもした本書だが、何となく嫌な予感がして積ん読本となって書棚を飾り、そのまま長い時代が過ぎてゆく。果たして12年後の今になって、嫌な予感を振り払って手に取った本書。 残念ながら嫌な予感は的中してしまった。007ジェイムズ・ボンドという主人公で、イアン・フレミングの原作に勝てるものは映画ですら難しいとぼくは想っていたので、その予想はそもそも簡単に覆るわけがなかったのだ。『ロシアより愛をこめて』は、映画はもちろん、原作もまた凄まじく傑作であった。スパイとしての騙し合いや新兵器の開発に原作者は重心を置かず、疾駆する列車の中で凄腕の敵手を相手にボンドが肉弾相打つ血腥い死闘を繰り広げる展開をクライマックスとして、読者としての血を滾らせた。 映画は原作の後に観たのだが、当のクライマックス・シーンをショーン・コネリーとロバート・ショーが演じる。アナログ・フィルムなりの古いアクション・シーンだが、原作を読んでいる者にとっては貴重な名シーンであった。ボンドガール女優のダニエラ・ビアンキも良かった。文庫本の表紙に使われた映画の名シーンも忘れ難かった。 さて、そんなボンドというスパイ・アクションをディーヴァー世界に移した本書だが、現代版ボンドという設定なので、映画シリーズみたいに新兵器が次々出てくる仕掛けとは別の意味での、様変わりボンドであった。スマホや電子機器やネット世界を背景にしたジェイムズ・ボンド。それはそれでよいとしても、内容は中途半端にディーヴァーらしくなり過ぎてしまった騙し絵紙芝居のようであった。 危機が迫り、ドカンとやるのだが、実はそれは、なあんだ、こういう展開だったかと読者を騙し欺いてはどんでん返し。こうだと見えた世界が、次の瞬間には仕掛けられていた一幕とわかる、種も仕掛けもあるディーヴァー・ワールドなのだ。それらをリンカーン・ライム・シリーズで楽しんで来た身には、ボンドのライム化はやはり物足りない。というよりも、何となくボンドにはディーヴァーがそぐわない。ボンドはボンドであり、そもそも英国の海外部門スパイでしかないのだ。いわば読者にとっては完成された特徴と個性のボンドが、ディーヴァー世界では無個性に見えてしまうのだ。 だからどのシーンでハラハラしようが、追いつめられようが、すべて騙し絵テクでかいくぐるという約束ができている以上、ボンドの見せるスリルはディーヴァー式お約束事でしかない。ディーヴァー本来のシリーズ主人公のように強い個性やネガティブな弱みや愛すべき私生活がない。ボンドはヒーローであり、恋人は物語ごとに現地調達、秘密組織に所属する特別過ぎる存在なのだ。 リンカーン・ライムや、キャサリン・ダンスや、ジョン・ペラムや、コルター・ショーのように各自の生活感や、個性というディーヴァー手製のアナログ感には到底及ばないのが、ボンドというスーパー格の存在である。ディーヴァーという作家は、ある部分で優秀なれど、ある部分では読者以上に庶民的な、ある意味親密さを感じさせてくれる存在を造形するのが上手い作家であったはずなのだ。 ジェイムズ・ボンドは、そのキャラクター自体が状況の一部みたいなものである。本作では、世界のごみ処分産業と、アフリカのキリング・フィールドと呼ばれる虐殺現場を結びつける巨大悪のシステム、凄腕の殺し屋、といった背景に挑む英国情報部。そんな構図の中で約束されたように動くボンドは、あまり顔も弱みもなく、粛々と業務をこなしているだけのアクション・マシン的存在であるように見えた。ある意味、鳴り物入りの宿命のような読後感であることも含め、ディーヴァーの試みとしては十分とはとても言えない作品としか見えず、たまらなく残念であった。奇抜な騙し絵シーンの積み重ねだけでできた完成パズルみたいな一冊だったのである。 | ||||
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J・ディーヴァー氏が007を・・等とは最近まで知りませんでした。まさかという気持ちと大御所イアン・フレミング氏の007シリーズと、映画ではショーン・コネリー主演の「ロシアより愛を込めて」以外は正統派007と認めていないからです。そして日本で出版されたのは東日本大震災の約半年後、私は007どころではありませんでした。しかし、しかし、J・Dの007を知ったからには、読まなければ駄目でしょ~~う。スタートから暫くはJ・Dにしては大人しく?あれ?緊張しているのかな?と思ううちに、段々とフレミング氏がのり移り、最高潮!!という段では「ドンデン返し」のディーヴァ氏が本性を露わにし、endとなりました・・大満足!! | ||||
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映画の影響もあるのだろうけど、立ち向かう悪役のスケールが小さいかも。もっと世界転覆とか、核戦争の引き金になってやるとか、荒唐無稽さが欲しいと思った。骨組みは作者らしくしっかりしていて、ハラハラドキドキもたっぷりで一気に読ませてくれた。 | ||||
