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ダークゾーン
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ダークゾーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全140件 101~120 6/7ページ
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他にもたくさん書いておられるようですが、筆者の本は初めて読みました。面白かったです。 ネタのひとつである永井豪のマンガを評者も読んだことがあります。記憶が定かではありませんが、それよりもゲーム性が高いと感じました。 欲を言えば、もう少し駆け引きの部分(戦略の部分)が多くても良いような気がします。また、パラレルで書かれる物語で、もう一方の物語のオチが途中で見えてしまい、少し残念でした。 | ||||
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貴志さんの作品は全部読んでいますが、いまひとつ面白さがわからなかったのがこの作品。 バトルのベースは将棋をモチーフにしているらしいのですが、将棋やチェスの駒の動きを 記述でやられてもいまひとつピンと来ません。 私が将棋に詳しくないせいもありますが、将棋の達人なら面白いと感じますか? ダークゾーンという異世界でのバトルと現実でのミステリーが交錯していく物語ですが、 どちらも中途半端な感じがいなめません。 特に、ダークゾーンに登場する人物のキャラクター名が漢字に当て字を振ったもので、 しかも太字になっているため、最後までなじめませんでした。 (細かいことですが、文字のスタイルやポイント数は物語の印象を決める大切な 要素だと気付きました) これ本当に貴志さんが書いたものなの?ゴーストではないの?と疑いたくもなるような 質の低さです。最近、いろんなジャンルに意欲的に取り組んでいらっしゃるようですが、 時々ものすごくつまらない作品になっていることがあります。 質の低い作品の出版は作家の値打ちを下げるのではないでしょうか? どれだけつまらないか読んでみるのは良いかもしれませんが、買う必要はないと思います。 『クリムゾンの迷宮』や『新世界より』のような奇想天外な物語の拡がりは期待できません・・ | ||||
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作品そのもの、エンターテイメントとしての面白さは申し分ありません。 読み出したらとまらず、不思議な世界観にのめりこんでしまいますので、夜読み始める場合は要注意です。 ただ、エンターテイメントとしては面白くても、クリムゾンの迷宮のような恐怖感はなく、ホラーとして読むものではありません。 ファンは必読ですが、貴志氏の作品としては、主人公に思い入れし難いこと、新世界や天使、クリムゾンといった作品と比較すると、どうしてもディテールに劣るという点で、五つ星級ではないとの結論で4つとしました。 | ||||
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基本的に、仮想現実でのバトル描写と主人公の現実世界との描写を交互に描いて いく形式ですが、他の方の指摘通り現実世界の描写に意味を感じなかった。 最後の最後でこういう秘密が!と思わせる布石であると期待しましたが、結局は読んでいる途中で○○オチ であることが簡単に分かってしまう。そして激しく鬱になります・・・。 厳しい書き方をしましたが、なんだかんだで楽しめるし読んで損をする事はないと思います。 似たような設定の小説は多くあると思いますが、その中では間違いなく上位にある作品です。 | ||||
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読み終わったときに、なんて後味が悪いんだろう、と思いました。 せっかく仮想現実のゲームをメインにしているのですから、ハリウッド映画みたいに、もっとスカッとした展開にすればいいのに、と思います。 | ||||
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貴志佑介さんの作品は情報量が多く、ストーリーが緻密で、想像力を掻き立てる文章力に惹かれ毎度楽しく読ませてもらってます。しかし、今回はその中のストーリのおもしろみが乏しく、全然すっきりしない読了感が残されてしまいました。貴志さんの作品の中ではあまりおすすめのできるものではありません。 | ||||
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文章が火を噴くのではないかと思わせるほど、苛烈な戦闘シーンに満ちた作品だった。 500ページ近い大作だが、一気に読ませるパワーは、さすが貴志祐介の専売特許。 しかし、エンディングに近付くにつれ、いや増す不安感。 あとこれだけのページ数で、この理不尽極まりない世界観に結末をもたらせるのか。 そしてエンディング。私は目を疑った。まさかと思った禁断の結末を、正面切って見せられたのだ。 読み終えたあと、私の頭はしばし以下の情景を妄想しフリーズ状態に陥った。 ・・・貴志の書き手は、苛烈をきわめた。 俺には、ここまで激しい小説が書けたのかと、自分でも意外に思うくらいだった。 貴志は、深呼吸すると、キーボード横に置いてあったボトルのウォッカを飲み干した。 一気に、書ききってやる。 貴志は渾身のエンターキーを放つ。 そのとき、澄んだ打鍵音の中に、ほんのわずかな異音が混じった。 貴志の呼吸が止まった。 想定していた筋書きの中に、一箇所だけ、致命的な読み抜けがあったことに気がついたのだ。 俺は、作品の結末を考えていない・・・。 頭からざっと血の気が引き、心臓が狂ったように激しく動悸を打ち始めた。 馬鹿な。俺は、こんな単純なミスのために、みすみす作品をふいにしてしまったのか。 キーボードを凝視する貴志の目には、さらに信じがたいものが映っていた。 今打ったばかりのエンターキーが、縦に真っ二つに割れているのだ。 真っ二つになったキーは、作品の結末だけでなく、無残に砕け散った貴志の未来をも暗示しているようだった。 まだだ。まだ・・・。 この終盤で結末を考えていなかったのは痛いが、あの手を使えば、まだ粘れる。 貴志は、禁断の結末を書き込んだ・・・。 | ||||
