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ユリゴコロ
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ユリゴコロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全147件 41~60 3/8ページ
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映画を観た人の感想を聞いて、映画を見る前に原作を読みたいと思いました。 あっという間に引き込まれて、鬼気迫る描写に恐怖も感じたのに、なぜだか読み終わった時には、爽やかな気持ちになっていました。 不思議で、ちょっと愛おしい作品です。 | ||||
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ドンデン返しを意識しすぎてご都合主義な部分もあるけど、小説として普通に面白かった | ||||
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ぐいぐい 引き込まれ一気に読みました。生まれながらの殺人鬼。殺人のところの描写では さすがにぞっとしましたが サイコパスの人の心理とは こういうものなのかもしれないと思いました。 全体的に暗い話なのに なぜか 最後は 子を思う親の気持ちに温かい気持ちになり 読後感は爽やかになりました。 | ||||
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映画の予告で気になって読んでみましたが 題名の通りココロが揺さぶられる作品でした | ||||
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想像していたより淡々とした、ユーモアもある、愛ある小説でした。 楽しかったです。 | ||||
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こんなにページをめくる手が止まらなかったのは、何年ぶりだったでしょう。本当に衝撃作でした。 ただの連続殺人鬼とも言えそうな『私』に、どうしてこんなに心が揺さぶられるのでしょう。 彼女が見ている世界に、どうしてこんなに心を掴まれるのか。この自分への疑問符を知る為にも、最後までページをめくる勢いが止まりませんでした。 『私』の垣間見る、完璧な幸福の世界... 犯罪者ではあるけれど、なんて悲しい、なんて美しく...なんて愛情。 映画を見る方も見た方も見ない方にも。 本当にオススメです。 | ||||
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余命いくばくもない父が隠し持っていた手記。そこには、殺人衝動にかられた女性の人生が刻み込まれていた。 亡き母親が殺人鬼だった?主人公であるその息子は逡巡する。あり得ざる物語だが、読み進めるうちに心をぎゅっと鷲掴みされてしまった。 本作品は、著者のこれまでの作品のように男に対する怨嗟をまき散らす事はない。残酷ではあるが意外な結末には清々しさすら漂う。主人公の婚約者の失踪話をどう決着つけ方てくれるのか興味津々。お見事だ。 祝映画化なれど、原作の痛々しい感動を上手く表現できるのやら。 | ||||
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映画化されると評判になっていたので、手に取りました。沼田さんの作品は、今までに2作拝読しましたが、いつも独特の雰囲気に引き込まれます。本書も一気に読了しました。 殺人やDV、不倫など穏やかならざる出来事が次々と起こるのに、沼田さんの静かな落ち着いた文章で淡々と語られると、何かこう非現実的というか、悲壮感、嫌悪感が薄れ(面白味が薄れるという意味ではありません)、自分が冷たい水の中にひっそり潜んだまま、ガラス越しに人々のドラマを見ているという気分になります。 本作も、読後によく考えてみたら、登場人物がかなり悲惨でえげつない目に遭っていたり、そこまではありえないだろ?と思うような設定もありましたが、ドロドロさよりもひんやりとした透明感の方が印象に残りました。 筋立てのリアルさよりも雰囲気で読ませる作家さんだなと思います。好き嫌いが分かれるところかもしれませんが。 | ||||
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作者の「猫鳴り」や「痺れる」が好きで手に取った本書。 映画化ともあり、レビューも高評価うなぎのぼり、大変よろしい事です。 小説としての手法はなかなか素晴らしく、ミステリーと言うより やはり人間模様を細やかに描こうとする抒情小説と感じました。 女性の心をわしづかみにするロマンティックな彩に 「ああ…なんだかよくわからないけど切なくって甘くってきゅんっとするう」 と魔法にかけられた婦女子は多いでしょう。グロやサイコは 吊り橋効果的なスパイスで、まるで苦くて独特の臭みを持つ食材を最高の スイーツに仕立ててしまった一流のパティシエの様。 いわゆる今どきとてもウケるであろうこの作りの物に 今更モラルなどと野暮な事は言いますまい。 しかし自分には、「感動をありがとう」というもう随分前からの 表現への違和感は、時代がどんなにそれを支持しても受け容れ難く、 これがサイコホラーのカテゴリと言うのなら、最もコワいのは 「人の死や障害者や奇形等々の一般的タブーを持ち出すショックで、 刺激に麻痺した現代人の心に感動の錯覚をもたらす」という その手法だと感じるのです。 今やテレビなどマスメディアでもあたり前のこのザラッとした コワさ。大変おいしゅうございました。 | ||||
