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探偵術マニュアル
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探偵術マニュアルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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本書は、「欧米ミステリー小説界で代表的なアワードの一つハメット賞を受賞しているほかにもSF分野のローカス賞にエントリーされたり、著者ベリーはこの処女作品でファンタジー分野の新人賞を受賞している」なんて宣伝文句に誘われて本書を期待して読み始めたが、読み進むのが苦痛になってしまった。 評者は、読み始めた本は、興味を失っても必ず最後まで読む主義だから、なんとか本書も最終ページまで読み終えた。 物語の時代背景も不明(訳者は十九世紀末からに十世紀初頭と書いていたが)、評者は、大昔に観たB級SF映画を観ているような既視感に襲われた気分で読み進んだのである。 純文学だろうが娯楽小説だろうがミステリーだろうが、自由自在変幻無碍の夢物語を語るのは作者の勝手である。(実際本書では、夢が物語のテーマであった)。 翻訳者は、あとがきで、“ファンタジー+ミステリ”というジャンル横断的作品であり、過去の幻想小説の傑作から多く影響を受けた高尚な作品になっていると書いていたが、評者にとって目新しくも新鮮さも感じない作品で、著者の処女作と知ると次作を読む気にはならないというのが本音の感想である。 が、本書を楽しく読んだ人と評者とは全く好みが違うだけなら、ジャズ愛好家がヘビメタ聴く違和感と言ったほうがいいかもしれない。 ジャズ好きでもヘビメタのいい曲は好ましく聴けますがね・・・。 それとも翻訳本でなく原書で本書を読んだら「ハメット賞」受賞作という高邁な作品の真価を知ることができるのかな? | ||||
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本書は、「欧米ミステリー小説界で代表的なアワードの一つハメット賞を受賞しているほかにもSF分野のローカス賞にエントリーされたり、著者ベリーはこの処女作品でファンタジー分野の新人賞を受賞している」なんて宣伝文句に誘われて本書を期待して読み始めたが、読み進むのが苦痛になってしまった。 評者は、読み始めた本は、興味を失っても必ず最後まで読む主義だから、なんとか本書も最終ページまで読み終えた。 物語の時代背景も不明(訳者は十九世紀末から二十世紀初頭と書いていたが)、評者は、大昔に観たB級SF映画を観ているような既視感に襲われた気分で読み進んだのである。 純文学だろうが娯楽小説だろうがミステリーだろうが、自由自在変幻無碍の夢物語を語るのは作者の勝手である。(実際本書では、夢が物語のテーマであった)。 翻訳者は、あとがきで、“ファンタジー+ミステリ”というジャンル横断的作品であり、過去の幻想小説の傑作から多く影響を受けた高尚な作品になっていると書いていたが、評者にとって目新しくも新鮮さも感じない作品で、著者の処女作と知ると次作を読む気にはならないというのが本音の感想である。 が、本書を楽しく読んだ人と評者とは全く好みが違うだけなら、ジャズ愛好家がヘビメタ聴く違和感と言ったほうがいいかもしれない。 ジャズ好きでもヘビメタのいい曲は好ましく聴けますがね・・・。 | ||||
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