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犬は勘定に入れません
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【この小説が収録されている参考書籍】
犬は勘定に入れませんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 41~42 3/3ページ
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SFを読んでみたいと思っていたけど、たいていは設定が難しすぎて読めないものばかり!この本もあとがきに最初は理解できないだろうって書いてなければ途中で投げ出してたかもしれません。でも読むうちに笑える~!ミステリ-だし(ミステリ-小説の引用がやけに多い)登場人物は魅力的だし,恋愛要素もある。続きがあるなら読みたいな~。もちろん、ちゃんと完結してますが・・。私もネットを抜けて過去へ旅(?)をして重度のタイムラグになってみたい!それでちょっと詩人みたいなこと言ってみたいな~。初めは意味がわからないかもしれませんがかなりお勧めです! | ||||
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ダンワーシイ教授ものの最新作です。ヒューゴー賞受賞作。 前作「ドゥームズデイブック」が中盤中だるみがあって全体的なバランスが悪かったのに比べ、本作は最初から最後まで、英国文学、ミステリからのネタや細かいギャグが矢継ぎ早に繰り出され、飽きさせません。ウィリスは真面目な話よりもこういうコメディタッチの作品のほうが個人的には好き。題名はジェロームの「ボートの3人男」の副題で、もちろんそのネタも出てきます(ボートの3人男とテムズ川ですれ違うくだりまであります)が、後半ミステリタッチになってからはもっぱらドロシイ・セイヤーズネタ。キャラクターも面白い人物が続出するし、19世紀英国の田園風景の描写など読みどころがいっぱい。 ストーリーは教会の復元イベントのため空襲で消失した壷?を探しに学生たちが例によってタイムトラベルしながら、謎ときをする話です。タイムパラドックスと時間保存則に関する突っ込みも結構掘り下げており時間SFとしてもかなりの仕上がりと思います。アイデア的にもストーリー的にも単純だった「ドゥームズデイ」に比べると、タイムパラドックスの謎ときも結構込み入っていて、ミステリとしてみても面白いと思います。また恋愛小説としてみてもなかなかのもの。色んな要素がブレンドされた、分類不可能なミクスチャ-小説の傑作と思います。 最後はしっかり、SF的な飛躍したオチが用意されているので、お楽しみに。 | ||||
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