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数学的にありえない
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数学的にありえないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 1~20 1/4ページ
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最初物語がどうつながるのか分からないが、だんだんと登場人物の関わりが見えてくる。確率論と量子力学が学べる。なさそうでありそうな話になっており興味深い。 | ||||
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確率論などの話になるので私は面白かったが、好き嫌いが分かれそうな作品です。 今のところ上巻だけでは、それほどハマりそうにないです。 不確定性原理の部分でちょっとあやふやなのも気になりました。 一応下巻も読みますが…… | ||||
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この小説を読んで自分がラプラスの魔だと気づきました。昔から変だなと思っていたことが全て理解できました。ありがとうございました | ||||
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6時間ほどでよめた。 初めの方は文章が読みづらく何年も積読してしまったけど、 上巻の終盤には今までのストーリーが噛み合うようになり、 ページを捲る手が止まりませんでした。 物語はアンサンブル・キャストで描かれていて、 数人のキャラクターのストーリーラインを並行して、 これがつながるまで何が物語が展開されて、 どう落ち着くのか不安で読むのをためらってしまうかなとは思います。 しかし上巻を読めばすぐにでも下巻を読んでみたくなること間違いないです。 統計学と確率論そして量子力学を用いてこんな話を描けることができるなんて驚愕。 | ||||
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3時間ほどで読めた。 上巻の1/2のスピード。 これは一気読みできる面白い本です。 数学的にありえない。 いい邦訳です。 ラプラスの魔が量子力学にて否定されたことを踏まえて、 主人公がラプラスの魔であることを否定しつつ、 徐々に自分の力を受け入れて困難を乗り越えていき 最後に場を支配をしていく様が厨二感あり面白いです。 これが映像化されたら面白いだろうなと思います。 最初の伏線が最後に繋がるところが とても素晴らしく残酷でもあるのがストーリーとしての魅力を引き立てていると思います。 統計学と確率論に興味を持たせてくれる話でした。 | ||||
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まーず、あの上巻の終わり方からして、この先ケインとヴァナーのロマンス展開ある?と思いましたが そんなもなはなくて一安心。あったら安易すぎるもんな。 そしてケインの能力にはまずまず磨きがかかり、上巻レビューで書いた『NEXT』どころではなく 『インターステラー』のあの場面の様な、多次元仕様で未来を見てこれる凄まじい域に。 映画化するとしたら、この辺映像屋の腕の見せどころになりますな。 佳境に差し掛かると、超越した存在は出て来るし(そんな気はしてた)、 まさかの落とし所が待っているしで・・・終始退屈することはないでしょう。 でもね・・・こんなに実現する確率が低そうな”流れ”に賭けないで、 クロウが宝くじ当選番号を知る夢みるようにしてれば、だーれも死なずに済んで無いかい?(笑)>声の人よ (だから「数学的にありえない」ってタイトルになったのかな~?) 解説にて作者の経歴(彼の友人エピソード含め)を知ると、 なぜ能力の発揮に目を瞑る必要があるのか…や、 あの人物をそうやって退場させる?って場面に、別の感慨を抱くようになるでしょう。 なるほどねぇ・・・・。 面白くは読めましたが、他の作品が読んでみたいというよりは この作品の映像化に、そこはかとなく期待します。 | ||||
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なかなかのジェットコースター展開を見せてくれますが、 役割を与えられた人物がそれぞれ、”そうゆう役の人”のステレオタイプっぽくて 頭の中で描きやすい。 「映画の種本として丁度いいんじゃないか?」とか思いましたが、当初からその考えで書かれたのかな? というのが上巻までの感想。 さて、思ってたより早くケインとヴァナーが出会ってしまいましたが・・・。 ケインのここまでの開花能力は、ニコラス・ケイジの『NEXT』的な、限定的な未来選択能力に思えましたが。 | ||||
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翻訳がいまひとつではないだろうか。表現や言い回しが陳腐で、リーダビリティの高い物語の機動力が 落ちていると思うのです。それと処女作だからか、プロットの起伏がいささかあざとく粗削りで、作者 の思惑のようなものが透けてしまったんだよなあ。 | ||||
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数学的に厳しい本でした!私、文系なので(汗)。 ま、タイトルからして数学が出てくるお話であることは分かるので、こうなることは分かってましたが。 でも、数学(とうか、算数も)がまったくダメな私でも、上下巻を最後までちゃんと読めたので、面白い本だといえるのでしょう。 もちろん難しいところは斜めに読みました・・・。 エンターテイメント性のある、もりだくさんのお話です。 ミステリーでもあり(途中ビックリな箇所がある)、スパイアクションあり、SF要素あり。 主人公ケインも災難ですが、こんな能力があったら悪用してしまいそうですね。 | ||||
