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(短編集)

赤い糸の呻き



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤い糸の呻き
赤い糸の呻き (創元推理文庫)

赤い糸の呻きの評価: 3.50/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

ノンシリーズの短編集第3弾

西澤氏のシリーズではない単発の推理短編を集めた作品の第3弾。
最近の雑誌媒体に掲載された本格推理路線の短編が収録されている。
いずれの短編も短いページ数にツイストの効いたプロットが織り込まれており、標準以上の出来である。
目玉は表題作で、石持浅見海氏の初期短編であるエレベーター内での密室殺人に触発されて書いたということであり、西澤氏ならではの世界最小の密室殺人が味わえる。
赤い糸の呻きAmazon書評・レビュー:赤い糸の呻きより
4488024807
No.3:
(4pt)

読みやすいです。

相変わらず読みやすいです。シリーズものではなく、テーマも重くはなく、短編集ではある為、西澤作品初めての方にもおすすめです。文体は軽く意外にするすると読めてしまいます。

この作者独特の論理、推理のレトリックは健在で、だまされたような気分で納得してしまう展開はこの人のお家芸といったところ。

作中の一篇は読者への挑戦として、犯人当てに挑戦できます。自信のある方は是非とも挑戦してみてください。自分は見事に外しました…。西澤作品はそれなりに読んでいますが、この人の論理展開の仕方は、この作者独特のいい意味でずるさというか、そういうふうにもってくるのか?!は今作でも健在です。

結末の意外性が売りではなく、もつれた糸を地道に解きほぐしていくような、長い事消えていたものをある日突然見つけたような、渋〜い楽しみを読後に感じます。
赤い糸の呻きAmazon書評・レビュー:赤い糸の呻きより
4488024807
No.2:
(4pt)

超能力も幽霊も時間の乱れもないけれど、、、あ、幽霊あったわ

ノンシリーズ短編集。
「お弁当ぐるぐる」「墓標の庭」「カモはネギと鍋の中」「対の住処」「赤い糸の呻き」の5作が収録。

 都築道夫氏へのパステューシュである「墓標・・・」は別として、なかなかユニークなキャラクターを造形しているので、同じキャラで何作もできそうである。(実際には、すでにシリーズになっているのかもしれない)

 作者得意のあり得ない設定の世界ではなく、ノーマル世界のミステリで、謎解きもなるほどと納得できるものになっている。

 あっという間に読めてしまうので、新作に飢えた私には、何だかもったいない気持ちになる。
赤い糸の呻きAmazon書評・レビュー:赤い糸の呻きより
4488024807
No.1:
(4pt)

安楽椅子探偵ものが好きなら

発売日を待ちわびて、到着してすぐ読み始めました。面白いです。
特に安楽椅子探偵が好きな方ならオススメです。表題作「赤い糸の呻き」は書き下ろしだそうで、最近話の持って行き方が強引だなぁと思ってハラハラしましたが、前作の「必然という名の偶然」より、強引さは自然な感じです。読み終わるのがもったいないなと思いつつ、いつも夢中になって読み終わってしまいます。

赤い糸の呻きAmazon書評・レビュー:赤い糸の呻きより
4488024807

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