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(短編集)
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クリスマス・プレゼントの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 21~40 2/3ページ
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『TWISTED』(ひねり)という原題のとおり、話に“ひねり”が利いていたり、逆転必殺の“オチ”が付いていたりする短篇集。 この作家の作品を読むのは初めてだったのですが、話の展開のさせ方、お話の作り方が堂に入っていて、巧いもんだなあと堪能させられましたね。乗り心地の良い車の助手席に座って、流れ去る外の景色に目を走らせているうちに、目的地の終点近く。「えっ!?」という、ツイストの利いたサプライズ(驚き)が待っているという妙味。小気味よく、楽しませてもらいました。 収録16作品のなか、特に「やられたっ!」と痛快な心持ちにさせられたのが、「三角関係」と「ひざまずく兵士」。前者の騙しのテクニック、後者の話の絵柄が反転するエンディング、いずれも巧妙で鮮やかでした。 そうしたひねりの要素は薄いけれど、出来のいいショートストーリーとして贔屓したいのは、「ノクターン」の一篇。O・ヘンリー風味の心あたたまる一品。音楽好きの警官が活躍する音楽ミステリとして、これはなかなかの逸品ではないでしょうか。 原書に掲載されていたものなのか、それぞれの作品の扉に載っている挿絵が、ちょっと洒落ていていいですね。話の中に入っていくムードを盛り上げてくれて、好印象を持ちました。 | ||||
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今まで色々な短編集を読んだけど、これほど濃密で全編面白かった短編集も珍しいです。 読み出したらやめることが出来なかったです。 16編全てに巧妙なプロット、捻りのきいたオチが待っていて流石ディーヴァーって唸らされました。 どれもが面白いのですが、その中でもリンカーン・ライムシリーズ初の短編集でもあるクリスマス・プレゼントが良かったです。 些細な矛盾点もライムにかかれば命取りですからね。 限られたページ数でこれだけの話を作り上げるディーヴァーはやっぱり凄すぎます。 また彼の短編集が発売されたら速攻で読んでみたいです。 | ||||
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初めて読んだディーヴァー作品です。 この作品で好きになり、リンカーン・ライムシリーズも読み始めました。 レビューされているかたは、出来不出来が別れているという意見もありますが、 自分は、ほぼすべての作品を楽しむことができましたよ。 どんでん返しの快感っていうものをお手軽に味わえる作品集だと思います。 | ||||
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さすがディーヴァーの作品たちだ。短くてもひねりがきいていて、飽きることがない短編ばかりだと思う。リンカーンとアメリアの活躍も面白いけれども、市井の潜む犯罪の方がよほど怖いと思う。 | ||||
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この作者は長編を主に読んでいた.どの作品もプロット,人物描写,展開の巧さに感嘆. 短編といっても軽視すべからず. どの作品も駄作無し.捨て作無し. 井上靖氏も言っているが長編より短編の方が創作は難しい. 作者は,今最も脂ののった時である. 今後も新作が期待される. ちなみに,このミスでも上位にランクイン. | ||||
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全16編からなる短編集。「このミステリーがすごい! 2007年版」で2位になったというだけあって、なるほど、どれも意趣をこらした読みごたえのある短編となっている。あえてベスト3を選ぶと。 『身代わり』。夫殺しの計画。その顛末は…。 『見解』。現金輸送車強盗事件発生。目撃証言者と保安官助手の関係、結末はいかに? 『釣り日和』。息抜きに休日、娘へのプレゼントを約束し、湖に釣りに出かける男。衝撃のラストが! | ||||
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事故が原因で左手の薬指と肩と頭しか動かすことのできない主人公の犯罪学者 リンカーン・ライムのもとには市警などから捜査顧問の依頼が舞い込む。市警の ロン・セリットーは妻の友人スーザン・トムソンの捜索をライムへ非公式に打診 してきた・・・表題作『クリスマスプレゼント』 16編からなる短編集で・・・このミス海外編同率2位の作品。表題作は映画化もされた 『ボーンコレクター』のリンカーン・ライムシリーズの短編でもある。だいたい どの短編もどんでん返しが待っており,期待を裏切らないのがほとんどである。作者の 前書きがありその中で「長い作品を書くことは,短い作品を書くことよりも遙かに楽な 作業だ・・・短編小説は作者の怠慢をけっして許さない」とある。それを読み,私は著者 でもないのでらないことであるが,そんなものなのかなぁ〜でも,そう言うからにはこの 短編のどれも自信があるってことなのか?前書きでこんな事を書くなんて楽しみである と思った。そして,どの作品も決してしの期待を裏切らない出来であると感じた。読み 進み,後が少なくなり,読み終わることがもったいないなぁ〜という気持ちになった。 | ||||
