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数学的にありえない



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数学的にありえないの評価: 3.74/5点 レビュー 77件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.74pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(3pt)

文系の私にはちょっと厳しい

数学的に厳しい本でした!私、文系なので(汗)。 ま、タイトルからして数学が出てくるお話であることは分かるので、こうなることは分かってましたが。 でも、数学(とうか、算数も)がまったくダメな私でも、上下巻を最後までちゃんと読めたので、面白い本だといえるのでしょう。 もちろん難しいところは斜めに読みました・・・。 エンターテイメント性のある、もりだくさんのお話です。 ミステリーでもあり(途中ビックリな箇所がある)、スパイアクションあり、SF要素あり。 主人公ケインも災難ですが、こんな能力があったら悪用してしまいそうですね。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.20:
(3pt)

米国映画の小説版

癲癇持ちがゆえに側頭葉に異常があり、そのために天才的な数学能力のあるケインは、ポーカーゲームで思わぬ借金を背負い
科学者の実験台になる。その結果未来が予測できるというとんでもない能力を得た彼と、彼を狙いながらやがて魅かれて
行くCIAの殺し屋女性のヴァナ。いたるところで小難しい量子力学や、物理学、数学などがはさまれ、それでいて凄まじい
までのバイオレントアクションの連続。こういう作品が好きな人はいいが、僕にとっては所詮米国映画の小説版に過ぎず、
その荒唐無稽さに辟易しながらの読破。ううん、これがミステリー部門の上位を占める時代かなって思ってしまう。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.19:
(3pt)

上巻は説明が難しく・・・

理解しにくいかもしれませんが、徐々に展開の面白さで止まらなくなります。
久々に面白い翻訳ものでした。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.18:
(3pt)

邦題に拍手!

様々な登場人物の伏線が絡み合い、スリリングに物語が展開する。
それなりに楽しめる内容でした。

しかし、本書で優れているのはなんといってもこの邦題ではないかと思う。
小説にはあまり似つかわしくないこのミステリアスな題名が無ければ本書を手に取ることは無かったと思う。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.17:
(3pt)

上巻はいまいち

上巻はキャラの登場、布石を打ってる段階なので、ダレます。ナヴァと行動するシーンから一気に読めます。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.16:
(3pt)

売れるって凄い

批評的には絶賛だがワタクシ的にはつまらなくはないが長かった。SF読みからすると、そんなわかりきったことをクドクド説明すんなよ、となるし、純粋エンタメ系は苦手なので評価できないし、落とし所も展開も予想がついて驚きがない。集合無意識と未来予知の関係説明が巧みだとは思いましたが…… 逆に言えば、こういうのを書けば売れるのだろうという理解でよろしいのだろうか?
数学的にありえない〈下〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈下〉より
4163253203
No.15:
(3pt)

うーーん・・・

前半は伏線。中盤からスピードアップ。結構すんなり読んでいけました。
途中からは先が気になって徹夜で一気に読みました。
で、読み終えた後はうーーん・・・なんだかなぁ。確かに読ませるんですけどね。
MONSTER、20世紀少年を読み終えた時の気分と似ていました。
要はしりすぼみってことですね。
期待し過ぎたのかな・・・
数学的にありえない〈下〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈下〉より
4163253203
No.14:
(3pt)

感心しました

ワタクシが感心したのは、2つ。

 一つは、冒頭のシーン、主人公のギャンブル好きの統計学の元大学講師が、賭けポーカにおいて、次々と変わる状況それぞれに自分が勝つ確率を暗算で計算し続けている場面ですね。
 このポーカはワタクシが知っている手札の5枚で役を作るものではなく、手札と場札を合わせて5枚で役を作るものなので、オープンの札が多く、よりこの能力を発揮する状況を作り出しています。
 カジノのカードゲームの強者を描写するときに、そのハッタリや迫力で相手を負かす、というものが多いような気がします(「レインマン」は別かな)。何万分の一の計算を暗算でするというのもありえない設定ではありますが、個人の雰囲気で勝つよりも説得力があるように思えてきます。

 2つ目は、ネタばれですが、早い段階で開示されるので書いてしまいますが、主人公には「未来予知」能力がある(与えられる)のですが、その未来の見え方の描写ですね。これが、もし本当にその能力があるならそうであろう、と思わせる視覚的な描写で、西洋的にネチッこく書かれています。
 全体的には、部分的にドライブ感が欲しいかなぁ。それと、ラストにもう一回ひっくり返す形が必要だったかなぁ、まぁ、ひっくり返したい気持ちはわかるのですけどね。

 あと、主人公の兄は好きなキャラクタです。過去誤解され、遠ざけられていた兄が、主人公を助言・導き、犠牲になって助ける、ありがちですが重要なキャラクタですね。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
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No.13:
(3pt)