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無人島で、将棋のようなルールで戦いを命じられる。何故、ここにいるのか。何故、戦わねばならないのか。生死をかけた壮絶なバトルが繰り広げられる。 「クリムゾンの迷宮」と同系列の作品と評されてる方が多いが、私は全く違う印象。 クリムゾンは飽くまで現実世界での物語であり、こちらは完全に非現実世界での物語である。 何度でも生き返ることが出来たり、ギリシャ神話に登場する生き物が出てきたり。 設定がシミュレーションゲームによくあるもので、特に「Halo wars」に限りなく近い。 当然かもしれないが、バトルシーンの面白さがゲームに完全に負けている。描写が雑で、誰でも考えられるような展開になっていて、ひねりが欲しかった。 貴志氏といえば、人間の極限に追い込まれた時の真の恐怖を書く天才だが、この作品はゲーム特有のリセット可能という点で恐怖感がだいぶ薄れ、失敗だったと言わざる終えない。 | ||||
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貴志祐介の新作「ダークゾーン」はそれなりに楽しく読めはしたが、本当の実力はこんなものではないはずだという気持ちが強く残った。 この作家のスタイルは作品のテーマとなる事柄について事前にかなり情報を蓄積させ、その情報が発酵して化学変化を起こすのを待って作品の骨子を考えるような印象があるが、本作のテーマである「将棋」に関しては発酵がまだ不十分で、ストーリーに驚きを生み出すほどではなかったように思う。登場人物が強制的に理不尽なゲームに参加させられるというプロットは「クリムゾンの迷宮」と似ているが、「クリムゾンの迷宮」ではゲームの目的と舞台となった「火星」にきちんと決着をつけているのに対して、本作では「ダークゾーン」の正体にあいまいな説明しかなされていない。その点も評価を下げる要因になっている。 おそらく今回はルールの裏を読み互いに出し抜き合うゲームのスリル感を主に描きたかったのだとは思うが、そもそもルール(駒の役割)が複雑なので戦略に関して「目から鱗」の知的な驚きが得にくいことも構造上の欠陥だ。この点ではシンプルなジャンケンをテーマにしながら話が二転三転した傑作「カイジ」の方がずっと優れている。 前作「悪の教典」では自分の利益となるように他人の行動をチェスの駒のようにコントロールするキャラクターが描かれていたが、そのゲーム性の部分を強くしたのが本作だとも言える。方向性は面白いと思う(「悪の教典」は後半少し失速したとは思うが・・)。貴志祐介にはもっともっとその部分を突き詰め様々な設定と十分な化学反応を起こした上で新たな傑作をものにして欲しい。 | ||||
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楽しむポイントは 1.貴志氏の筆力により表現される重厚な戦闘描写 2.戦闘が繰り広げられる虚構の世界は一体の何なのか の2点だと思います。 戦闘描写はTVゲームやカードゲームを連想させるものであるため、 好きな人にとっては面白い作品だと思いますが、 苦手な人は楽しめない可能性が高いと思います。 ストーリーも薄く、私は半分ほど読んだ所で結末の大方の予想はついてしまいました。 また話の展開上、読者を楽しませるために戦闘ルールの情報を小出しにしていましたが、 プロ棋士を目指す勝負師である主人公が全体のルールも確認せず、 行き当たりばったり的に戦うことにも矛盾があるように思え、 主人公への感情移入もし辛かったです。 こちらの作品であれば同じ著者の『クリムゾンの迷宮』をお勧めします。 | ||||
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ダークゾーンと呼ばれる異世界に突如、召喚された主人公達 彼らはその世界では、異能力を持つモンスターに変身させられ、 あたかもボードゲームの駒のように扱われる 獲った敵の駒を自分のものとして使用できる 一定条件を満たせは駒は昇格する 敵のキングを獲ったら勝利する 等々、将棋のルールに多少似ている戦術性の高いゲームの対決の模様が描かれる コミック・福本伸行著「賭博黙示録カイジ」で描かれる「限定じゃんけん」のように、 裏ルール等を駆使し、新たな戦術がつぎつぎと登場し、非常に刺激的だった 「カイジ」の「限定じゃんけん」は、基本ルールはじゃんけなので非常にわかりやすかった しかし、「ダークゾーン」は複雑ルールな為、その分読み応えがあった 味付けとして、ダークゾーンの出来た経緯のようなものにも、軽く言及されていますが、 あくまでも主体はゲームでの対決であった 焦点が絞られている分、話に集中できて良かった ライトノベル的な突飛な設定のファンタジックな作品でした キャラ立ちをさせたら、ラノベだなと思ってしまいました しかし、さすが貴志氏!!! ラノベのなかには、荒い出来のものも多いですが、非常にルールが詰められていました 傑作です! | ||||