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とても上質で上品な短編集です。 意表をつくどんでん返しは素晴らしいものがあります。 読み進むうちに「次はどんなどんでん返しかな」と 想像しながら読んだのですが、 意外な結末で想像が外れることが多く、楽しかったです。 ゆったりとした気分でくつろぐひと時のお供には 最高のミステリー集だと思います。 | ||||
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短編小説で、こんなに満足させられたものはないです。 全ての作品がパーフェクト、というわけではないけど、多くの作品の 結末が意外性があり、一気に最後まで読んでしまいました。 分厚い本ですが、いくつもの短編に分かれているため、ちょっとずつ 読み進めることも可能です。 お得な買い物をした、という感じですね。 | ||||
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著者も前書きで言っているように”トワイライトゾ−ン”などの、30分TVシリ−ズを思わせる、高品質な作品群。 リンカ−ン・ライムが登場する”クリスマス・プレゼント”以外は30ペ−ジ程度の短編ばかりで、その短い作品の中で快くだまされます。 シニカルな落ちの作品のなかに、ハ−トウォ−ミングなものも挿入され、バラエティ―に富んでいて、飽きることなく読めます。 個人的に星新一のショ−トショ−トを思いだしました。 短編の楽しみを思い出させる、絶品の作品集です | ||||
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’03年12月に、アメリカで『Twisted(ひねり)』というタイトルでリリースされた著者初の短編集。 ’95年から’02年にかけて、主に本国版EQMM(エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン)に掲載された作品に、著者の代表シリーズのキャラクター、リンカーン・ライムが登場する書き下ろし1編を加えた16編からなっている。 長編作品におけるジェフリー・ディーヴァーの持ち味である、“どんでん返し”、“意外な結末”、“ノンストップ・ジェットコースター・サスペンス”は、短編でも、いや短編ならばこそいかんなく発揮されている。 作品のラインナップも、ラストであっと言わせるワンショットものを軸に、ひねりのきいたアイデア・ストーリーから、ハートウォーミングな音楽ミステリー、法廷サスペンス、サイコスリラー、シェイクスピアが重要な役割を演ずる歴史ミステリーまで幅広い。 いずれ劣らぬ逸品ぞろいだが、特に私の印象に残った作品をいくつかあげておく。 妻の不倫相手を手にかける男の物語だと思って読んでいると・・・。(『三角関係』) 連続殺人が起きている州立公園周辺へ、趣味の釣りに出かけると・・・。(『釣り日和』) ストラディヴァリウスの強奪事件が、思いがけず心温まる物語に・・。(『ノクターン』) 罪を認めない悪党と対峙する検事の、逆転勝利の秘策とは・・・。(『被包含犯罪』) ありふれた失踪事件が、やがてとんでもない事態へ・・・。(『クリスマス・プレゼント』) 未亡人と詐欺師の騙しあいの、二転三転の後の結末は・・・。(『パインクリークの未亡人』) ストーカーに悩む少女が、本当に邪魔に思っていたのは・・・。(『ひざまずく兵士』) 本書はディーヴァーから読者に贈られた、まさに‘クリスマス・プレゼント’である。 | ||||
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ジェフリー・ディーヴァーの初短編集。リンカーン・ライムとアメリア・サックスが大活躍する長編で人気のディーヴァーが短編をどう仕上げるか、興味津々で読み出した。標題作『クリスマス・プレゼント』がライムとサックスが登場する書き下ろしで、他はEQMM等に掲載された短編である。 正直、今一歩である。いつものジェット・コースターのようなうねりが始まる前に物語を終えなくてはならないというのは彼のようなタイプの作家には厳しい気がする。前書きでディーヴァーが書いているように、たわむれに中学生時代に逆戻りしてみたような、『ぱっとしない少年の逆襲』的な出来映えで、書いている本人は楽しいのだろうが、読んでいる方としてはいつものひねりにひねったプロットが無くて寂しいものがある。 こういう短編集を読むと鮎川哲也みたいな短編まで素晴らしいミステリー作家はほんとに少ないものなのだと痛感してしまう。残念。 | ||||
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ジェフリー・ディーヴァーの短編集。原題は「Twisted」。つまり、「ひねり」。その名のとおり12の短編、全てにどんでん返しが仕込まれています。それもただどんでん返しがあるのではなく、ほとんどがサスペンスとしても超一流で読ませる上に、最後には「やられた!」と思ってしまうのですから、すごいものです。それが12回も味わえるとはなんと贅沢な短編集。ストーリー、テクニックからして「名作」と呼ばれうるのではないでしょうか。 しかもリンカーンライムものの「クリスマスプレゼント」も収録されているのも贅沢ですね。 なのに、なぜ星4つなのか。ディーヴァー自身が序文でこう述べているのです。「長編はラストは必ずハッピーエンドでなくてはならない。読者にそれだけの時間つき合わせたのだから作者には読んでよかった、と思わせる義務がある。しかし、短編なら読者の拘束は短いのだから、後味の悪いものも自由に書ける」と。そのとおり、この作品集、どうにも後味の悪い作品が多いのです。1篇ごとに少し疲労感が残ります。 しかも最後を飾る「ひざまづく兵士」。これがまたなんともやるせない話で、なんでこれで終わるの?。 気に入ったのは、 意外な展開でハートウォーミングな「ノクターン」 ラストが全く予想しない方向に展開して心底驚いた「三角関係」「釣り日和」 といったところでしょうか。 少し不満を言ってしまいましたが、驚かされるのが好きで、サスペンスが好きな人には至福の時間を提供してくれる作品集です。是非読んでみてください。 | ||||
