虐殺器官

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評判

虐殺器官の評価:

4.03/5点 レビュー 369件。 B ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全747件 361〜380 19/38ページ
No.387
(4pt)

暗い、グロいのが正直好きではない、が・・。

全体的に暗くて、グロテスクな描写も多いのが、好きになれなかった。
母親との回想もやけに長くて苦手。

結構評価が高いようですが、思っていたほど面白いとは私は感じられなかったかな。。

というのが、小説自体の正直な感想。
しかし、衝撃は解説の中にあった。
何も知らずに読み始めたが、事実を知って驚いた。
特に最後の数行には涙した。

ある意味、この解説も含んで大きな一つの物語を形成している。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.386
(4pt)

確かな表現力

ミリタリーものと言ってしまうとあまりに安っぽいけれど、私はそういったジャンル小説を読んだことがありませんでした。
この小説は大別するとSFであり、ミリタリーでもあると思うのですが、「専門用語についていけないのでは」という不安は全くもって杞憂でした。
このジャンルではもしかすると有名な方なのかもしれませんが、他の作品を読んでみたいと思わせるほどの筆力があります。
小説にかかわらず、物語は冒頭の掴みが大事ですが、寂寥な風景をこれでもかとあっさり表し、最後まで付いて回る景色にしたのはあまりある技量の成せる技でしょう。
他作品も読みたい、と思わせる良作でした。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.385
(4pt)

確かな表現力

ミリタリーものと言ってしまうとあまりに安っぽいけれど、私はそういったジャンル小説を読んだことがありませんでした。
この小説は大別するとSFであり、ミリタリーでもあると思うのですが、「専門用語についていけないのでは」という不安は全くもって杞憂でした。
このジャンルではもしかすると有名な方なのかもしれませんが、他の作品を読んでみたいと思わせるほどの筆力があります。
小説にかかわらず、物語は冒頭の掴みが大事ですが、寂寥な風景をこれでもかとあっさり表し、最後まで付いて回る景色にしたのはあまりある技量の成せる技でしょう。
他作品も読みたい、と思わせる良作でした。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.384
(4pt)

"仕事とは宗教"

"仕事とは宗教
仕事は、人間の良心を麻痺させるために存在する”

仕事だから、嘘をつく
仕事だから、子供と遊べない
仕事だから、仕方がない…

仕方がない ものなんて ない
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.383
(4pt)

"仕事とは宗教"

"仕事とは宗教
仕事は、人間の良心を麻痺させるために存在する”

仕事だから、嘘をつく
仕事だから、子供と遊べない
仕事だから、仕方がない…

仕方がない ものなんて ない
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.382
(5pt)

とても面白いです。

この才能がどこまで続くのか見てみたかった。でも、たぶん、最初で最後の一作だったんじゃないかと思います。計劃さんの他の著作は読んでいません。奇跡のような一作なんだと思います。こういう本は時々あるものです。すばらしい偶然が重なってできた特異点の芸術。こういうのに出会うと、ああ生きていて良かったなぁと思いますね。感謝の気持ちを現実界で伝えることはもはやできないけど、あの世に向けて気持ちで伝えたいです。書いてくれてありがとう。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.381
(5pt)

とても面白いです。

この才能がどこまで続くのか見てみたかった。でも、たぶん、最初で最後の一作だったんじゃないかと思います。計劃さんの他の著作は読んでいません。奇跡のような一作なんだと思います。こういう本は時々あるものです。すばらしい偶然が重なってできた特異点の芸術。こういうのに出会うと、ああ生きていて良かったなぁと思いますね。感謝の気持ちを現実界で伝えることはもはやできないけど、あの世に向けて気持ちで伝えたいです。書いてくれてありがとう。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.380
(5pt)

ミステリーというよりSFミリタリーとして傑作小説

伊藤 計劃 が惜しむべき天才SF作家だったというのが良く分かる一冊

近年のハードSFではやっぱり一番好きです 暇があれば時々読み直してます 戦闘の場面描写や臨場感とかは本当すごいです
ただハーモニーに比べると近未来SFとミリタリーのツボをよく抑えてる世界観、約400Pな中に著者の軍事的造詣が詰まったような作品なのは間違いなく

反面、その方面にある程度明るくない方じゃないと厳しい本かもしれません
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.379
(5pt)

