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花の鎖
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花の鎖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 61~80 4/5ページ
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ネットの相関図より 3世代の女性達の複雑な関係が うまく絡み合う物語であることを知っておきましょう。 1960年代、1980年代、2010年代に分かれており、 世代が古い順に中心人物を並べてみると下のようになります。 高野美雪(中谷美紀) ↓ 高野紗月(戸田恵梨香) ↓ 前田梨花(松下奈緒) この3人は全て母と娘という関係。 高野美雪の娘が高野紗月。 高野紗月の娘が前田梨花。 前田梨花は高野美雪の孫にあたるわけですね。 そして美雪と紗月は結婚をしており、梨花には彼氏がいます。 高野美雪の夫が高野和弥。 高野紗月の夫が前田明夫。←ここで紗月の名字が前田に。 前田梨花の彼氏が山本健太。 これが高野家の相関図で、 さらに高野家の親戚、北神家も物語に深く関わってきますので、 その北神家の家系も見ていきます。 北神陽介と北神夏美が夫婦。 その息子が北神浩一で、 北神浩一の奥さんが北神希美子。 サスペンス調でおばちゃんの隠された過去を追って行く話、 そこには建築家、和弥の夢と愛があり、悲しい事実が・・・・ 有名な「告白」の暗い陰湿さに較べて明るい素晴らしい内容でした。 | ||||
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湊かなえさんと言えば「告白」ですが、 「告白」に興味を持ち、こういったお話を書く方は、 そのほかにどんな本を書くのだろうか。とこちらを買いました。 少しサスペンス的な、そして衝撃の事実あり! といった話の展開を期待していましたが、 今回のこの作品はそういった話ではなく。 しかし、文章の読みやすさや、イメージがどんどんと湧いてくる 文章力、さらに読み終わった後にも何か余韻を残すような ドラマが今回の「花の鎖」にはあったんじゃないかと思います。 「告白」という本をベースに湊かなえさんの作品を 読んでしまうと、正直物足りないものではあるかもしれないけど、 お話としては決して、悪くないんじゃないかな。と思います。 | ||||
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話の内容も文章の書き方も、とても素敵でした。 確かに語り手がコロコロ変わるのは最初は読みづらいですが、それぞれ口調が違っていて細かいところまで凝っていると思います。 3人の登場人物が繋がることは本の裏表紙にも記してありますが、ちょっと意外な形なので途中まで予想がつきませんでした。 梅香堂の大将は昔のことをよく覚えているけれど、残念なことに○○がごちゃまぜ、という台詞がこの物語の要というか、作風を表していてニヤリでした。 とてもおすすめです。 | ||||
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二週目読み終わりました。 時系列やトリックは一周目の途中気付くものの、うまく頭にまとめきれずに終わりました。しかし二週目を読み終わり、ほぼ咀嚼が完了した後にはきっと、面白い、と思えるはずです | ||||
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山小屋での花のくだりの部分が好きです。 読み始めは誰がどう繋がるかわからないままただ読み進めていました。 雑誌の連載というのをどこかで知って、 自分ならまとめて読まないと忘れそうだなと…。 それでも十分忘れていて名前をメモしようか迷いながら まあいいやと加速的に読み終えました。 | ||||
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湊かなえさんの作品をそんなにたくさん読んできたわけではありませんが、 今まで見た湊かなえさんの作品の中では一番だと思います。 ネタバレになるので書きませんが、この仕掛けの壮大さはなかなかのものです。 3つの視点で描かれるのですが、これが素晴らしいのです。 ぜひ、手に取ってください。 | ||||
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本も新しく、一気に読んでしまいました。皆に勧めています。ありがとうございました。 | ||||
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読書の仕方として間違っているかもしれませんが、、、 この本は3人の女性の話が交互に出てくるので、 1度目は何の話がしたいのか分からず、途中から飽きてきて、 ざっと読みをしました。 最後の繋がりが分かったところで 最初から読み直すと、とても面白く読めました。 湊さんの複線の引き方が好きです。 久しぶりに「きんつば」が食べたくなりました。 | ||||
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湊かなえさんの作品、全部読んでいますが、これが一番好きです。読み終わった後、心が洗われました。昭和初期の言葉使いなど、とても素敵です。 | ||||
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著者の作品は全読している。確実に文書力をつけてきている。 そして、一番良かった。 愛する旦那さんを一途に想うひとのココロの描写が女流作家独特のやさしく やわらかいもので 気持ちよく読めました。 やさしくて、やわらかいものは、儚いので、主人公のとった行動に不自然さを感じずに ただ、共鳴し、40のおっさんが思わず電車の中で泣いてしまいました。 まさか、泣かされるとは・・・ いろんなひとがいろんなことをいう 私の中の「湊かなえ」バリバリのNo1作品です。 | ||||