思ったほどではないけど

ハイデルベルグの不確定性理論や未来予知、ラプラスの魔など物理学。数学、統計学の知識をちりばめたサスペンス。

上下巻にもかかわらず、あっという間に読み終えた。読みやすく、全然難しくはないんだけど、あまり読後感は残らないな。

荒唐無稽だけど、それほど突飛という感じはしない。まぁまぁかな。
数学的にありえない〈下〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈下〉より
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No.12:
(3pt)

ラプラスの魔とスピード感のある展開が魅力

「世界16カ国を興奮させた2006年最大の電撃サスペンス」を歌い文句に「確率論と未来予知」をテーマにした知的サスペンス。その分野への興味が湧く面白い作品でした、展開が早く、上下巻合わせても文章量は多くないので一気に読める作品だと思います。

 ダヴィンチコードを凌駕するという評価ですが、ダン・ブラウンの作品で言うならダヴィンチコードよりかは、「デセプションポイント」と比べるべきだと思います、そしてこの「数学的にありえない」はそれには及ばないと思います。その理由は以下です。

 ダン・ブラウンの作品と比べると、展開と視点ごとに短い章でくぎるのは同じなのですが、上巻から中盤にかけては展開が幅を広げるので、「読みにくい、解かりにくい、飛びすぎ」という印象を受けるかも知れません、そこは読書力や想像力や知識力によると思うので個人差があると思いますが、問題なのは「広げた展開が終盤にあっけなくまとまってしまう」点にあります、これは「ラプラスの魔の力だから」と言う理由では片付けられない尻つぼみ感があり、ラストでもっとドンデンして欲しかったなあと思います。ただ、逆に言えばダン・ブラウンは別格だということを改めて証明しているとも思います。

 
 批判しましたがその点を差し引いたとしても充分に面白い作品だと思います、ダン・ブラウンの作品が宗教や科学への興味を誘い出す効果があったように、この本には数学や物理への興味を誘い出す効果があると思うのでそういう意味では学校の授業に退屈している中学生にお勧めしたいと思う。文字どおり「未来に確かなことはなく選択肢は無限にある」ということを楽しくレッスンしてくれる。また、この作品は所々「人間味」もあるのでそれが面白いとも言えると思う。映画化するときっと面白い作品になると思います。

 最後に。アダムが失明の恐怖を抱きながらの闘病生活を救ってくれたのは、「医師や両親でさせ与えてくれなかった”逃避”を与えてくれる唯一のもの」というエンターテイメント小説だ、と訳者あとがきに書いてある。確かにこの作品はそれを実現していると思う。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
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No.11:
(3pt)

集合的無意識ってあるの?

あんまり数学の知識がなかったので、ふだんの生活と数学の確立をリンクして考えられることが新鮮でした。事象を100パーセントの確立にすること、すなわち未来を予言することは、全ての情報を手に入れること自体が無理なのでできないのが当たり前のことですが、なんとなくがっかりしてしました…。笑。
 SFとかでよく見るシーンですが、未来に起こりうる様々なバリエーションをみる(繰り返す?)場面がいつみても怖い…。サスペンスとして楽しめました。

数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.10:
(3pt)

アメリカのテレビドラマだと思えば・・・

伏線につぐ伏線、マイケル・クライトンばりのノンストップ・サスペンス!だそうですが
上手い手品を見せられたときのような気持ちのいい騙されかたではなく、どろくさいという
か、必要な情報を読者に与えてないから読者は誘導されるだけ、という感じ。そういう意味
で24っぽい。

そういや、描写が視覚的だし、ドラマ映えしそうです。作者紹介のところによると、作者は
子供の朗読テープを濫読していたそうなので、文章が映像的なのは納得できます。

特に上巻のほうは、まだ登場人物たちがバラバラに行動していて、それぞれのキャラの行動
がかわるがわる分断されて説明されていくので、無数に枝分かれしていた過去の出来事が一
つに束ねられて現在、未来に繋がっていくという話の進め方は、主人公の能力と重ね合わせ
た演出なのかなぁと思ったのですが、うがちすぎでしょうか。

ハイデルベルグの不確定原理などを持ち出して、主人公の能力に説得力を持たせようとして
ますが、やっぱりトンデモ科学な感じがして読んでて気持ちがしぼみました。ミステリー・
サスペンスもので、非現実の要素が入ってきてしまうのは好みではないからだと思います。

読みやすいし、特にお話が展開されていく上巻は楽しめたのでまぁよしとします。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.9:
(3pt)

すっきりとはしない

期待の新人が知的好奇心を興奮にまで高めたジェットコースターノベル.このミスでも上位にランクイン.
しかし,私は楽しめなかった.特に上巻.全体をもっと縮小・削除すればもっと密度の高い作品ができたはず.と思ってしまう.場面の切り替えが多いのも読者を選ぶ原因となる.
海外ノベル初心者は避けた方がよい.
もっと最初に読むべき作品がある.
とはいっても,統計学や量子物理学を分かりやすい表現で取り入れ,それを冒険小説(?)として成立させたのは快挙.
過去の名作を既読し新しさを求めるなら適切.