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ディーバーといえばライムが主人公の長編と相場は決まっていそうで、本書についてはあまり期待していなかったのですが、面白いのなんのって!この人、短編の方が向いているのではないかしら、と疑問を持つくらい見事な話の展開と思わず「えーっ」と声に出てしまうどんでん返しの連続です。I recommend--Kostantinos-The Quest.. | ||||
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「ボーン・コレクター」に始まる一連のリンカーン・ライムもので知られるジェフリー・ディーヴァー。彼の手になるイカした短編小説を16編集めた文庫本です。私は思い切り堪能しました。 16作品のほとんどすべてが、読者の思い込みを巧みに利用した「だまし」の物語です。 登場人物が憂いに満ちた表情を浮かべていれば、そっと駆け寄って、悲しみにくれるその人物のために力を貸したいと思うことでしょう。平穏な日常を切り裂く事件に娘が巻き込まれた父親が、決死の覚悟で決着をつけようと奔走する姿には、やはり心寄せたくなるでしょう。 読者のこうした「当然至極な思い」を梃子にして、思い切り遠くへ投げ飛ばす物語群が詰まった580ページの書です。次から次へと繰り出されるディーヴァーの巧みな投げ技に感嘆のうなり声を抑えることが出来ません。 巻頭の「ジョナサンがいない」にまず圧倒され、続く「ウィークエンダー」に息を呑み、三話目の「サーヴィス料として」のコミカルな欺きの手口にニヤリとさせられます。 四話目くらいになれば、読者もディーヴァーの手口を学習し始めて、先読みの心を働かせ、「これ以上は騙されまい」と身構えるものでしょう。しかしそれでも私は七話目の「三角関係」や九話目の「釣り日和」に、まんまと嵌められました。 しかし投げ飛ばされた後に読者をじわりと襲ってくるのは、自分がいかに思い込みに満ち満ちた存在であるかという恥じ入る思いです。世間や他人を単純明快な図式に当てはめて判断することのなんと無邪気で剣呑であることか。 そしてさらに思い知るのは、信じている家族や友人ですら十全に理解することの絶望的な不可能性です。どんなに相手に心を開いても、その言動を信じても、その心の奥に闇が広がっていることを知りえない場合がある。 最後はそんな底なしの悲しい思いに駆られる短編集といえるかもしれません。 | ||||
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「まえがき」で著者が言っている。「短編の醍醐味は狙撃手の放った銃弾のように速くてショッキングなもの」と。その言葉通り、ここに収録されている短編にはいい意味で裏切られる作品が多い。予想していた結末を根こそぎひっくり返される快さ。 ことによかったのが「三角関係」。ネタバレするので内容には触れないが、読者の先入観を見事に手玉にとった作品で、ついうなってしまった。ほろりとくる人情話風の「ノクターン」も佳作。状況がよくわからないまま語りが続く「超越した愛」は最後に全てが明かされて、これもびっくり。本作のために書き下ろされた「クリスマス・プレゼント」も二転三転するストーリー展開で楽しめた。 | ||||
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短くてもどんでん返しの切れ味は十分。 「ジョナサンがいない」が好き。 しかし、1年以上前だが旅行中にTwistedを読んだのに、題名が関係ないので2度買いしてしまったのが不満。 | ||||
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リンカーン・ライムがどうやって短編に?と気になって購入しましたが、短編集ならではのひっかけが編み出されています。ページ割まで考えた上でのプロットで、「どうやってひっくり返してくれるのだろう?」と思いつつ読んでいると、次のページをめくったところで「ど〜ん」と期待通り、かつ予想外展開でどんでん返しを喰らいます。 長編のリンカーン・ライムは確かに大変面白いのですが、現実離れしているのも事実、この位の短編だと却ってリアリティを感じて悪くないですね。もっともリンカーン・ライムシリーズを全く知らない人には、短編では状況設定が掴みにくいかも知れませんが。 お得感のある、「限定品のおまけ」を貰う嬉しさというところ。 | ||||
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帯の「どんでん返し16連発」は裏切りません。 ディーヴァーマジック炸裂!! 冒頭の謎、中盤のサスペンス、結末の意外性。 まるで短編のお手本のような作品のオンパレードです。どれもサクッと読めるので、ジェットコースター気分でニヤリとさせられます。 まさに、正月休みを過ごすのによいクリスマス・プレゼント?! | ||||
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短い作品ばかりですが、いずれも端正な文体で描かれたミステリーのお手本のようなものばかりです。ちょっとばかりトリッキー度が過ぎる部分もありますが、悪役も含めて登場人物の造形が見事で、飽きさせません。『ボーンコレクター』のファンの方にもお楽しみがありますよ。 | ||||
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