沈黙のメッセージ
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登場人物は皆魅力的でストーリーにも引き込まれる でも訳がひどい 「顔から血が流れた」 これは血の気が引いたの間違いでは? やたら繰り返される会話途中の「失礼?」 excuse meの直訳?「ハァ?」とか「なんだって?」が正しいのでは? 他にも直訳がてんこ盛りで気になってしょうがない 誰か別の人にシリーズ全部訳し直してもらいたい | ||||
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ハーラン・コーベンという作家には、様々な新しい試みをやってやろうという独創性への渇望と、意気込みがとても強く見受けられるが、四半世紀前のデビュー作である本書には、その思いのたけがたっぷり過ぎるくらいにぎっしりと詰まっているように見える。 文体としては、軽妙で読みやすく、三人称なのだが、もしこれが一人称であれば、ロバート・クレイスのエルヴィス・コール・シリーズにすごく似てそうだ。メタファー、体言止め、ユーモア。 しかし、主人公は私立探偵ではなく、スポーツエージェント。FBIに一時在籍した経験を活かしての探偵もどき、といった少し世間離れした職業に着いている。 また、エルヴィス・コールにジョー・パイクというスーパーな相棒がいるように、こちらのシリーズ主人公マイロン・ポライターには、ウィンザー・ホーン・ロックウッド三世(通称ウィン)というややこしくも過激で超リッチな相棒がいる。 テンポが良いためにロス発ニューヨーク行のフライト中に読めてしまう、とそんな宣伝文句が訳者あとがきで紹介されてもいるのだが、そう、読みやすいのは確か。 しかし実は、ぼくとしては、登場人物が多過ぎて、ストーリーが複雑化するととたも難解に感じられた。こういう場合、ぼくの場合、Excelで人物関係図などを整理して一望しないと、スムースに楽しめないという歯がゆさがあるのだ。 特に最終の畳み込みのシーンなどは理解しづらいと思った。外国人名では特に名前が覚えにくいからかもしれないが、関係者が多い作品は時に頭の中を整理したくなってきます。とは言うもののExcelのない出先で読んでいるので、これは長大な巻頭人物表を何度も見返して脳内整理で何とかしました。次はこうした場合、白紙を広げて手書きの人物表をつくろうかな? 関係人物が多いだけに、本書は、プロットの凝り様、時系列なども広く複雑化してゆくのだが、作者にしてみれば最初の長編作品だから、力みに力み、凝りに凝ったのだろう。 しかしこの作者の良さは、やはり語り口であり、文体であると思う。そしてヒーローの人間味、脇役の個性もとても魅力的だ。最近作3冊ですっかりこの作者が気に入ってしまったぼくとしては、第一作からしっかりこの人を追いかけようと好奇心満々で今後も挑みたい。 すっきりした主人公の行動と、予想を覆してゆく意外な捜査展開。個性的で魅力的な脇役たち。家族愛や友情。そして何よりも正義感。主人公のキップの良さは何ものにも代え難い。今はすっかりベテランとなったハーラン・コーベンだが、この時期の若い時代のチャレンジングな作風にも、より着目してゆきたいと思う。 | ||||
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面白かったです。 ストーリーに無理がなく、捜査、推理もきちんと段取りを踏んでいて、引っかかりなく読めました。 登場人物のキャラクターもしっかり書き分けられていて、魅力的でした。 次作以降も読んでみようと思います。 | ||||
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ミステリーファンの一人としてコーベンのマイロンシリーズを知らなかったのは残念。 最後までストリーがわからない緻密なストリーといろんなバックグランドをもった個性的な人物設定がミステリーの醍醐味だが、その要素を十分満たしている。マイロン、ウィン、エスぺランザ、それぞれの人物が非常にいい味を出している。 特に後半は一気に展開し途中で読むのをやめるのがつらくなる。 | ||||
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事件の謎が少しずつ解き明かされていく、それでいて最後まで犯人は分からないし、犯人が分かった時には、全ての事柄が符合していくという実に素晴らしい推理小説。 主人公が大学時代は花形のバスケットボール選手で、FBIに10年間勤め、ロースクールを卒業したスポーツエイジェントというのは出来すぎの設定であると思うし、単に小心であるために他人を深く傷つけたような人に対して、厳しく断罪するところなどはどうかと思うが。 結末にかけてスピードがどんどん増していくようで、最後は設定の甘さなど気にならなくなってしまうほど面白い。 | ||||
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