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イヤミスと聞いていたので、どんだけ嫌な気分させられるのかと思っていましたが、全くそんな気分にはなりませんでした。 むしろ、家族や血、母親とはを考えさせられました。 | ||||
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意外な結末でした!まさかそんなところでつながるなんて…と最後の結末に驚きました。 | ||||
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吉高由里子×松坂桃李×松山ケンイチで映画になるので読んでみました。 主人公が実家で見つけた殺人の記録ノート。 小説か事実の告白か、読み進めていくうちに家族の謎を解いていくことになります。 人を殺した女でも愛してくれるアナタがいる。 残酷なシーンもありますが、平易に読み進められて、最後まで飽きさせません。 結末は爽やかな感じに終わるんですが、何人もの殺人を犯して罪に問われなくても良いのかなと思いました。 | ||||
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あっという間に読破! 面白い、続きか気になり引き込まれる。人間の闇の部分とかもしっかりと表現されていて、ぞっとするし、感動する。 | ||||
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人を殺すとユリゴコロを感じる。だから、ユリゴコロを感じたくて人を殺す。 殺人というと、怨恨や金目当てといった動機を思い浮かべるのだが、そんな 動機ではなく、「人を殺すことを運命づけられた」殺人者もいるのだなと 感じた。これはフィクション小説だが、そういう人物が実在してもおかしく ない。現に『人を殺してみたかった』から殺したという犯人も実在している。 だから、フィクションと分かっていても、リアリティーがあって怖かった。 ただ、塩見の死体の始末と、塩見が乗っていた車の始末については、『悪い 男を殺して死体などを始末したけどバレませんでした。めでたしめでたし』で 終わっていいのかな?と思ってしまった。 | ||||
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この作家のレビューをかなり前に書きましたが、その後ずっと読めずにいました。 子供産んでから、エグい表現が少し苦手になってしまったので。 何年ぶりかの沼田まほかるミステリー。 久々のまほかる節に時間を忘れました。 えぐくて、悲しくて、爽やかです。 小説として面白いこと間違いないのですが、シリアルキラーの造形で自閉スペクトラムの特性が濃いことに、倫理的にどうよと思うので★は一つ減らしました。 あー、私の産後は今日終わりました。 | ||||
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タイトルからは内容が想像できないですが何気なく読み始めたら一気に読み終わりました。くどくどした描写が少ないのですっと入り込めます。信じ難い内容の手記と現実が交互に出てきますが、現実の中の弟の存在と職場の人の存在にホッとしながら読み進められます。そしてラスト。謎解き部分はある程度は予想できるものでしたが、それとは別のカタルシスが得られます。最後は号泣でした。 最近読書してなかったな、という人にオススメ。 | ||||
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非常に読後感が不思議だった。 というのも、作品中に何度も残忍な殺人シーンが描かれている一方で、後半になると、親子愛、家族愛に満ちた感動すら憶える作品であったため。 主人公は、「ユリゴコロ」と題された4冊のノートをみつけ、その内容が殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった部分から物語は始まる。 告白文の内容はかなり衝撃的であり、それが主人公の身内の書いたものであるという点で二重のショックを受けるが調べてみると、色々と意外な事実が判明する。 読み始めから中断を許さない面白さが最後まで続く、素晴らしい作品だった。 | ||||
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映画をみる前に、読もうと思って読みました、最後にヤラレマシタ。 | ||||
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タイトルにもなっている「ユリゴコロ」という殺人犯の手記を軸に物語は進みます。 この手記が怖い。読み進めていくほど、彼女の殺人衝動を知っていくほど、じわじわと怖くなってくる。 だけど最後は号泣しました。やられた! こんなに恐ろしくて感動する小説は初めてでした。すっかり著者のファンになった一冊です。 | ||||
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