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(短編集)
いま、殺りにゆきます
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いま、殺りにゆきますの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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本作品も相変わらず厭で過激な話しが盛りだくさんです。個人的には『 峠で壊れて、墓石、だんだん少なくなっていく 』がかなり怖かったですね。狂人&異常者たちの共通点が、僕なりに分かりました。平山夢明の作品はある意味、普通人の人生を“ 助けてくれる ”警告音を発している内容だと思います。平山夢明の作品は人生勉強になります。本作品を読み終わった時点で、平山作品を全て読破しました。何回でも読み返したくなる“ 魔の魅力 ”が平山作品にはあると思います。平山作品を未読の人は、是非とも挑戦してみて下さい・・勇気があれば。以上です‥お粗末でした。 | ||||
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実録系短編集で、平山夢明によって、救いやモラルや正気のない奴らの本当にあったかもしれないストーリーが書かれてます。最低な展開と最高に迫力のある文章力で、あの平山節に惹かれる人ならきっと楽しめるのではないでしょうか。 | ||||
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平山氏の著作を含め実話怪談を好んで読みます。実話恐怖譚は初めてでしたが、ああ、本当に怖いのは幽霊より人間といわれる通り、こういうのもいいなあと思いました。ギリギリ本当にありそうなレベルで。ただ、狂人にアパートの部屋に侵入されて怖い目にあい、その後引っ越しするタイプの話がやけに多かったですね。 | ||||
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げに恐ろしきは生きる人間…そんな都会の片隅に潜む狂気が現出した事例を取り揃えた一冊。以下、秀逸なものを点描。 「峠で壊れて」…事故で体が動かせない筈の彼が何故、先回りしていたのだろうか。彼は失踪した儘だという。 「いらないもの」…乳首をペンチで引きちぎられるとは……その描写もまた……。 「M」…偏執狂でありつつも美学の貫徹にストイックな一面を感じさせる犯人。生身の女性を300針刺繍して廃人にした狂気は別だが。 「蟲」…ゴキブリ袋をかぶせられる……口に絶えず侵入してくる……。 「一階角部屋野天駐車場隣接」…巧妙かつ無造作で、残虐な罠を仕掛けた犯人。手首に巻かれたピアノ線の先は、車のバンパーに結び付けられ…。 「だんだん少なくなっていく」…ペットのパグが、室内犬であるのに何故か不可思議な事故で足を一本ずつ喪失していく。そしてある日、犯人から『あと一本』と電話が掛かってくる…。 今回最凶だったのは、「みっくちゅじゅうちゅ」である。人生につまづいた彼は、段々と鬱屈し、彼女に別れを迫られたのを契機に、遂に発狂する。彼は彼女にナイフを突き付けて、会社に洗脳されている彼女を解き放つと言い張って、ミキサーの中に素手を押し込んでいく……それを飲まされるシーンの描写が更に、凄惨を極める。 本書中には、「セメントいきます」「狂犬」「いま、殺りにゆきます」の様に、安全な筈の自宅で無防備な就寝中に、侵入してきた狂人に突然襲われ重傷を負わされる事例がある。同時にあてにならない警察の実態も描かれている。セキュリティには経済的な限界があるとは言え、最悪な事態を想定して、狂人から身を守る必要性を感じるべき警告の書と受けとめなければならない。此の狂い果てた人の世は、狂人と常人の境目を無くし、普通の隣人が狂人に成り変わる可能性を常に秘めているのだから。 | ||||
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10年ほど前からでもこういったことがあったのかと思うと背筋が凍る思いをするものです。 とはいえ,案外1000年くらい前に遡っても似たような案件があるのやもしれませんね。 こんな変わった人もいるのだと知っておくと、平和ボケには多少は効くのでは? | ||||
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いつも乙一さんの作品を読んでますが、たまには変わった怖さをと思い、購入。 買わなきゃよかった… 実話集ってほんとか!? どの話もぞっとして、活字から主人公(体験者)の痛みや恐ろしさがひしひしと伝わってくるようです。 乙一さんの話は読み終わった後、切なさやほっとした感じ、怖さなど残りますが、この作品はそこはかとなく恐ろしく、不快でした。 大変怖い思いをし、本の役割を果たしていると思ったので★5です。 | ||||
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東京に住む友人たちは、声をそろえて 「ないない」と言っていましたが、 私のような地方に住む人間には、 「東京怖い!!」と震え上がることができました。 窓や玄関の鍵って、大切なんですね。 | ||||
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日常には想像もつかない恐怖があるということを教えてくれる本である。 狂気が外見は普通の人にも潜んでいる。読後は自己防衛について再考させられた。 現代日本はアメリカのように銃による自己防衛が要求される社会になったかもしれない。 | ||||