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『告白』が衝撃的だったせいか、新作が発表されるたびよく比較されていますが、作品そのものを評価すると、私はとても好きです。 3人の女性の物語が交錯するお話ですが、読み進めるうちにタイトルに『花の鎖』をつけた理由がわかりました。 女性視点で描かれているし、衝撃的なお話を期待されている方にはおすすめしませんが、ゆっくり物語を楽しみたい方にはおすすめです。 物語の構成が複雑ですが、私は暗号を解読していくようで楽しめました。 妊娠中に読んだためかわりと感情移入してしまい、それぞれの女性の決断やその後にほろりと泣かされました。 私としては湊さんに似た話だけを描き続ける幅のない作家さんにはなっていただきたくないので、この作品に出会えて良かったと心から思います。 | ||||
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これで湊作品6作目。悪くなかったです。作風が少し変わりましたか、売れっ子になり毒が抜けましたか、表現が随分と柔らかくなりました。読んだ後には彼女には鎖を断ち切り幸せな人生を歩んで欲しいと思いました。 湊さんの作品には非常に独善的で人の痛みに鈍感な外見だけは美しい女性がしばしばでてきますが、こちらに出てくる美人は大変な思いをして生き抜いてきた逞しい女性でした。ここら辺にも作風が少し変わったかな?と感じ、いわゆる悪者の側にも罪の意識に随分苦しんだであろう描写が若干ですが最後に入っていました。今までならそういったものはあまり書かず、最後に誰かが報復するといった展開にしそう。主人公たちなりの復讐が、至極真っ当なやり方だったところに好感が持てますが、案外こういうのが一番効くのかもしれませんね。何だか感動させられた一冊でした。 | ||||
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はじめて、湊かなえさんの本を読みました。 読者を飽きさせない早い展開で、どんどん先が読みたくなりました。 なんの先入観もなく読み進めましたので、 この方の作風がどうとか関係なしに、とても感動しました。 私は関連性に気付くのが遅めで半分くらいだったのですが、 題名にしても、章タイトルにしても、とても考えられているな〜と思いました。 最後読み終わったあとにもう一度読むと少し違った角度から読めて、 一粒で二度おいしい本だと思いました。 誰にでもお薦めできるすばらしい作品に久々に出会いました。 | ||||
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梨花、美雪、紗月という3人の女性の物語がオムニバス風に語られてゆく。 K、花束、アカシア、りんどう、コスモス、コマクサ、きんつば、コロッケ、ピリ辛漬け、からあげ、渓谷、月、設計、山、等々のキーワードとその連鎖。 読み進めるうちに時系列の混乱に気づき、眩暈とひらめきに襲われる。やがて3つの物語は最終章「雪月花」に向かって収斂してゆき、3人の女性とその係累の3世代にわたる因縁、運命、そして軌跡が明らかになる。 美味しいきんつばと隠し味の効いたから揚げが無性に食べたくなります。第四章あたりを読むころには、・・・・・を隠し味にしたから揚げを作っている自分がいました。 | ||||
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湊さんの作品はすべて読んでます。 相変わらず、先が気になり一気に読み、湊作品で初めて泣きました(笑) 3人の女性の中で1番惹かれたのは美雪さんです。強い人で感動しました。 皆さん書かれている通り作風が違い、後味の悪さも、腹が煮え繰り返るほどの人物も出てきません(嫌な人は出てきます) 毒はないけど読み返したい作品です。 | ||||
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『告白』同様、サラッと一気に読めました。 湊さんの作品は新しい中に古風な情感豊かな表現力がある為、老若男女問わず愉しめるのが特徴だと思います。 今回の『花の鎖』はネタバレ覚悟で映像化するしかない作品ですがそれでも演じる役者によってはラブストーリーとして十分に愉しめる内容だと思います。 私は電話や携帯電話が登場しないので途中で分かってしまいましたが…。 でも大変好きな作品です。 | ||||
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『告白』同様、サラッと一気に読めました。 湊さんの作品は新しい中に古風な情感豊かな表現力がある為、老若男女問わず愉しめるのが特徴だと思います。 今回の『花の鎖』はネタバレ覚悟で映像化するしかない作品ですがそれでも演じる役者によってはラブストーリーとして十分に愉しめる内容だと思います。 私は電話や携帯電話が登場しないので途中で分かってしまいましたが…。 でも大変好きな作品です。 | ||||
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私はこの本を3回も読みなおしました(笑) 内容はとても感動する作品ですが、分かりづらいです。前の「告白」も読みましたが、 感動のレベルでは「花の鎖」が高いです。ですがおもしろさ、次のページをどんどん読みたくなる わくわくどは「告白」の方がいいですねー。理解力もあって感動する作品が読みたい!と言う人には おすすめでの作品です。 | ||||
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私はこの本を3回も読みなおしました(笑) 内容はとても感動する作品ですが、分かりづらいです。前の「告白」も読みましたが、 感動のレベルでは「花の鎖」が高いです。ですがおもしろさ、次のページをどんどん読みたくなる わくわくどは「告白」の方がいいですねー。理解力もあって感動する作品が読みたい!と言う人には おすすめでの作品です。 | ||||
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これまでの作品のドロドロとは 違って温かい気持ちになれる物語です。 花をテーマにしている点や、 物語の中に出てくる食べ物や 風景の描写はとっても女性らしい。 3人の女性の関係も、 結構早い段階で気付いてしまったものの、 作者が得意とするであろう 「女のイヤな部分」を曝け出しつつ、 色々な形の『愛』も垣間見られました。 良かったと思います。 | ||||
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