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イマジン
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イマジンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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突然過去の新宿に放り込まれ父のアパートを訪ねる。独身の父にあい友達になるが自分のことは隠す。 また現在に戻り再び父にあう。父はその時。話の組み立てがいいですね。 過去の世界のだささが強調されていますがこれはいつの時代でも同じなのにと思いました。 私も生きているうちにひ孫と話してみたい。ひ孫が58歳の時にここの今年中に来てくれたら同い年や。 正体を見抜き「わしがひい爺ちゃんなんやで。知っとるやろ」と言って未来へ帰さない。そのまま。 | ||||
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いやあ、めっちゃ面白かった〜。 タイムトラベル物のツボを、プチプチを潰すように次から次へと攻めておられた。667ページのブ厚さは、まるで漫画のように軽快に読み進められましたよ。 ただ1つ残念なのは、所々に伺えた言葉遣いの違和感。1ページ目から「ムカつく」「うざいな」といった単語が多用され、60歳の筆者が頑張って若者言葉を使いこなそうと努力している姿を想像すると、なんだかいたたまれなくなるのだ。 まあ、そんなのもこのブ厚さの前には薄まって消えてなくなるんですけどね。 | ||||
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タイムスリップものって、何故か読後感が切ない。実際にはあり得ない話だからだろうか。 ありがちなタイムスリップものだが、そこに清水氏独特の世相感が盛り込んであり、697頁をすんなり読めた。 年をとって子供の頃の父の気持ちを想像できるようになった。決して大きな人ではなく等身大だったのだ。今の自分のように迷ったりうろたえたり・・・・・。 だったら、もっと若い頃の父と友達として接してみたらどうなんだろうか? 若い頃の父に会いたい気持ちはあるが、若い頃の母に会いたいとは思わない、なぜなんだろうか? | ||||
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20歳の翔悟の、父への苛立ちと、若き日の父の意外な純粋さへの親近感。 どちらにも共感できた。 父親と同世代の私にも、若者の言い分に納得する。 今どきの若者・翔悟の意外な純粋さにも、心洗われる。 | ||||
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タイム・スリップを取り上げた作品を、失われし他者への思いを描いた作品と、失われし自分自身の時への思いを描いた作品とに分けるとすれば、前者には、例えば、山田太一の「異人たちとの夏」、東野圭吾の「秘密」や、小説ではありませんが、クリストファー・リーブが主演した名画「Somewhere in time」が挙げられると思います。 「イマジン」は、まさに、後者の代表作だと、興奮して読みました。自分自身の過去に、多かれ少なかれ後悔の念を持っている人にとっては、過去の過ちや必ずもベストではなかった選択をどうとらえればよいのか、深く考えさせられるストリー展開になっていると思います。 言葉で、「過去を悔やんでもしょうがない、これからのことを考えよ」と言うことは簡単ですが、そのことを、どんな心持ちで、行っていけばいいのかということのヒントを、ビシビシと伝えてくれる作品です。 その意味で、一度でも過去を悔やんだことのある人の全ての人に、読んでもらいたい作品です。 | ||||
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