■スポンサードリンク
麒麟の翼
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
麒麟の翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全237件 81~100 5/12ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み出したら止まりません。 ただ引き込まれて一気読みできる程すばらしい内容と言うよりは・・・ 一気に読み進められる軽い内容って感じもします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「殺人事件ってのは、癌細胞みたいなものだ。ひと度冒されたら、苦しみが周囲に広がっていく。犯人が捕まろうが、捜査が終結しようが、その浸食を止めることは難しい」 刑事加賀の台詞にある通り、本作の主題である男性刺殺事件は癌細胞であり、その苦しみは被害者はもとより、その遺族、被疑者、そしてその恋人へと拡散して行きます。そして加賀は、苦しみの浸食を食い止める唯一の方法は「真実を明らかにすること」であると信じています。 加賀の従弟であり、かつ警視庁の刑事としてペアを組む松宮は、加賀をこう評しています。「加賀は切れ者だという評判は捜査一課でも定着している。たしかに切れるが、最大の武器は気味が悪いほどの粘り強さだ。」 犯人は誰か、動機は何か、凶器はどのようにして手に入れたのか・・・事件の核心に出来るだけ早く迫りたいと思うのが忙しい警察の本音だと思いますが、加賀は一見些末に思えること、核心から離れているようなことでも、不明瞭な点があるなら、一つ一つ事実を明らかにして行きます。その粘り強さと、彼の慧眼が両輪となり、細かな事実解明の積み重ねが真相を明らかにし、結果、浸食する癌細胞に苦しむ遺族や恋人に一筋の救いの光を与えます。 前半に散りばめられたエピソードのすべてが伏線として最終的に回収される訳ではありませんので、プロットを重視して読むと多少物足りなさを感じるかも知れませんが、今回も刑事加賀の魅力が十二分に詰まった質の高い作品かと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原作と映画が違いすぎると一悶着あるのですが、違いが無さ過ぎると気の抜けたサイダーみたいですね。 ノベライズ本かと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今まで読んだ東野圭吾作品の中で、こんなに遣っ付けな作品は初めてです。安易に被害者と容疑者の関係から、事件を決め付けようとするメディアと、それに流されそうな警察、地道に真相を辿る加賀/松宮コンビ、事件を取り巻く被害者/容疑者の家族。舞台と役者は揃っているのに、落とし所が酷すぎる。伏線らしい物は張ってはあるが、余にも安易な着地点。金に困っているからと言って........最高傑作? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ついに加賀シリーズ最新刊まで読破。 『帯には、「加賀シリーズ最高傑作」と謳っていることだろうと思います。 その看板に偽りなし、と作者からも一言添えておきます。』 というコメント通りの素晴らしい内容です。 前作「新参者」も是非読んだ上で読みたい作品。 東野作品は親子の愛をテーマにした作品が多いが今作は 父の子に対する愛情が感じ取れる内容です。 被害者死亡、被疑者死亡の中で真相解明をどうやって 進めていくか。加賀恭一郎らしい展開はファンも満足なはず。 映画版も非常に良かったですが是非原作を読むことを強く 勧めたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
8月20日、銀座には50万人がロンドンで活躍したアスリートに祝福の歓声を浴びせていた。私も50万人のうちの一人だった。パレードの2時間ぐらい前に、交番を訪ねた。“麒麟の翼”の光景を思い出してのことだった。その交番から2キロぐらいだっただろうか…この表紙の前に立ちスマートフォンのシャッターを切った。 このストーリーはここから始まる。彼は交番には目もくれずココへ来たのだ。ダイイングメッセージを残すために。 この本に一色統一された折り鶴が出てくるのだが、理由を知って納得した。読むだけではなく是非、ここを訪ねてほしいと思います。素晴らしい麒麟をタダで見られるのですから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーの展開に目が離せないほど面白かったです。加賀刑事シリーズで最高の一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんによる加賀刑事の最新作。 赤い指と新参者を読んでいると読みやすい。 今回の作品では被害者家族が同情されてる途中に労災かくしの問題が発覚。 一転非難を浴びるようになるという辺りの描写が生々しい。 人間とはなんて身勝手なんだろうかと思った。 ごまかし、隠すという意味では水泳事故に関しての事と関連させたのだろうか。 加賀刑事達が根気強く事実を積み重ねていく姿が読んでいて気持ちよかった。 ついつい願望に合わせて歪んだ視点で物事を見がちな自分達への戒めになりそう。 労災隠しだの派遣社員だのネットでの書き込み中傷だのブログだの現代社会で 当たり前のものが小説上でも当たり前に登場してくるので時代の変化を 他の東野圭吾作品と比べると感じる事もできるだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お話の展開がめっちゃ面白いです。 泣けちゃう場面も有って、引き込まれました♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
