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絆回廊 新宿鮫Ⅹ
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絆回廊 新宿鮫Ⅹの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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今まで新宿鮫シリーズに登場してきた人物が総出演といった感じだが、同シリーズの他作品と比べると内容的に薄っぺらい。 もし、これからこのシリーズをお読みになるのでしたら、一番最後にすべきであろう。 | ||||
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最後の鮫島とのことでしたが、第1巻から比較して小さくなった感じで締めくくりはむつかしいものか? | ||||
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え?終わり?これで終わり? 「to be continue」だから、いいの? シリーズだから、これでいいの? 馬鹿にしないでくださいませ、でございますです! じゃなかったら、定価500円にしてくださいませでございます。 古本屋の105円コーナーで買えたら、買っても良いんじゃないでしょうか? 1日読み、読み捨て本としては、もちろん「水準」には達していますが、それにしても、なんなんですか? 日本人作家のこの、とくに構成に対する「推敲」や「工夫」のウスサさは? マーケット? 人気作家で、人気シリーズで、ファンがついているから、作家の気が向いて年に2〜3冊の数をだせば、固定的に売れる?そのほうが、売り上げを読める?あまり1冊にこだわっている時間なんかない? (引退してしまえ!編集者も!) そりゃそうだろうけど、それでいいんですかね? 「新宿鮫」ですよ。「新宿鮫」なんですよ。 だったら、他の仕事して金を稼ぎながら、「新宿鮫」だけは、プライドかけて、何年待たせても伊達じゃあないなと思わせるまで、じっくり書いてください。 少なくとも私は、同時代のライバルだけでなく、オールタイムのライバル(チャンドラーとか、鬼平には遠く及ばないまでも…)と比較しても、「新宿鮫」はお気に入りのシリーズでした。まだまだ将来性はあると思っておりましたのでございます。 でもでも…。 大沢さん、ほんとうに、飽きたのなら、『鮫』もうやめてもいいですよ。 と、結果的に思いました。 (ああぁ、ま〜た腹が立ってきた。) | ||||
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大沢在昌の作品の出来には(私的には)結構むらがあり、 『心では重すぎる』や『ザ・ジョーカー』の様な☆☆☆☆☆もあれば 『魔物』や『パンドラアイランド』の様な今一歩の作品も少なくない。 従って、新作が出ても読んだり読まなかったり…。 それでも、やはり新宿鮫シリーズは別格で、“'I”から欠かさず読んでいたが 果たして“X”はどうなのか? はっきり言って、残念な出来である。 鮫島の行動や言葉にさして熱いものは感じられず、“晶”との会話もままごとじみている。 “桃井”はあっさりと姿を消す…。 そもそもあの孤高で、反骨精神にあふれ、タフな、そして熱くて熱い心を持った鮫島はどこに行ってしまったのか? さらに、なんといっても鮫島と対決する犯人?達の魅力が薄い。 たとえ狂気に満ちた犯人であってもその存在感は重く輝いていた。 例えば『毒猿』にしても『無間人間』にしても… それに比べ本作に登場する殺人犯もやくざもゲイも中国人も何と魅力のないことか… また、新宿歌舞伎町の風俗を描くことで世情を問うと言ったテーマ性も希薄だ。 新宿署の面々に同情すら買うようになってしまった鮫島は果たしてこれからどこに向かうのだろうか? | ||||
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新宿鮫です。久々の、新宿鮫です。 やはり、いままでより面白いものを期待するのが、 読者として当然でしょう。 ところが、私が今回なんとも納得できなかったのが、 悪役の魅力のなさ、です。 今までの「木津」君とか「真壁」君とか、魅力がありました。 悪として、一本通っている、というか。 ところが今回の犯人さんは、自分の思い込み・勘違いから スタートしているので、ただの「おばかさん」という感じで、 少しも同情できないし、感情も入っていかない。 シリーズの中で一番面白くなかったのが、その点です。 そして、他の方も書かれているように、薄っぺらい感じが 否めません。 なぜか。 それは、私自身が「新宿鮫シリーズ」に何を求めているか 分からなくなってきたからかもしれません。 もともと、ありえない・荒唐無稽なところが 新宿鮫のおもしろさだったのに、今はリアリティも求めている 自分がいて、よく分からなくなってきてしまいました。 初期の、作者の突っ走り感とともに、何も考えずに自分も 怒濤のように読み進めて突っ走っていた頃が 楽しかったなあ。 でも、もし次回作が出たら、読みます。必ず。 大沢さん、がんばって下さい。 | ||||
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定評がある新宿鮫シリーズを初めて読んだ。 新宿が舞台の刑事モノ、ハードボイルド、ヤクザ社会、 マフィア、論理的・合理的でない義理人情、生と死・・・。 なんとなく、展開が予想できるような気がして、 敬遠してた次第。 展開や構成、文脈等の完成度は高いのだが、 やはり、事前予測と相違なかった。 孤独な一匹狼が、鋭い視線で、命をいとわず活躍する 爽快感、人のつながりの妙と運命、裏社会の経済倫理、 信じる者は裏切られるデフォルト・・・。 第1作から読んでないので、印象が強く伝わってこない のかもしれないが、既読感が過った。 もともとこういったジャンルの作品は、拙私の好みじゃ ないことも評価が低い理由なのだろうが、プロットの キモが、なぜかすべて一つに収束してくるところが なじめない。 また、警察用語や略語に対する、しつこい棒点も、 バカにされているようで、読みにくい。 一度出てきたら、読者はその後も理解できるはず。 概して、ファンには申し訳ないが、このシリーズを また読んでみたいとは思えなかった。 | ||||
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