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(短編集)
鬼
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鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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サクッと読める感じで、なんとなく、先が読めてしまうけど、それも期待を裏切らない結末で、1冊すぐ読めてしまう!自分で、考えて、読み進めない人には物足りないかも?何も考えず、さらっと読みたいときにオススメ! | ||||
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表題作の「鬼」、名作でしょう。ホラーの形をとってこそいるが、人と死への優しい想いが感じられます。最後の一行は見事です。 | ||||
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面白いことは知っていましたので、人にあげるために買いました。 | ||||
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6月に購入。暑くて積んどく、8月半ば、読み始めたら、119~120頁に小口とケシタに10ミリ×20ミリの頁欠けに気がつく。よく見たつもりだったけど、新品並とはコメントは好い加減だった。あとのまつり、不快な一冊になってしまう。くそ!! | ||||
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本書自体は最近のリリースだが、収録作品は90年代に雑誌で発表された短編がまとめられている。 前半3編がミステリーで、後半はホラーという構成。前半のミステリーも単行本化に際して後半の雰囲気に合わせて改訂されているため、所謂新本格系のガチガチのミステリーではなく、サスペンス趣向の強い作品。 今邑氏と言えばミステリーだけでなくホラー作家としても名高いが、その二つの要素をコンパクトに凝縮した短編集となっている。ラストまで読んでも読後が悪いのもいい。 | ||||
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かくれんぼの鬼になったまま、古井戸に落ちて死んだみっちゃん。そのみっちゃんが、 7歳のときの姿のままでもとの遊び仲間の前に現れた。かくれんぼはまだ続いていたのだ! みっちゃんに見つかった者たちを待っていたのは・・・。表題作「鬼」を含む10編を収録。 この作品に登場する人たちは、どこにでもいそうな人たちばかりだ。平凡な日常生活を 送っている。だが、そんな人たちにも突然恐怖が襲いかかる。そこから逃れようとすれば するほど、ますます恐怖に絡め取られていく。読んでいると、一歩間違えば誰もがそうなって しまうかもしれないと思わされる。本当にぞっとした。恐怖はあちこちに潜んでいるのだ。 平凡な家庭の片隅に、幸せそうな笑顔の陰に、そして温かな心の裏側に。できればそれに 気づかずに、おだやかに毎日を過ごしたいものだ。 じわじわと足元を這い上がってくるような恐怖と考え抜かれたラストが、絶妙のストーリーを 作り上げている。どの話も面白いと思った。でも、決して夜にひとりで読まないように。 振り返ることができなくなるかもしれない。恐怖が背後から・・・。 | ||||
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鬼、メイ先生の薔薇、セイレーンが良かった。それ以外もまあまあ。北見隆の絵もなかなか良い。 | ||||
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テレビなどの心霊特番など、うっかり観たりした日には(CM含む)一人でトイレにも行けないくらい怖がりなのですが、これは怖くなかったです。 気味が悪いのとも違う。世にも〜、の怖くない部類のお話ってノリでした。 表題作はホラーというより哀しいお話。暑かったので背筋を凍らせたかったのに逆にほんわか温かくなってしまうラストでした…。 | ||||
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再読してみました やっぱり今邑さんはいいです 読んでるうちにどんどん引きこまれていきます 何度読んでも飽きませんね 私は「鬼」「たつまさんがころした」が特に好きですが、 文庫オリジナルの「蒸発」「湖畔の家」も良作です 「蒸発」は他の今邑さんの作品とは全く雰囲気が違う作品ですね 「湖畔の家」はラストにはゾッとさせられました 王道っぽいけどすごく怖い。今邑さんの作品の中で1、2を争う怖さなのでは? と思える作品でした 単行本を読んだ方もぜひ読んでみてください | ||||
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適度な短さで適度に怖い八編。綺麗にパッケージされて商品棚に並んだような、高名ではないが熟練の職人による作品という感じ。 オリジナリティーを感じるのは「鬼」と「黒髪」。愛情が妄執に変質していくのは、ホラーやサスペンスでは定番の流れ。だが、この二編は逆の流れ。 初めは妄執や怨念と感じられたものが、愛情に純化していき、優しさを感じる終わりになっている。 これは新しいかも。 | ||||
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適度な短さで適度に怖い八編。綺麗にパッケージされて商品棚に並んだような、高名ではないが熟練の職人による作品という感じ。 オリジナリティーを感じるのは「鬼」と「黒髪」。愛情が妄執に変質していくのは、ホラーやサスペンスでは定番の流れ。だが、この二編は逆の流れ。 初めは妄執や怨念と感じられたものが、愛情に純化していき、優しさを感じる終わりになっている。 これは新しいかも。 | ||||
