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石の繭: 警視庁殺人分析班(警視庁捜査一課十一係)
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石の繭: 警視庁殺人分析班(警視庁捜査一課十一係)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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陰惨な殺人事件を扱ってはいますが主人公塔子のキャラクターが、まあこれといって特徴的という訳ではないのですが、でもかえってそんなところが良くて、なんとなくほのぼのと女刑事の成長物語的に読み進めていたら最後にガツンと来ました。物語全体に散りばめたパズルのピースを作者は見事に組み立ててみせます。最初から彼女ありきの…いや、ここから先は申せません。是非、読んでみて確かめてほしい。 | ||||
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警察小説のようでその実は新本格推理。 作者の仕掛けたワナは巧妙に隠されていています。 事件の構図は早い時点で想像できますが、 これ自体がミスリードのための仕掛けなのです。 警察小説を期待して読むと何が面白いのかわからないかもしれません。 (作者のワナ自体に気が付かない人もいるでしょう) 「騙された」ことで快感を得る新本格好きにはおススメです。 | ||||
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ドラマ始まる前に読みたくて注文しました 面白くて一気に読み上げ違うシリーズも注文してしまいました。 | ||||
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展開が速く、一気に読ませるストーリーは好印象です。 ドラマ化される映像がどうなるか楽しみです。 | ||||
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発想が面白かった。警察の内部がわかって五人の特徴がよい^-^ | ||||
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塔子をはじめ登場人物がみんな良いキャラをしていて、頭の中でドラマやアニメのようにイメージが生まれました。文章もとても読みやすく工夫されている印象です。ブログからも麻見さんの真面目さ、人柄の良さがうかがえて、 純粋に応援したくなりました。勿論、ミステリーとしての評価も◎です。警察もの、本格推理、キャラ萌え(?)、色んな角度で楽しめました。 | ||||
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猟奇趣味系医療ミステリでデビューの麻見先生待望の新シリーズは、硬派かつ直球な警察ミステリ。といっても、猟奇趣味も医療ネタもちゃんと押さえていますから、前二作の読者の方々は御安心(?)を。猟奇+医療+警察の贅沢なミステリであります。 何といっても目を見張るのは前二作からの上達ぶりで、キャラ描写、緊密なプロット、平易な文章等々、格段に巧くなっています。途中でダレることもなくぐいぐい読ませてもらえます。 どこかで見たような展開が多いとか、知能犯との頭脳戦や本格ミステリといった売り文句とか、いろいろ課題もあるんですが、忙しい日々の合間にさくっと楽しく小説を読みたいという方々におすすめです。 | ||||
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昨今の警察小説の多くは、ある種の「サラリーマン小説」として読まれている。それは「踊る大捜査線」が嚆矢となって、多くのサラリーマン小説の典型である「組織としては間違っているけれども、主人公個人が、正義を貫いてく」というストーリーラインを持ち、『主人公は、公私で挫折した経験を持っている』『テーマは内部腐敗の追求』etc.が多かった。 それに対して鮎川哲也賞出身の著者は、自身の持ち味である緻密な取材に基づいたリアリティある描写に加えて、本格ミステリファンも唸らせる精緻な推理という面白さを持ち込んで、警察小説と本格ミステリのイイトコどりをした作品として、警察小説を構築しなおした。 両小説ファンにとって自身を持って進められるが、同時にもう一つ、多彩なキャラクター描写が光る。特になんともじれったい主人公・塔子と鷹野の関係も魅力(抑制された筆致がまたいいんだこれが)。女性ファンが増加しつつあるというのも頷ける。 | ||||
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前にノベルスで出た「石の繭 警視庁捜査一課十一係 (講談社ノベルス)」の文庫版です。今回サブタイトルが「警視庁殺人分析班」になったので内容が変わったのかな?と、文庫版も読んでみました。 結果は、特に変更無しでした。主人公の如月塔子たちは今まで通り捜査一課十一係です。ただ、「殺人分析班」という言葉を入れた事で、より捜査チームらしさが出たと思います。犯人と分析班の対決という感じです。 これまで、このシリーズ(捜査一課十一係シリーズ?殺人分析班シリーズ?)はノベルスで4作目まで出ていますが、だんだん事件が大きく、派手な展開になっていきます。 そう考えると「石の繭」はまだ大人しい方で、事件もそれほどこみ入っていません。しかしその分、終盤の展開には驚きがあるし、塔子の立場をはっきりさせる意味で、導入編にはぴったりだったと思います。 このシリーズは一貫して犯人と警察の対決を描いて、そこに本格ミステリ的な面白さが組み込まれています。 どろどろした人間関係はほとんど出てこないため、そこが物足りない人もいるかと思いますが、私は安心して読めるシリーズだと思っています。4作読んでハズレがないというのも嬉しい事です。 | ||||
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正しいミステリーというか余りにも優等生過ぎる作品。ゆえに小説としての面白さな欠けるかな。 モルタルで固められた死体の発見から物語は始まり、捜査本部に犯人からの電話が… 事件は連続殺人事件へと… ストーリーは面白いと思うのだが、主人公の新人刑事・如月塔子に魅力を感じなかった。 | ||||
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本格ミステリと警察小説が好きな私にとっては、まさにドストライクな内容でした。 ラストのサプライズはまったく予想できませんでした。 おすすめです。 | ||||
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従来の警察ミステリとは違って、大きな仕掛けと丁寧な謎解きが楽しめる1冊です。 個人的に警察内部の争いや女性差別を描いた物はあまり好まないのですが、この作品では同僚たちが主人公の女性刑事(身長152.8センチ)に一定の理解を示しています。努力家である彼女と、その同僚たちの描き方には好感が持てました。警察対犯人という構図が明確なのも、分かりやすくていいと思います。 サスペンス重視のため2時間ドラマを思わせるところもありますが、とにかく最後までぐいぐい引っ張って行ってくれました。途中で犯人の身元が分かり、この先どうなるの?と思っていたらラストにかなり意外な結末が……。謎解き部分も手堅く作られていて感心しました。 固いイメージの警察小説が多い中、こうした大仕掛けな警察ミステリが出てきたのは注目すべきことだと思います。好みの問題はあるかと思いますが、私はキャラクターが気に入ったので、今後への期待も込めてこの評価としました。 | ||||
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従来の警察ミステリとは違って、大きな仕掛けと丁寧な謎解きが楽しめる1冊です。 個人的に警察内部の争いや女性差別を描いた物はあまり好きではないのですが、この作品では同僚たちが主人公の女性刑事(身長152.8センチ)に一定の理解を示しています。努力家の彼女と、その同僚たちの描き方には好感が持てました。警察対犯人という構図が明確なのも分かりやすくて良いと思います。 サスペンス重視のため2時間ドラマを思わせるところもありますが、とにかく最後までぐいぐい引っ張って行ってくれました。途中で犯人の身元が分かり、この先どうなるの?と思っていたらラストにかなり意外な結末が……。謎解き部分も手堅く作られていて感心しました。 固いイメージの警察小説が多い中で、こういう大仕掛けな警察ミステリが出てきたのは面白い事だと思います。好みの問題はあるかと思いますが、私はキャラクターが気に入ったので、今後への期待も込めてこの評価にしました。 | ||||
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