迷宮
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.50pt |
迷宮の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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一つの事件を複数の視点から見た・・・というとありがちな話ですが、 | ||||
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最初こそ猟奇的殺人事件を元にストーリーが展開して関係人物の証言から犯人や被害者の人物像が書かれていてまあまあ読めるけど、病院の実験室になり治療と称してやり取りするようになり中盤から終盤にかけてネタバレ感が半端ない上、供述調書のあたりからクドイ。進展がほとんどなく謎解き要素もない、捻りもない、繰り返し状態でウンザリ。 最後もハッキリ決着着けない曖昧な終りで残念。 | ||||
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記憶喪失の人物(読者には性別さえわかならい)が、いろいろな資料を見せられて、「自分は誰なのか」を思い出せ、と言われる話です。 つまり設定は「ドグラ・マグラ」そのもの。しかし謎の魅力でぐいぐい読まされてしまいます。 終わり近くで主人公が自分が誰か推理するときの手がかりが秀逸。「これはやられた!」と思いました。 アイデアは優れているのですが、肝心の事件があまりに通俗的、家族の性格など設定が紋切型で、「適当なところで手を打った」という感じがすごくします。 ということで非常に面白かったのですが「もう少しひねれば傑作になるのに」感が強く、星4つとさせていただきました。 | ||||
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捻っているようで捻ってないような、なかなか評価に迷うミステリー。テーマとなる猟奇殺人事件は興味深いのだが… 24歳のOL猟奇殺人事件を巡り、ひとりの記憶喪失患者が、治療という名の元に犯罪記録、週刊誌の記事、手記を読まされる。 解説で茶木則雄が古今東西の名作と比較し、このミステリーについて語るのだが、そこまでの作品ではないように思う。 | ||||
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作者の歴史パスティーシュ物を愛好しているのだが、本作にはガッカリさせられた。本作執筆当時に流行り始めた(と思われる)ストーカー犯罪を題材としたリドル・ストーリーなのだが、底が非常に浅く、読み応えが全く無かった。幾ら何でも、もう少し工夫の仕様があったと思う。 世の中で起こる出来事(特に人間心理)の真相を知る事の難しさ(「藪の中」と同じテーマだ)、作家としてそれを把握する事の更なる困難性を訴えたかったのかも知れないが、読んでいる方は消化不良を起こすだけ。同情など覚える筈もない。作中に登場する"書けない作家"が、作者自身とダブって映る様では、作者にとってもマイナスとなってしまう作品ではないのか。 | ||||
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ものすごく大雑把なジャンルわけをするとすればミステリーといった分野でしょう。 ただ、帯にもあったような「とてつもない一冊」とは到底思えませんでした。 小説の形をとって、ひとつの事件を追って他人の考えは他人には理解できない。正確な事実なんて存在しない。といったことを言っているだけです。 ほとんど同じ内容のことを何章にも渡って続けられ(微妙に新事実が出てきたりしますが)、途中からだれてしまいました。 真相も「ここで終わり?」と肩透かしを食らいました。 タイトルどおり迷宮です。ゴールはありません。小説としてのミステリーを期待しないほうがいいです。 | ||||
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