加賀恭一郎シリーズを、テレビだけでなく小説としても初めて読んだ。 もっと天才肌かと思っていたが、人間味溢れる刑事だった。 内容としては、他のレビューにもあるように、推理小説ではない。 家族愛(特に父から息子へ)や絆を描いた作品である。 確かに正義感の強い父親としては、息子に真っ直ぐ育って欲しかったと思う。 最終的には、息子も父親の気持ちを汲むことができた。 文章も読みやすい。 しかし、都合の良い点も多い。 ある事故の被害者の母親のホームページの名前や、当初本件の加害者と疑われる若者の存在など。 先にも書いたが、読み手の眼を潤ませるためには、多少の不都合は仕方がないということか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どうしてタイトルが「方程式」なのだろう・・・? 読み進めながら、ずっと疑問でした。 ラスト数ページまできたところ、湯川の台詞で、わかりました。 この作品は、東野版(湯川版) 「初秋」(ロバート・B.パーカー)、かな。 仙波は、松本清張「砂の器」の本浦千代吉のようでした。 とすると、塚原元刑事は、三木謙一元巡査かな。 「科学」のガリレオシリーズですが、これは「自然」「子供」を描いています。 湯川とのマッチングが、とてもよかったです。 波の音が、本から聞こえてきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後にやっと犯人がわかるところの謎解きかたが面白い。 以外な犯人になかなかたどり着かないところがいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすが、安定の東野圭吾でした。非常に無駄のない文章、そして、ストーリー展開。ページの進みが早いこと、早いこと。 映画を観てからの読書でしたが、映画は忠実に再現されていますね。赤い指や、ガリレオも忠実に再現されてましたもんねぇ〜。でも、そのせいか、本を読む楽しみ(普通はもっと詳しく描かれていたり、全然違ったりで本の方が面白い場合が多いのに)が少ないのは残念ではあります。故に☆は満点にし難いですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんの作品は、ほぼ全部読んでいるファンです。 たくさん書かれてるのに、毎回内容に感動します。 ただのミステリーに終わらない、深さの有る作風が好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾の本なので面白いし、本訴の物もきれいだった 良かったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台装置はカンペキです。 日本橋のキリンの像や七福神巡り。 最後の方はなんか詳細は抜きであっさり終わっているのが それもありか。あとは想像にお任せということ。 それにしても、加賀刑事が謎を解いてゆく過程が非常に 面白くて、カンペキな舞台装置に完璧な筋書きでした。 最後のタイミングを合わせるところは見事としか言いようがない。 こうゆう作品を書くときはやっぱりケツからさかのぼって ストリーを練るんだろうね。 水天宮にも行ってみたくなった。 ついでにそばでも食べるかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待通りの内容でした。ところでアマゾンはなぜ、こんなに安いの?こちらも中古ということでしたが、私には新品にしか見えませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野氏のシリーズキャラではガリレオより断然加賀恭一郎シリーズの方が好きである。本作は加賀シリーズの書き下ろし新作だが、東野氏の著作の中でも傑作揃いの加賀シリーズの評価を今回も全く損なわない出来だ。 本格推理というよりは変則のダイイングメッセージもの。比較的コンパクなページ数のなかで、最初から最後まで次々と謎が展開していき、飽きさせない。 終盤近くでそれまで冷静沈着は加賀が体育教師の言葉に対して激しい怒りを表す場面があるが、ここは過去の加賀シリーズ、特に「悪意」を読んでいると加賀の怒りがより理解できるようになっている。過去のシリーズとの関連もうまく絡ませてあり、シリーズものならではの趣向が活かされている。近年の氏の著作はやや納得できないものもあったが、本作は読み応えがある。やはり加賀シリーズは力が入っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺人事件の裏に何かある。 誰が,何処で,何をしたかは分からない。 殺人の真犯人がいるはず。 最後の急展開は分かりづらい。 犯人が予想できなかったのは,推理小説としてはよい。 人としてどうというところがやや不安定かも。 麒麟の翼は,結局何のためにあるのだろう。 釈然としないところが名作なのだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーはシンプルだけど、加賀刑事のふとした疑問や 直感から少しずつ真実に近づいていく過程が 丁寧に描かれ読み応えじゅうぶんでした。 『幻夜』や『容疑者xの献身』などに比べて 派手さはないけど今までにない温かいものを感じ 読後感もとてもよかったです。。 DVDもあるようなので見てみたいと思います。。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!