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自己チュー男が、実現できない夢ばっかり追い掛けて、現実逃避したって事ですか・・・彼女が一番可哀想でした。 現代人に警鐘を鳴らしているようにも読めました。 しかし、登場人物の個性をもっと出して欲しかったなぁ・・あと、戦闘シーンも多過ぎだし・・作戦が後手後手になる主人公の頭の悪さにもイラッとさせられましたが、これは主人公がこういう人間だからなのでしょう。 前作もそうでしたが、貴志さんあえてそうやってるのかな?読ませるより、考えさせる。モヤモヤを読者に残して、聞いた事に対してうのみにしないで、考えろと。考えすぎかな。 | ||||
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冒頭からバトルの連続です。その合間に回想シーンが入り登場人物たち因縁が明らかとなってゆきます。ストーリーよりも臨場感溢れる頭脳戦に重点が置かれており、刺激やスリルを求める方にとてもお勧めできると思います。また、全体に散りばめられた伏線の使い方が上手い!特に重要でないと思っていた設定に実は重要なエピソードが絡んでいることが判明することがあり読んでいて「なるほど!」と何度も唸ってしまいました。グロテスクな描写は頻出します。苦手な方はご注意を。 | ||||
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登場人物が殺されても、 次の勝負で生き返るので緊張感が半減しませんでしたか? 登場人物に名前をつけた割には、 人数が多い割には一人ひとりの個性があまり生かされてないような気がした。 最初の方の断章でラストの展開が予想できてしまう。 「新世界より」、「悪の経典」に比べたらちょっと残念だった。 | ||||
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まだ途中ですが… 今までの貴志祐介さんの作品とはちょっと違いました なんか、すごくスケールのでかい作品になっています 現実的ではなく、異次元んのような場所で まるで将棋やチェスのように 化け物を操り、勝利を目指す ちょっと変わった内容です それぞれの駒に特殊能力が備わっているというのも いいです 私は、バトルシーンがめちゃくちゃ好きです なんといっても、迫力がすごい!! 各駒の特殊能力もよく使われており、 昇格するという設定もいい 毎回物語の中で昇格するシーンが来ると 心の中でどうなるのかな〜、なんか思って期待してしまいます とにかく、スケールがでかい 迫力がすごい 読んで損する人は 日本中、世界中、いや、宇宙人らしき人でも 絶対にいないでしょう ホント最高です! 次回の作品を期待しています | ||||
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8回にわたって繰り返される異形の戦士達の壮絶なバトル。 その繰り返しの多さにもかかわらず、次々と進化していく斬新な戦法、ピンチの連続とスピード感に、途中でページを捲る手を止めることができない。 この著者の濃密な描写力と読ませる力には、毎度、驚かされる。 巻頭の軍艦島の地図を横に置いて、戦士達の動きを追いながら戦闘シーンを読んでいくと、更に面白みが増すだろう。 一つ注文を付けるとすれば、戦士達の容姿が異様過ぎて、なかなかイマジネーションがわきにくいことから、挿絵が欲しかった。 私の場合、ゴーレムというと、どうしてもドラクエのゴーレムを想像してしまうので、あまりにも本作とイメージが違いすぎる。。。 | ||||
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貴志祐介さんの本はすべて読んでますが、今回も話の展開の早さと無敵の想像力の中に、ぐいっとはまって読んでしまいました。貴志さんのお話の中で色々な戦いの話がありますが、今回の内容は将棋をしっているともって面白く読めたような気がします。 それでもまったくの将棋素人の私でも十分楽しめる内容でした。 | ||||
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この作者は悪の教典しか読んでいないですが、今作を読んでびっくりしました。なんじゃ、こりゃ?カードゲームとか好きなおたくの人が読む本?全くもって意味不明で途中で断念してしまいました…これが面白いと思えない自分の能力が足りないんですかね? | ||||
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貴志祐介は、本当にこういうゲーム小説というか、ルールの設定された世界観の中で展開する物語を書かせると上手い。 しばらく見せなかった作風だけに、興奮も倍増だった。 ただ、固有名詞をゴチック書体にするのは読みやすくなるわけでもないし安っぽくみえるので個人的にはちょっと? | ||||
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ゲームのルールを解説している段階で、小説が終わってしまったような印象を受けます。 この手の話であれば明確なルールが提示されてまぎれのない中で力と力でがっぷり四つみたいな展開を期待したのですが。 後だしでルールや戦略が明らかにされてそれで勝負がつくというのが。 それでも最後まで一気に読ませられるのはさすがです。 ただ、ゲームそのものを外側から切り崩すような貴志流のどんでん返しを期待していたのですが (だからこそ最後まで頁をめくり続けたのですが) 最後までそれはなかった。 あと将棋がわかることは本書の読書に必要ありません。 ハチワンダイバーくらい読んどけばいいかも。 | ||||
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