数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
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No.8:
(3pt)

期待ほどでは…

書評に「ダヴィンチ・コード」を超えた!とあったので、ちょっと期待したのですが、まず文章が拙い…読みにくいです。翻訳の問題なのか、原書からの問題なのか(多分こっち)、ぐいぐいとは引き込まれません。コニー・ウィリスの「航海」の方が、数倍手に汗握るストーリーでした。おまけに泣けるし。読んで損とは言わないですが、ここまで評判になるのがちょっと不思議です。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
4163253106
No.7:
(3pt)

アイディアは....

上下巻、読みました。面白いです。
 ただ、アイディアは目新しいとは思えません。そこをスパイ物語で補っているわけですが、わたしはナヴァと北朝鮮組織との関係が、いまひとつ軽すぎて、最後までわだかまりとして残ってしまいました。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
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No.6:
(3pt)

上巻は、饒舌すぎる。でもその先を知りたい。

ギャンブルに依存する大学講師ケイン。これまた、さえない兄ジャスパー。祖国を棄て、使命も裏切る凄腕の女性工作員と謎の研究を続ける科学者。

4者の思惑がそれぞれの独立したプロットとして展開されるのを我慢するのが上巻。

それと順列と組み合わせしか理解できない自分は、統計学・量子力学の講義も我慢しました。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
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No.5:
(3pt)

グレッグイーガンの「宇宙消失」に酷似

舞台背景などは異なりますが、結構内容がかぶっています。
どちらかと言えば、「宇宙消失」のほうがおもしろかった。
これが面白かった人はぜひそちらもチェック!!
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No.4:
(3pt)

小説自体は面白かったです。

しかしとんでもない間違いがありますよね?相対性理論の説明で・・。理解できない相手にギャグとして語ってるのかもしれません、僕の読解力が足りないのかと思いました。
 物質が光の速度にちかづくとその物質の質量が無限に増えていくのですが、これを加速度によって体が重く感じるのとを混同しています!!これわざとなんでしょうかそれとも本当にこんな風に思っているんでしょうか?

数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
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No.3:
(3pt)

☆ハイパー禁煙啓蒙小説(゜∇゜)??

☆一気に読ませてくれるカコイイ エンターティメントと思います。登場人物たちが魅力的で凄くてイイです。ベスターの「分解された男」ほどシビレませんが、しかし、このようなものを読了すると一服がすごくすごくおいしい筈なのです、しかし・・・・・・・
これは新しいタイプの禁煙啓蒙小説です。
脳の中にあぶない汁を流し込む愛情生活を生きる女子が、タバコを吸う健康な人を見てげんなりしたりしています。タバコは常に登場し、存在感を持たされています。そして物語は禁煙へ向かって猛ダッシュします。ああ。「禁煙セラピー」を読んだ後みたい(゜∇゜。)ホロホロホロ。禁煙をすると健康に良く、生きる確率がUPする!というのが真の主題であると思います。このノベルは、禁煙と健康と人生を考えさせます。同時にまたイノチ及び臓器類自由交換推薦小説でもあります。
数学的にありえない〈上〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈上〉より
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No.2:
(3pt)

特別優れた小説だとは思えませんが・・・

タイトルで非常に興味をそそられました。原題はただの「improbable(ありそうもない)」ということで、うまい邦題の付け方だと思いました。帯やカバーの記述も絶賛の嵐で、これはやはり手に取っちゃいますね。
のっけから数学的なトリビアが散りばめられており面白いことは面白いのですが、本筋に深くからんでくるようなものではないことが読み進むうちにわかってきます。また、登場人物は皆あまり深みが無く、悪い意味で漫画的な印象を受けました。アクション場面や終盤、物語が収束してくるあたりはかなり読ませますが、途中の伏線の張り方がややぎくしゃくしており、トータル的な小説の完成度はそれほど高くないように感じられました。クライトンらと比較されることが多いようですが、(あとがきにも同様のことが少し書いてありましたが)個人的にはM・ナイト・シャマランの映画から受ける印象に近い読後感を持ちました。
結論としては、平均的な水準の作品という評価になります。途中で投げ出すことはまず無いでしょうし、それなりの満足感を得られる方が多いとは思いますが、「ハードカバー2冊、高かったな・・・」とお感じになる方も結構いらっしゃる気がします。
数学的にありえない〈下〉Amazon書評・レビュー:数学的にありえない〈下〉より
4163253203

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