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沈黙のメッセージ
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沈黙のメッセージの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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登場人物は皆魅力的でストーリーにも引き込まれる でも訳がひどい 「顔から血が流れた」 これは血の気が引いたの間違いでは? やたら繰り返される会話途中の「失礼?」 excuse meの直訳?「ハァ?」とか「なんだって?」が正しいのでは? 他にも直訳がてんこ盛りで気になってしょうがない 誰か別の人にシリーズ全部訳し直してもらいたい | ||||
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ハーラン・コーベンという作家には、様々な新しい試みをやってやろうという独創性への渇望と、意気込みがとても強く見受けられるが、四半世紀前のデビュー作である本書には、その思いのたけがたっぷり過ぎるくらいにぎっしりと詰まっているように見える。 文体としては、軽妙で読みやすく、三人称なのだが、もしこれが一人称であれば、ロバート・クレイスのエルヴィス・コール・シリーズにすごく似てそうだ。メタファー、体言止め、ユーモア。 しかし、主人公は私立探偵ではなく、スポーツエージェント。FBIに一時在籍した経験を活かしての探偵もどき、といった少し世間離れした職業に着いている。 また、エルヴィス・コールにジョー・パイクというスーパーな相棒がいるように、こちらのシリーズ主人公マイロン・ポライターには、ウィンザー・ホーン・ロックウッド三世(通称ウィン)というややこしくも過激で超リッチな相棒がいる。 テンポが良いためにロス発ニューヨーク行のフライト中に読めてしまう、とそんな宣伝文句が訳者あとがきで紹介されてもいるのだが、そう、読みやすいのは確か。 しかし実は、ぼくとしては、登場人物が多過ぎて、ストーリーが複雑化するととたも難解に感じられた。こういう場合、ぼくの場合、Excelで人物関係図などを整理して一望しないと、スムースに楽しめないという歯がゆさがあるのだ。 特に最終の畳み込みのシーンなどは理解しづらいと思った。外国人名では特に名前が覚えにくいからかもしれないが、関係者が多い作品は時に頭の中を整理したくなってきます。とは言うもののExcelのない出先で読んでいるので、これは長大な巻頭人物表を何度も見返して脳内整理で何とかしました。次はこうした場合、白紙を広げて手書きの人物表をつくろうかな? 関係人物が多いだけに、本書は、プロットの凝り様、時系列なども広く複雑化してゆくのだが、作者にしてみれば最初の長編作品だから、力みに力み、凝りに凝ったのだろう。 しかしこの作者の良さは、やはり語り口であり、文体であると思う。そしてヒーローの人間味、脇役の個性もとても魅力的だ。最近作3冊ですっかりこの作者が気に入ってしまったぼくとしては、第一作からしっかりこの人を追いかけようと好奇心満々で今後も挑みたい。 すっきりした主人公の行動と、予想を覆してゆく意外な捜査展開。個性的で魅力的な脇役たち。家族愛や友情。そして何よりも正義感。主人公のキップの良さは何ものにも代え難い。今はすっかりベテランとなったハーラン・コーベンだが、この時期の若い時代のチャレンジングな作風にも、より着目してゆきたいと思う。 | ||||
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面白かったです。 ストーリーに無理がなく、捜査、推理もきちんと段取りを踏んでいて、引っかかりなく読めました。 登場人物のキャラクターもしっかり書き分けられていて、魅力的でした。 次作以降も読んでみようと思います。 | ||||
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ミステリーファンの一人としてコーベンのマイロンシリーズを知らなかったのは残念。 最後までストリーがわからない緻密なストリーといろんなバックグランドをもった個性的な人物設定がミステリーの醍醐味だが、その要素を十分満たしている。マイロン、ウィン、エスぺランザ、それぞれの人物が非常にいい味を出している。 特に後半は一気に展開し途中で読むのをやめるのがつらくなる。 | ||||
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事件の謎が少しずつ解き明かされていく、それでいて最後まで犯人は分からないし、犯人が分かった時には、全ての事柄が符合していくという実に素晴らしい推理小説。 主人公が大学時代は花形のバスケットボール選手で、FBIに10年間勤め、ロースクールを卒業したスポーツエイジェントというのは出来すぎの設定であると思うし、単に小心であるために他人を深く傷つけたような人に対して、厳しく断罪するところなどはどうかと思うが。 結末にかけてスピードがどんどん増していくようで、最後は設定の甘さなど気にならなくなってしまうほど面白い。 | ||||