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本の虫故児玉清さん絶賛「かつてない超のつく面白さに僕は悶絶した」といわれても、ねー。 かの筒井康隆さんの名作「時をかける少女」のいわばアメリカ版。 主人公はいたいけな少女ではなく、どうしようもないよれよれ天才数学者のおっさん。 ポーカー賭博で負け、わずか借金1万1千ドルでロシアンマフィアに命を狙われている、というショボイ話。 ただ「時をかける少女」ではあっという間の未来予知ですが、このおっさんは数学者、未来予知に少々屁理屈をたれる。 「未来は予知できるのか」 できないはずの未来予知、ところが身の回りには未来予知の話は多い、天気予報しかり、保険会社の料率、最近では地震予知、火山爆発予知(当たらなかったけど)などなど。 実は、このおっさんがポーカーに熱をあげるのは確率論を信じているからだ。 いるいるギャンブルに確率論を応用してなんとか勝とうとするやからが、ただみんな負けが込んでいるけど。 (例外的にドイツの研究者が日本の競馬、三連単を確率的に散らしまくって勝っているらしい) もし、もし未来が予知できるとするならなら、予知できる未来はいま既に決定していることになる。 「ラプラスの魔」 ここで古色蒼然とした「ラプラスの魔」の話がが出てくる。 要するに、 「この宇宙が決定論的なものだと信じていたラプラスは、物理の法則をすべて理解し、 宇宙に存在する物質粒子のある瞬間における位置をすべて知っている人間がいれば、 ・・・未来の歴史を完璧に予想できるだろうと考えた。」 ナポレオンに寵愛されたラプラスですが、ナポレオンの敗北すら予言できなかった男ですよ。 はたして、よれよれ天才数学者のおっさんは未来予知ができるのか? 物語はジェットコースターSFアドベンチャー、 美貌のCIAスパイエージェント「ナヴァ」がおっさんを助けるなど手の汗握る展開が楽しめる。 この天才数学者のおっさんと「ナヴァ」の活躍は続編も書けると思うが、どうも違うらしい。 さらにあとがきで、著者が少年時代10年間盲目であったという事実を聞くと、小説家の資質とはなにかと不思議に思う。 | ||||
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映画などの映像にしたら面白いのかもしれませんが、本としてはグイグイ引き込まれません。 確率を瞬時に計算して行動を決めるなど着眼点は良いとは思うのですが、イマイチ引き込まれません。 ただ、設定などは、かなり良いので手腕のある人に掛かれば面白い映画になりそうです。 | ||||
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本編のなかで、数学は特に重要な役割ははたしていません。 タイトルから、数学を使って謎を解 く(暗号解読のように)話を期待しましたが、残念ながら、知的な興奮を味わうことはできませんでした。 伏線にもなっていない確率論の説明は、数学に興味のない読者には退屈です。 そういう読者を引きずり込むような筆力はこの作者にはないようです。 ハリウッドが飛びつくSFアクション仕立ての物語で、数学は、作者がその知識をひけらかしたいだけだったのかな、と思える作品です。 | ||||
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「40人のクラスで同じ誕生日の人がいる確立は?」などの有名なパラドクスを、ミステリーの仕掛けとしてどう活かすのかと期待していたら・・・・。大学の講義の場面で、大学教授がただそのままの形で講義するだけ・・・・。え?何これ? その他量子論の様々な興味深いトピックスも同じ調子で、誰かが台詞として解説するだけ。いやいや・・・、ぜんぜん小説として消化してないやん!! 実態は、未来予知ができるとやらの主人公が、「生き残れる確立、19.8%」とかいう、もはや数学と何の関係もない台詞を吐くだけ。何が「数学的にありえない」のか、理解不能。 時間を返せ! | ||||
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癲癇持ちがゆえに側頭葉に異常があり、そのために天才的な数学能力のあるケインは、ポーカーゲームで思わぬ借金を背負い 科学者の実験台になる。その結果未来が予測できるというとんでもない能力を得た彼と、彼を狙いながらやがて魅かれて 行くCIAの殺し屋女性のヴァナ。いたるところで小難しい量子力学や、物理学、数学などがはさまれ、それでいて凄まじい までのバイオレントアクションの連続。こういう作品が好きな人はいいが、僕にとっては所詮米国映画の小説版に過ぎず、 その荒唐無稽さに辟易しながらの読破。ううん、これがミステリー部門の上位を占める時代かなって思ってしまう。 | ||||
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本の面白さと直接の関連性はないが、この本を読むことで自分がインテリジェンスであると自己満足したいと思わせるものがあるのではないだろうか。某ハーバード大学の哲学講義のように。 本書を100%理解するのは、ある程度の知能指数は必要だ。 | ||||
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理解しにくいかもしれませんが、徐々に展開の面白さで止まらなくなります。 久々に面白い翻訳ものでした。 | ||||
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上巻の説明部分を乗り越えさえすれば、ジェットコースター気分で読み進めます。 児玉清さんも書いていますが、“数学嫌い”でも大丈夫。 今後に期待です。 | ||||
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神経失調に悩む数学者ケイン。 人体実験を通じて特殊な能力に目覚め始める。 それを追う複数の勢力・・・ ケインの能力の真実は、そして物語は一体どこへ向かうのか? 映画化されていても不思議ではない圧倒的なスピード感。 謎が謎を呼ぶ内容はサスペンスとして一級で、アクションもすごい。 名作「ダ・ヴィンチ・コード」を彷彿とさせる。 遂に手を取るケインとナヴァ。 二人の行き先が楽しみな下巻、すぐに読みたい。 | ||||
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様々な登場人物の伏線が絡み合い、スリリングに物語が展開する。 それなりに楽しめる内容でした。 しかし、本書で優れているのはなんといってもこの邦題ではないかと思う。 小説にはあまり似つかわしくないこのミステリアスな題名が無ければ本書を手に取ることは無かったと思う。 | ||||
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冒頭の確率の話に苦手意識を持って何年も放置していたことが惜しまれる傑作。物語のテンポの良さもさることながら、相対性理論や量子力学など常識の範囲で知っていた「つもり」だったことを物語の中で解説もしてもらえ、面白いだけでなく得した気分になれる作品。 個性的な登場人物たちと息つく間もなく謎を追いかけているうちに、ジャンルを超えて引き込まれた。 SF色も強く、集合的無意識が無理なく肝になっていることにも感動を覚えた。 歴史に残る学説を盛り込んだ新しい形の極上エンターテイメント小説!エンディングもよく胸が温かくなる読後感。文句なしです | ||||
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