ミステリーというよりSFミリタリーとして傑作小説

伊藤 計劃 が惜しむべき天才SF作家だったというのが良く分かる一冊

近年のハードSFではやっぱり一番好きです 暇があれば時々読み直してます 戦闘の場面描写や臨場感とかは本当すごいです
ただハーモニーに比べると近未来SFとミリタリーのツボをよく抑えてる世界観、約400Pな中に著者の軍事的造詣が詰まったような作品なのは間違いなく

反面、その方面にある程度明るくない方じゃないと厳しい本かもしれません
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.378
(4pt)

自らの手を汚して数多くの人を殺してきた男が自分ではわからない人を殺す力となる何かを突き止めようとする。

人が人を殺す。

人を殺す力となるのは何か。何か人を殺す力となり得るものを把握し、操れる事が出来るようになれば、自らの手を煩わせることなく、人を殺す事が出来る。

自らの手を汚して数多くの人を殺してきた男が自分ではわからない人を殺す力となる何かを突き止めようとする。

最初から人はものなんじゃないかと思わせるほどの人の体のえげつない描写が行われる物語。

アメリカの特殊部隊の隊員が主人公の物語。舞台は近未来。先進国ではシステムが人を追跡し、社会を管理することで安定が保たれていると信じられている世界。オーウェルが描いたほどの露骨な管理社会ではなく、ほどよく管理され、人々は自由を享受していると信じている。ただ、宅配ピザの受け取り一つにも指紋認証が必要な世界。それが違和感なく出来る世界。

仕事として人を殺し、「植物状態」になった母親を自らの許諾で殺した男。

追い求めるのはいく先々で大きな争いと大量の死者を生み出している男。男が死者を生み出している仕組みと仕組みを使う理由は信じがたいけど、100%の否定は出来ない残酷なこと。

争いを生み出すのは何か、争いをなくすことは出来ないのかを考えるキッカケになる。そして、今、自分が存在している社会の近未来の姿かもしれないものが垣間見える物語。

【引用】

ぼくの母親を殺したのはぼくのことばだ。

どこからが生で、どこからが死なのか、二十世紀のおわりから、医療技術の発展とともにそれは曖昧になるいっぽうだったけれど、半世紀以上ものあいだ、人類はそれに対し目を閉じ耳を塞ぎ、そうした問題はほかの問題と同じく先送りにしてきたのだった。

心の健康を保つためには、深く考えないのがいちばんだし、そのためにはシンプルなイデオロギーに主体を明け渡すのがラクチンだ。

すべての仕事は、人間の両親を麻痺させるために存在するんだよ資本主義を生み出したのは、仕事に打ちこみ貯蓄を良しとするプロテスタンティズム

【手に入れたきっかけ】

話題になっていたので、Kindleのキャンペーンで購入!
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.377
(4pt)

自らの手を汚して数多くの人を殺してきた男が自分ではわからない人を殺す力となる何かを突き止めようとする。

人が人を殺す。

人を殺す力となるのは何か。何か人を殺す力となり得るものを把握し、操れる事が出来るようになれば、自らの手を煩わせることなく、人を殺す事が出来る。

自らの手を汚して数多くの人を殺してきた男が自分ではわからない人を殺す力となる何かを突き止めようとする。

最初から人はものなんじゃないかと思わせるほどの人の体のえげつない描写が行われる物語。

アメリカの特殊部隊の隊員が主人公の物語。舞台は近未来。先進国ではシステムが人を追跡し、社会を管理することで安定が保たれていると信じられている世界。オーウェルが描いたほどの露骨な管理社会ではなく、ほどよく管理され、人々は自由を享受していると信じている。ただ、宅配ピザの受け取り一つにも指紋認証が必要な世界。それが違和感なく出来る世界。

仕事として人を殺し、「植物状態」になった母親を自らの許諾で殺した男。

追い求めるのはいく先々で大きな争いと大量の死者を生み出している男。男が死者を生み出している仕組みと仕組みを使う理由は信じがたいけど、100%の否定は出来ない残酷なこと。

争いを生み出すのは何か、争いをなくすことは出来ないのかを考えるキッカケになる。そして、今、自分が存在している社会の近未来の姿かもしれないものが垣間見える物語。

【引用】

ぼくの母親を殺したのはぼくのことばだ。

どこからが生で、どこからが死なのか、二十世紀のおわりから、医療技術の発展とともにそれは曖昧になるいっぽうだったけれど、半世紀以上ものあいだ、人類はそれに対し目を閉じ耳を塞ぎ、そうした問題はほかの問題と同じく先送りにしてきたのだった。

