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ウイニング・ラン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ウイニング・ラン (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ウイニング・ランの評価: 4.20/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

マンネリ

マイロンシリーズが好きで第一作目からずっと読んできましたが、シリーズを重ねるごとにマイロンの魅力が薄れてきているというか自分勝手で子供っぽい部分が目についてイラつきます。(笑)
この作者のお決まりのパターンから犯人の目星もついてくるようになります。
それでも読者をぐいぐい引っ張る力はあるので星3つ。

ウィンの描写は漫画的で現実的ではなく、エスペランザ他登場人物もすべてマイロンの都合のいいように動いてくれるご都合主義。

いくらキャリアを壊した負い目があるとはいえ、息子が実は他の男の子供でも文句ひとついわないグレッグの人のよさ。
理由はどうあれ善良な市民を暴力で脅して言うことを聞かせ、挙句その相手は訴えるどころかマイロンに感謝。
マイロンはマイロンで方法より目的だからと自分に酔いながら嘯く始末。

この作者の倫理感に疑問を持たざるをえません。

何よりも家庭を強く望んでいる描写を散々しておきながら35にもなって今だ独身のマイロンの矛盾を解決するかのようにいきなりふってわいた13歳の息子。ご都合主義以外の何者でもないですね。

この後マイロンシリーズはいったん長いお休みにはいるんですが賢明な判断でしょう。

ウイニング・ラン (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ウイニング・ラン (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151709576

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