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実際に「ありそうな」虚無感とでもいうのでしょうか・・・。 今邑 彩の世界は、確かに「何かがおかしい」。 なのに妙に身近で、他人事ではないから困った嬉しさに苛まれる。 先入観の恐ろしさを「花の色」をボトムに描く【シクラメンの家】 【鬼】では、いつまでも離れない別れのシーンが、生涯を引きずり着いてくる。 命が髪を動かし、愛の執着がまとわりつく【黒髪】 最後に収められた【セイレーン】では、 いつの間にか、本当にいつの間にか死へ向かう片道切符をつかみ、 集団で乗りこんでしまうバスは、、、、、おそらく止まることはなく・・・・。 個人的には世を厭う最後のバスに乗り込んだ全員の顔の表情が、 強烈に残ったなあ・・・。 | ||||
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今邑彩さんの作品に出会ったのは中学生の時でした。 短編集の盗まれてが最初だったと思います。 シンプルなのにどこかゾクッとさせる表紙に惹かれて手にとっていました。 読んでみると… 面白い!! 最後のどんでん返しのような展開。 裏の裏をつかれるストーリーにすっかり引き込まれました! そして大人になって久々に今邑彩さんの作品を読みました。 感想は、はっきりいってうーん…という感じです。 私が大人になったからだろうか、中学生の時に読んだようなゾクッとする感覚が得られず、先の展開も読めてしまい、少し物足りないと思ってしまいました。 今までは短編しか読んだことがないので、次回は長編のほうも読んでみようと思います。 何だかんだ言って今邑彩さんの作品は大好きなので。 | ||||
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今邑彩さんの作品に出会ったのは中学生の時でした。 短編集の盗まれてが最初だったと思います。 シンプルなのにどこかゾクッとさせる表紙に惹かれて手にとっていました。 読んでみると… 面白い!! 最後のどんでん返しのような展開。 裏の裏をつかれるストーリーにすっかり引き込まれました! そして大人になって久々に今邑彩さんの作品を読みました。 感想は、はっきりいってうーん…という感じです。 私が大人になったからだろうか、中学生の時に読んだようなゾクッとする感覚が得られず、先の展開も読めてしまい、少し物足りないと思ってしまいました。 今までは短編しか読んだことがないので、次回は長編のほうも読んでみようと思います。 何だかんだ言って今邑彩さんの作品は大好きなので。 | ||||
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短編のお手本ともいうべき短編集。 モチーフがあり、ひとひねりのあるオチがあるといった短編のお手本となるような優秀な作品ばかりだ。その反面、突出した作品はないが、平均して高水準だった。 | ||||
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時々手にする今邑 彩さんの作品です。 今回は8つの奇妙なお話で構成された短編集 日常と非日常が交差され、読んでいて胸がドキドキする怖さ… ホラーの様なサスペンスの様な不思議な世界に入れます。 あっと言う間に読めた1冊 | ||||
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最後におおっと思わせる結末の話がある一方、何のひねりもなくストレートに終わってしまって空振り感がある話も何篇かあったのが少々期待外れでした。 一遍一遍が短い上に、テンポよく話が進むのでとても軽快に読み進める事が出来ました。読書が苦手な方には打って付けだと思います。 本の装丁も綺麗で良かったです。 | ||||
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わりと古典的な展開からドキッとするラストへの 過程がなんとも言えずコワきも〜!? 内容は他のレビューの方に同じく!ですが さらに本の装丁・挿画、紙質にも拍手喝采!! 可愛いような綺麗なような、それでいて不気味な… そして妙に軽いんですよ(モチロン中身ではなく重量が) いろんな世代にオススメですが 特に主婦の方はハマるでしょうね!? | ||||
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読んでいる方みなさんそうだと思うのですが、 こうだろうなと言う方向へ話しは進みます。 その展開があまりにもスムーズで違和感が無い上に、ラストはひとひねりあるものですから、 う〜ん・・うますぎる!とため息が漏れるほどです。 今回の短編集で特に気に入ったのは「たつまさんがころした」です。 最後の最後で”なるほど!”と手を打ってしまいました。 とにかく万人に受け入れられる本だと思います。 女性に限っては、嫌いな人はいないんでしょうか。 自信を持ってお薦めできる一冊です。 | ||||
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もやもやとした、やり場の無い気分だ。 どの作品にも、予想もしなかった結末が用意されている。 その結末を知った後にも、すっきりとしない、不完全燃焼の様な読後感が後遺する。 著者の構築する世界には、女性的感性と残酷さが同居し、それでいて、微妙な心理の隙間を垣間見せる。 その世界は、現実の世界を描いているにも拘わらず、どこか幻想的ですらあり、短時間で、その世界に引き込まれる。 そして、読後の余韻には、あまり爽快感を伴わず、やり場の無い気分が、しばらくくすぶり続ける。 本作品集には、この様な傾向の短編ばかりが、収録されている。 表題作、および、以外の作品のどれを取り上げても、短編であるのに、余韻が殊の外長い。 装丁は、ソフトカバーの小さな本だが、カバー絵などにも魅力がある。 八篇の短編は、短時間で読了出来るが、本作品集の真価は、本文よりもむしろ、余韻の方にある。 本書一冊で、少なくとも、八日間以上は過ごす事が出来る。 | ||||
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