心の健康を保つためには、深く考えないのがいちばんだし、そのためにはシンプルなイデオロギーに主体を明け渡すのがラクチンだ。

すべての仕事は、人間の両親を麻痺させるために存在するんだよ資本主義を生み出したのは、仕事に打ちこみ貯蓄を良しとするプロテスタンティズム

【手に入れたきっかけ】

話題になっていたので、Kindleのキャンペーンで購入!
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.376
(4pt)

世界観はある

近未来or冷戦時代を思わせる戦争時代の裏舞台をシリアス且つシニカルなファンタジーにまとめた印象。読解にやや迷う哲学的な思想の反復にページの進みが遅くなる所もあったが、総じて楽しめた。アニメ化するらしいが、どちらかといえば実写で大人な映画を期待したくなる生きるための葛藤を問う本。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.375
(4pt)

世界観はある

近未来or冷戦時代を思わせる戦争時代の裏舞台をシリアス且つシニカルなファンタジーにまとめた印象。読解にやや迷う哲学的な思想の反復にページの進みが遅くなる所もあったが、総じて楽しめた。アニメ化するらしいが、どちらかといえば実写で大人な映画を期待したくなる生きるための葛藤を問う本。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.374
(5pt)

虐殺の文法

虐殺の文法の説明が弱いという小松左京の言葉だが、僕はこの小説じたいがが虐殺の文法で書かれているのでは?と思って伊藤計劃の罠にはまったんだと気がついた。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.373
(5pt)

虐殺の文法

虐殺の文法の説明が弱いという小松左京の言葉だが、僕はこの小説じたいがが虐殺の文法で書かれているのでは?と思って伊藤計劃の罠にはまったんだと気がついた。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.372
(1pt)

難しかった…。

ノイタミナでアニメ映画化が控えているということで、トライしてみましたが…。
そういえば私、仮想近未来モノ、苦手でした(^^;;
世界情勢がどうなってるとか、技術がどこまで進化してるとか、想像できなくて…。
ただ何となくアニメ『サイコパス』の世界に置き換えて読んでみましたが、やっぱり《?》な部分が多く…。最後までよくわかりませんでしたが、作者が頭が良く、非常に沢山の本を読んできた方なんだということだけはわかりました。この知識量があれば、もっともっと伸びしろがあったはず。夭逝されたのは残念です。

でもこれ、アニメ映画化しても、【わかる人だけわかればいい】的な、またマニアックなものにならないだろうか。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.371
(1pt)

難しかった…。

ノイタミナでアニメ映画化が控えているということで、トライしてみましたが…。
そういえば私、仮想近未来モノ、苦手でした(^^;;
世界情勢がどうなってるとか、技術がどこまで進化してるとか、想像できなくて…。
ただ何となくアニメ『サイコパス』の世界に置き換えて読んでみましたが、やっぱり《?》な部分が多く…。最後までよくわかりませんでしたが、作者が頭が良く、非常に沢山の本を読んできた方なんだということだけはわかりました。この知識量があれば、もっともっと伸びしろがあったはず。夭逝されたのは残念です。

でもこれ、アニメ映画化しても、【わかる人だけわかればいい】的な、またマニアックなものにならないだろうか。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.370
(5pt)

息を飲む

冷徹に組み上げられた構成で、見事なダイナミズムを完成させている。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.369
(5pt)

息を飲む

冷徹に組み上げられた構成で、見事なダイナミズムを完成させている。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.368
(5pt)

心に残る一作

伊藤 計劃氏を知ったのはこの作品がきっかけであった。
この作品をきっかけに、私は伊藤 計劃氏のファンとなった。

作品の雰囲気はどことなくメタルギアソリッドシリーズに似ている。
戦争が主体となった荒廃した世の中で、人々の心象を丁寧に描き出す。

この作者の凄いところは、文章からすんなり情景が思い起こせるところである。
つまらない文章であれば文字を目がなぞっていくだけという作業になりうるのだが、そんなことはない。

まさに一本の映画を見たかのような読後感。
伊藤 計劃ワールドに皆さんも一度浸ってみてはいかがだろうか。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841