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内容はともかく、日本語訳は脱帽です。kindle英語版を読みながら、分からないところを読んだのですが、よく訳してあるというのが正直な感想です。内容は警察官ジェームズボンドの物語であってイアン•フレミング描く007ではないと思います。また、リズミカルな展開をしていない点で★一つですが訳の見事さで★4つです。 | ||||
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この話は映画の何作目だったかな。 そんな風に思えてしまうほど、 映画007を一度でも見たことのある人にとって 違和感の少ない小説だと思います。 訳者のあとがきにこうありました。 「1953年にイアン・フレミングが生み出した 世界一有名なキャラクターを、 数百万の読者を失望させることなく 現代に蘇らせること」 フレミング財団のオーダーに応える形で、 本作は生まれたようです。 007基準で本作を見るなら、 完成度はおそらくとても高いのだと思います。 小説基準で本作を見るなら、 満足度はそれに比べると低くなるかもしれません。 日本の有名な作家の本が好きな人にとっては、 細かい点が気になったり、 違和感を覚える点があったりすると思うからです。 二段組みで442ページ。 ボリュームのある一冊です。 | ||||
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面白かったです。 ジェフリー・ディーヴァーは大好きな作家です。 たまにはこの様な毛色の違う作品も面白く読みました。 | ||||
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まず敵が弱い。 もっと黒幕がいるのかと思った。 次に主人公が強くない。 この作者、運動できる人を書かない方が良いかもしれない。 最後に、意外性が少ない。 これは、もう仕方ないか、読む方の問題か。 初めて読むジェフリー・ディーパーが今作なら楽しいでしょう。 | ||||
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プロットから展開、終結まで期待外れです。同氏の従来の作品には綿密に練り上げたテーマがあったのですが、シュレッダーにかかった文書からの極秘事項の拾い出しは、ありえないことではないがちょっと安易にすぎず。軽すぎではないだろうか? それとも従来の 007 と食え阿部て、遊びのセンスが少し足りないのかも? | ||||
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アメリカ人であるディーバーの描くジェームズ・ボンドは、何となく緩かった。ディーバーの作品なので、もっと極悪な知能犯が出てくるのかと思ったが、そうでもない。ボンドも追いつめられてはいない(と思う)。それでも、読み進めるうちに魅力的になっていくボンド。映画の007を思い浮かべながら読んだ。緩いどんでん返しもあり、楽しめた。 ディーバーに期待しすぎなければ面白いと思う。 | ||||
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色々意見はありますが、止まる事なく楽しめました。どのボンドを想像して読んでも楽しめます。 | ||||
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評価はわかれていますがディーヴァー未読者としては中々の快作だと思います。 内容はまさに現代版ジェームスですねスマホ、、、、僕も欲しいです。気に入った点はやはりガジェット!!!!! 装備が少なくが大げさではないところがフレミング版ジェームスと重なります。 唯一難点をしめすとすればピンチを簡単に切り抜けすぎるというところでしょうか!? フレミング版は怪我が痛々しい描写がリアルに響いてきますが、本書ではなかなか痛々しさはありませんでした。 しかし正義感が強いボンドにはとても好感がもてました!!!!!!映画版で言うと、、、、ティモシー・ダルトンかな。冷徹なマスクの下の熱血漢が隠しきれていません。 次回作も是非ディーヴァーに書いて欲しいです。 後、次作ではJAGUAR Etypeのエンジンに火が入ることを切に願います。 | ||||
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J.Dの作品は殆ど読んでいますので、007は読むのは後回しにしてきましたが 最初の展開は問題なかったのですが、時間を割いてまでは読む気も起きず 他の作品と比較して個人的には書評や横帯ほどいい作品とは思わなかった。 | ||||
