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あきらめのよい相談者
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あきらめのよい相談者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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早い発送で本も綺麗でした | ||||
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4作から成る短編集で、法律事務所に勤めるイソ弁の主人公が遭遇した不思議な事件などを、友人のコーキが推理します。 作者が法学部出身なので、法曹界の実情などは読みがいがありましたが、主人公の言葉に冷たいものを感じ、感情移入ができませんでした。 とくに4作目では、 「 今までつまらん相談で苦労させられて、やっとまともな事件になった途端に他の弁護士に横取りされたらたまらんなあ 」 という発言があり、それに対してコーキは、 「 弁護士ってもっと志の高か仕事やなかとね 」 と言うのです。 もう少し魅力ある登場人物の設定を望みたいものです。 この4作目は、真相がはっきりと明かされていないのも辛いですね。 それでも全体的には読みやすいと感じる作品ではありました。 | ||||
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1995年に出た単行本の文庫化。 若手弁護士を主人公とした短編集。タイトルも、なるほどガードナー風だ。しかし、内容はガードナーとは大違い。法廷での丁々発止のやりとりは(ちょっとしか)なく、地味な法律相談に答えているだけ。しかし、著者自身が弁護士ということもあり、法律の知識や弁護士の実態に裏付けらたディテールが面白い。普通の人にはのぞき込めない世界を見せてくれる。 ミステリとしての弱さは仕方ない。 英雄ではなく、本当は無力だったり汚かったりする弁護士(みずから)の姿を正直に描いている点にも好感が持てる。 | ||||
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