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(短編集)

99999(ナインズ)



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【この小説が収録されている参考書籍】
99999(ナインズ) (新潮文庫)

99999(ナインズ)の評価: 4.00/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

気取りすぎ

届いた本を読もうとして作者が「25時」と同じ作者であることに気づいた。「25時」をあまり良いと思わなかったのでこの本も期待せずに読みはじめた。そのテンションが読み終わるまで続いた。日頃エンタテインメントしか読まない私には合わない作品だったのか。

例えば「幸運の排泄物」。主人公は飛行機の座席でクソを垂れながら座り続ける男として登場する。インパクトがあり読者の興味をかりたてる設定ではあるけど、話の流れからするとこういう設定は不自然。クソを垂れるのはキスリアニー医師の処方したヘビー級の薬の副作用だが、主人公はその状態は克服したことになっているのだから。感情表現としても理解できない。主人公は喪失感と自己憐憫に浸っているのだが、だからといってわざわざ飛行機の座席でクソを垂れるという行動を取るだろうか。小説だからもちろん奇抜な設定は結構だが、それならそれでこういうこともあるかもと納得させてくれないと。インパクトのためだけにエイズ患者を活字でもてあそんでるという印象を受けた。私には理解も納得もできなかった。
99999(ナインズ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:99999(ナインズ) (新潮文庫)より
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