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読書家で有名な爆笑問題の太田さんがTVで絶賛してたので、 本屋を探したけど見つからず、アマゾンで購入しました。 展開が早く、ボンドアイテムにスマートホンを使ったりして 現代にマッチしていて、合わせて大人の雰囲気もあり、おもしろかった。 | ||||
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あのジェフリー・ディーヴァーがイアン・フレミングが想像した007、ジェームズ・ボンドものを書いたとあったら、読まねばならない。結局、元祖にはかなわないのだろうなって思ったとしても... 最近のジェフリー・ディーヴァーの作品は、凝ったプロットで、終盤のどんでん返しが特徴だと思い、この作品もそうだと思ったら、予想外に中盤ぐらいでストーリー展開が読めてしまった。ネタバレになるのであまり書けないけど、まぁ、そうだろうなって感じで終わってしまったのがちょっと不満。ボンドシリーズにそういう凝ったストーリーを期待してはいけないんだろうが、ディーヴァーの作品としては物足りなかった。 それ以上に残念なのは、ジェームズ・ボンドの魅力のなさ。元祖のイアン・フレミングが想像したジェームズ・ボンドの魅力(多分に映画の影響もあるのだろうが)こそが、このシリーズの魅力の中心だったのに、このディーヴァーのボンドは顔が見えないんだよね。 ただ、読み物としては普通に面白いけど...やっぱり元祖にはかなわない? | ||||
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誰もが知ってるジェームス・ボンドをリンカーン・ライムシリーズのディーヴァーが書いた。 最初にこの本の内容を聞いたときには正直びっくりだった。 本作はイアン・フレミングの版権管理会社が直々にディーヴァーにオファーを出したもので、 ディーヴァーの「獣たちの庭園」がイギリス推理作家協会から「イアン・フレミング・スティール・ダガー賞」を 受賞したのがきっかけで、ディーヴァーに白羽の矢が立ったらしい。 なるほど、確かに「獣たちの庭園」の頃のディーヴァーであれば、それは納得できるのだが・・・・。 まず往年のジェームズ・ボンドの熱狂的なファンからすれば、確かにこれは物足りないだろう。 懐かしいキャラクターが登場するとは言え、ディーヴァー流にデフォルメされてしまっている。 何よりボンドのキャラクターが最後までイマイチよく分からない。 セクシーといえばセクシー?でもちょっと違う。クールといえばクール?でも何か違う。 一方で、ディーヴァーのこれまでの小説の各キャラクターとは微妙に似通ってたりする。 アメリア・サックスが「男」になって「スパイ」ならこうなるだろうな、と。 かと言ってディーヴァーの絶頂期の頃の緻密なストーリー展開や二重三重のドンデン返しが あるわけでもない。どちらかというと淡々とストーリーは進んでいく。 むしろ「映画の原作としてならよくできてる(映画化のことをよく考えてある)」と言ったらいいのか。 映画の007シリーズというより、雰囲気はトム・クルーズのミッション・インポッシブルを意識してる感じ。 「ジェームズ・ボンドファンにもディーヴァーファンにも、両者に満足してもらえる作品を」と、 ディーヴァーはインタビューで答えているが、まぁ確かにその通りだろうけど、でもそれはとてつもなく 難しいことだと思う。チャレンジしているその精神は賞賛に値するが、それが成功して実を結んだかどうかは・・・ 読み手によって違うと思う。少なくとも自分は「惜しい」と思ってしまったが。 どんなピンチに陥っても、実は事前にそう予測していてこういうスーパーツールを持ってるいて、 こうやって解決するんだぜ・・・・話はそういう展開で進んで行く。 まさしくこの辺りはリンカーン・ライムシリーズと共通と言える。 (犯人の先々を証拠から推理していくライムやサックスと、本作のボンドが重なる) 一方、ボンドってスムーズでクールなんだけど泥臭くて・・・といった印象があるのだが、 読んだのはもう何十年も前なので・・・・今度機会を見て、もう一度フレミングの作品を読み直してみよう。 そう、ディーヴァーがボンドではなく、全く新しいキャラクターとしてこうしたスパイを作り上げ、 この作品を発表していれば誰もが納得しただろうに・・・とは思ってしまう。 過去のディーヴァー作品を読んでいて、この作家の特徴を知っていれば中盤くらいで 真の黒幕に気がつくだろう。この辺りは既にディーヴァーはワンパターン化、マンネリ化に 陥ってると言っても過言ではないだろう。初めてディーヴァーを読む方であれば、 このストーリーのプロットはそれなりに楽しめる、とは思う。 個人的にはディーヴァーの作家としての旬はもうとうに過ぎている、と感じている。 