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スポーツエージェントを務めるMyronの顧客であるフットボール選手は、殺されたと思われていた、行方不明の元恋人からの電話を受ける。Myronは、元女子プロレスラーの助手や、かなり手荒な友人の助けを借りながら、真相を探っていき、ついには意外な事実を知ることになる。最近のCobenの作品Tell No One、Gone for Goodは、いずれも死んだと思われていた行方不明者が実は、というパターンであるが、これら「行方不明もの」の原点が、この作品にあると言える。しかし、似たような主題を扱いながら、中身はそれぞれ全く異なっており、いずれの作品も、ストーリー展開の複雑さ、意外性、スピード感において優れた作品と言え、大いに楽しめる。スポーツエージェントというと、日本人、特にスポーツに縁のない人にはなじみが薄い職業だが、スポーツへの興味とは関係なく面白いハードボイルド作品である。私にとってMyron Bolitarシリーズの作品は始めてであったが、他の作品も続けて読みたい気にさせられた。英語は平易で読みやすい。 | ||||
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期待満々で読んだ作品。楽しみました! よくもまあこれだけカッコ良い人たちを集めたわね・・ というのが最初の印象。 スポーツエージェントという職業もよくわかったし 登場人物の会話も洒落てて良い感じ。 殺人事件を扱っている推理小説だけと終始、爽やか感が 漂ってます。シリーズ全部読みたい! 英語で読むのに途中で嫌にならない作品だと思います。Try it! | ||||
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ハーラン・コーベンの作品は息抜きのつもりで読んでも、ついはまってしまうから怖い!マイロンの昔の恋人で作家のジェシカが登場する。誰もが姿を見たとたん「息を呑む」ほどの美人という設定なので、その妹となれば容姿だって推して知るべし、だろう。美人で優等生の妹キャシーが失踪してから一年半後事態が急変し、マイロンを始めとして、MB Sportsrepの面々が捜査を開始する。最後にはやはりとんだところに答えが転がっていて、どうして?と思わず叫んでしまう。それも、ジェシカの妹の過去が周囲の証言によって次第に明らかになるので、よくストーリーを追っていかないと訳がわからなくなってしまいそうです。だから、息抜きではなく真剣に読んでしまうのです。それにしてもマイロンという男、すごく頭が切れて、スポーツ・マン、その上容姿もいいので完璧ですね。ウィンも大富豪の子息ということだけど、テコンドーの達人でやはり頭が切れる。エスペランサはリトル・ポカホンタスというリング・ネームの元女子プロレスラーで、やはり綺麗。 現実から離れてコーベン・ワールドで謎解きに挑戦するのもいいかもしれない。なにより、登場人物が生き生きしているからなお楽しい! | ||||
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これは傑作の新シリーズの登場だあ!久々に新しさを感じる 設定と興味をひかれるキャラクターたちに乾杯! スポーツエージェントをテーマにしたT.クルーズ主演の映画 を思い浮かべながら読んでいたので、イメージが沸きやすくて より楽しめる。それでいてストーリーは本格ミステリー 仕立て。どこまでがシリアスでどこからがジョークなのかわからないような楽しませてくれる雰囲気と、 Elvis Coleのシリーズと比較できる名コンビの活躍は これからもかなり期待できる。 | ||||
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マイロン・ボライター、職業スポーツ・エージェント。 怪我で引退したプロスポーツ選手、ハーバードロースクール出身で弁護士資格とFBIでの勤務経験有り。元彼女は絶世の美女で秘書は元女子プロレスラー。親友であり、相棒のウィンはテコンドーの達人。 そんな主人公が挑むのは、元彼女の妹の失踪事件。もちろんハードボイルドな展開なのだが、どこかで感じる親しみは主人公のユーモアのなせる業か? 最後の最後まで犯人がわからないという、謎解きの醍醐味も味わいながら、マイロンと一緒にスポーツ業界の裏側を覗いてみるのもまた、楽しめる。 毎日に退屈してるなら、この本をオススメします!読み始めたら、結末まで息つく間もないくらいテンポのいい1冊です。 | ||||
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