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何かと評価の高い平山氏の作品、思わず手にとりました。 内容は「狂った人間は怖い!」の一言に尽きます。 私は今まで「幽霊」系の怖い本(「新耳袋」等)を愛読していたのですが そんな私も十分楽しむことができました。 追記・先日アマゾンで「いま、殺りにいきます2」を注文してしまいました。 (衝動買いです。後悔はしていません) 家に届くのが楽しみです…w 最後に、皆さん戸締りには気をつけましょう〜 ※いくら気をつけても、入ってくるときは入ってくるんですけどね、奴等は。 | ||||
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後味が悪いですね。 実話なのでいつ自分に降りかかるかもしれない という恐怖からでしょうか、気持ち悪さが残ります。 在り来たりな作り物のホラーに飽きた人には 良いかもしれないですね。 | ||||
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ちょっとタイトルが微妙な実話ホラー。 36話の短編集。 内容はというと、本当に実話か?!と思ってしまうぐらい怖い内容で、どうせなら実話じゃない方がいいと思う(笑) ホラーっていっても、お化けを見たとか、山奥で天狗に襲われたとか、川で河童と相撲をとらされたとかいう類のものではなく、もっと日常的な、都市的な恐怖。 作中で被害に合っている多くが一人暮らしの女性で、もし自分がそういう状況であれば怖さは倍増どころか23倍ぐらいになってたと思う。 女性の読者の戸締りだの防犯だのの意識を高めるのには非常に有効な本だと言えそうなので(笑)、女性にこそ読んで欲しいと言いたいところだけども、全部読むのはかなりキツいと思うので、基本的には女性にオススメできない。 「あたしは犯罪被害には無関係〜〜♪♪」と能天気な人が考えを改めたい時に読めば良いと思う(笑) 望月峯太郎の漫画『座敷女』のような怖さが好きな人なら面白いはず。 ただ怖さはあれの比じゃないけど・・・ | ||||
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ずっと一人暮らしをしたいと思っていましたが、心底家族と暮らしてて良かったと思いました。 一人暮らしは当分いいです。 それくらい怖かった。 もう次のページを捲るのが怖くて怖くて・・でも次が気になる・・・・の繰り返し。 結局怖いもの見たさで読んでしまうんですけど。 本を読んでてこれほど背後や部屋の中が気になる小説はありませんでした。ゾっとします。 タイトルがちょっと面白かったので買ったのですが、中身は気軽に手を出して読めるような代物ではありません。 実はまだ途中までしか読めてないのです。 怖くてなかなか先に進めない・・・ | ||||
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出版社は違うものの、『東京伝説』の続編的本書。 『東京伝説』シリーズに比べるとボリューム(話の数)が少ない気がしたので☆は4つですが、話の内容はどれもムナクソの悪くなる(あくまで誉め言葉です(笑))ものばかりで、読み終えたあと少々人が嫌いになります。 フィクションかノンフィクションかではなく、『こんな話が現実にあってもおかしくないんじゃないか?』と思わせる平山節が今回も炸裂している一冊だと思います。 | ||||
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平山先生の新刊、楽しみにしてました! 最初タイトルを見たときは、正直ビミョーと思ったんですが(すみません)、良かったです。 後味の悪さ、描写の生々しさ、まさに平山節全開! 誰かが急に入ってきたらどうしよう…と部屋でびくびくして読みました。 やっぱり、お化けよりも人間の方が怖いです〜 読んだことあるような話があったので、☆-1にしておきますが、 ボリューム・内容共に満足です。 | ||||
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平山さんの本をじっくり読むのはこれが初めてだったんですが、物語にスッと入っていける文章構成で、とっても読みやすかったですね。ショートショートという本文構成も、通勤電車内で読むのに丁度良かったです。内容はタイトルから私が想像していたものとは違っていて、都市伝説的なものをまとめたものになっていたんですけど、これが自分の身近にもおこりそうなものだらけで、もう恐いモノ見たさっていうんですか、背筋がゾッとしつつも読み進めてしまう何かがありとても面白かったですよ。小説などをあまり読まないという人にもオススメしたいのですね。 | ||||
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タイトルをみて、好奇心で思わず手にとってみたんですが・・めっちゃ怖かったです。擬音とかも見たことナイ表現なんだけど、なんだか生理的に訴えてくる迫力があって、心臓をジュワッと握られる感じ。こういうの苦手なのに、気付いたら最後まで読んじゃってました。もちろん嫌な汗かいてました(笑) 家でる時の戸締まりが気になるようになる本でした。 | ||||
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