それで今後も本作のようなこの水準を保ってくれれば彼の作品を読み続けるが、 前作及び前々作の「ロードサイドクロス」や「ソウル・コレクター」のようなレベルの作品が今後も 続くのであれば、少なくとも自分はもう読まないだろう。 それでも本作はジェームズ・ボンドという「非常に難しい題材」をディーヴァー流に書いて、 読み物としては純粋にある程度のレベルには仕上げた、という意味では非常に好印象だ。 何も考えずに読めば「面白い」のは間違いない。 ただ「ボンドはこんなんじゃない」とか「スパイ小説はもっとアクションがあって・・・」なんて 考え出すと急激に小説としての面白さがしぼんでいく、そんな作品であると感じた。 ボンドの次作は現段階でもまだ決まってないようだ。本人は続編を書く気満々のようだが、 (そのための伏線も随所に張ってある)こればっかりはフレミングの版権管理会社次第なのであろう。 次作があればまた読んでみよう、とは思う。でも無くても別に落胆はそれほどしない・・・かな。 | ||||
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あのジェフリー・ディーヴァーが007の新作を書いた−−と、言うことで、どんな工夫が凝らされているのか、興味津々であった本書ですが…。 【作品の舞台について】 007の追跡する犯人と目される人物が、イギリス国内に戻っていた…ということで、イギリス国内が重要な活動の場所になるのですが、これはなかなか面白い趣向だと思いました。 007の管轄は、イギリス国外なので、国内では、他の情報機関に阻まれ、せっかくの「白紙委任状」が「灰色委任状」になってしまう…という訳。 ただし、国外での活躍も描かれます。 その中でちょっと残念なのが、「ドバイ」。 映画で、007並みの人気を誇るスパイシリーズ「ミッションインポッシブル」の最新作「ゴーストプロトコル」(2012年日本公開)で、トム・クルーズがドバイのシンボルタワー「ブルジュ・ハリファ」に登ってしまってます。 本作品もいずれ映画化されるのでしょうが、「ドバイロケ」には工夫が必要でしょう。 【タイムリミットサスペンス】 本書の章立ては、「日曜日」から始まって「金曜日」までの6日間が描かれます。 日曜日に007が活動を開始した任務は、「金曜日に起きると想定される攻撃計画を阻止する」というもの。 つまり、一週間に満たない短い日数で、その計画の内容と犯人を探らなければならないという、タイムリミットサスペンスな訳で、これは著者らしい趣向です。 でも、リミットに向けての緊迫感がもっとあっても良かったかな…という感じで、ちょっと残念な印象でした。 【俺?】 本作品で、007は自分のことを「俺」と称しています。 これって、何だか007のイメージ(英国紳士)と違うような気がするのですけど…。 「私」を使うシーンもあるので、外見を装うのに使っているのかとも思いましたが、同僚との会話は「俺」ですし…。 イアン・フレミングの小説は読んだことありませんが、映画版では、普通に「私」だったような気がします…。 | ||||
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Q特製のスパイ用品はなんとスマホ!ボンドは「盗聴」などさまざまなアプリを使いこなす。また、悪役もシュレッダーの書類投入口にカメラを仕掛けて、裁断しなてはならない機密文章を「自動的」にスキャンするし、当局も膨大なメールを傍受して解析するなど、当たり前といえば当たり前の超現代的な情報戦となる。 もちろん、ロンドンを拠点にセルビアやドバイ、南アフリカを飛び回り、カーアクション(本作はおもにスバル!)や銃撃戦、ウオッカ・マティーニ、お約束の美女などシリーズとしての決まりごとを守ったうえでの小説なので、ファンも自分の創造のなかで自由に「映画化」できる特権を確保できる。 どうにも理解できない翻訳が1つ。「ダンは、凶暴さを内に秘めた『日本の闘魚』を思わせた。」調べたら、タイの熱帯魚で「琉球闘魚」という品種もいるようだが?これは、作者の誤解をそのまま忠実に日本語訳にしたのだろうか?それとも、イギリスでは「闘魚」は「日本産」と信じられているのだろうか?どちらにしても「闘魚」自体見たことがない・・・。 | ||||
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タイトルと作家を見て即購入。欧米のレビューだと厳しいようだが、作品としてはとても面白かった。ボンドもここ最近の映画のボンドよりは、従来のボンドに近いイメージ。映画化するなら主演はダニエルクレイグよりピアーズブロズナンのほうがあってそう。昔からの007好きにお薦め! | ||||
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