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犬は勘定に入れません
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【この小説が収録されている参考書籍】
犬は勘定に入れませんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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決まりきった展開に、今作では長々とした蛇足までついてる。駄作 | ||||
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ただでさえ面倒くさいタイムパラドックスものに、 タイムラグにかかった主人公の視点で語られるとよくわからない。 主教の鳥株がなんなのかよくわからないことが気になる。 イギリスの風習とか過去の文学作品の引用とかもわからん。 もっとシンプルにならなかったものか。 | ||||
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オックスフォード大学は第二次大戦中に消失したコヴェントリー大聖堂の復元計画に携わっていた。過去への時間旅行技術を使って20世紀にさかのぼり、“主教の鳥株”を探しにいった大学院生ネッド。しかし、それは大戦中の大聖堂には見つからない。時間旅行に疲労困憊したネッドは19世紀ヴィクトリア朝に赴くが、予期していたようには事が進まず…。 ヒューゴー賞、ローカス賞受賞の時間旅行SF。上下合わせて1000頁近い大作です。 物語がどこへ向かっていくのかがしかとは見えないまま、ネッドのヴィクトリア朝の“清楚な”イギリス旅行に延々と付き合うことになります。当時の上流階級の人々が様々な文学作品から言葉を山のように引用し続け、それを翻訳者の大森望氏が精緻に引用元を割注で振って行くのです。これは親切といえば親切、その一方で物語が大量の訳注によってその進行を阻まれるのもまた否めません。 訳者あとがきには「やたらと割注が多くなってしまい、うるさいと思った人には申し訳ない。八割方は翻訳者の自己満足なので、適当に飛ばして読んでください」とありますが、そう言われたところで、なかなか“適当に飛ばして読”むというわけにはいきませんでした。 いずれにしろSFとはいえ、どちらかというとユーモア小説のジャンルに分類分けされるもので、ハードSFを望む読者には少々肩透かしをくらわされたような気がします。 同じ作者の『ドゥームズデイ・ブック』は、タイム・トラベル物とはいえ、ハードSFのようなので、機会があればそれと読み比べてみたいものです。 | ||||
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非常に高い評価、SFコメディというジャンルに惹かれて、上下巻同時に購入しました。 しかし、SFとしては、タイムトラベルについての理論説明もなく、かといって独創的な小道具の登場もなし。 コメディとしても、登場人物たちが同じような行動を繰り返すばかりで、ウンザリしこそすれ笑えることもなし。 副題になっている消えた花瓶の謎についても、興味を引っ張るような工夫がないため、謎が解けてもカタルシスなし。 恋愛は、惚れっぽい男女が、惚れた相手のことを賛美する言葉を吐くだけ。 あまりにここでの評価と私の感想との間に乖離があったので、楽しめなかった人間はこんな風に感じている、という参考にしていただければ。 ひょっとして執事や犬猫に興味があり、少女マンガ的ラブコメ好きな方なら気に入るかもしれません。 (ちなみに私は執事にも犬猫にも興味がないオッサンです。) とにかく長い話なので、購入時は上巻のみにして様子を見てはいかがでしょうか。 | ||||
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