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沈黙への三日間
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沈黙への三日間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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『黒のトイフェル』、『深海のYrr』、『LIMIT』に続く、ドイツのベストセラー作家、フランク・シェッツイングの新作。今まで同様、ボリューム満点のサスペンス小説だけど、この上巻の展開は遅いかな。 1999年のケルン・サミットを舞台にした要人暗殺をテーマにした小説。コソボの問題などの民族紛争やNATOの軍事介入といった背景に、科学技術を絡めて、面白くまとめているのは、さすが著者らしいけど、長い小説が好きな私でも、ちょっとイライラするぐらい展開が進まない。この内容なら、半分のボリュームでいい感じがする。 主人公の科学者などの登場人物の設定などはいいんだけど、物語の展開があまり予想外なものもなく、しかもあまり進まないのが残念なところだ。 1999年という設定もちょっと古いような気もする。クリントン大統領やエリツィン、小渕首相なんて名前が出てくると、なんだか懐かしく昔のような気がしてしまう。ただ、民族紛争やテロは、あれから10年以上もたつが、9・11以降、なお激化していることを思うと、決して古びてはいないテーマだ。 | ||||
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