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麒麟の翼
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麒麟の翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全240件 41~60 3/12ページ
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東野圭吾の文庫本をここまで12冊読んだのを機会にレビューを書いてみることにした。 東野圭吾の本を読み始めるきっかけは中野信子の「サイコパス」に紹介された「プラチナデータ」だった。ストーリ展開が複雑でありながら、読むことを途中で止められなかった。シナリオが良く練られているのと、文章表現のリズム感(村上春樹がよく使う表現)が私に合っていたからである。 今まで読んだ文庫は「プラチナデータ」「秘密」「容疑者Xの献身」「夢幻花」「虚ろな十字架」「使命と魂のリミット」「流星の絆」「麒麟の翼」「祈りの幕が下りる時」「ナミヤ雑貨店の奇跡」ときて、かなり長編の「白夜行」そして今回の「幻夜」であるが、どの作品も感動と戦慄、衝撃、刺激が新鮮で素晴らしかった。 「幻夜」の解説を直木賞作家の黒川博行が書いているが、彼の直木賞作品「破門」には、私は1ページ目でシナリオと文章のリズム感に違和感を感じ、10ページ弱で放棄した。読む方の個人差であるが、作者によってこれほど違うのである。 | ||||
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「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。 | ||||
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東野・加賀作品いいですよね。 新参者が最もお気に入りですが、これも甲乙付け難いいい作品です。 物語の中ではチョイ役ですが、金森登紀子の描き方や吉永くんの母親の描き方はさすが東野圭吾と言わざるを得ない、深いものを感じます。 金森の「死を間近に迎えた人が発するメッセージを受け止めるのは生きているものの義務」という言葉は胸に響きました。 キリン・・のいいところは、映画の出来も素晴らしいということでしょうか。東野圭吾作品は数多く映画、テレビで映像化されていますが、だいたい小説は良くても映像は今ひとつというものが多いです。これは、どっちも二重丸だと思います。 オススメです。親のことをバカにしているような高校生の子供たちに読ませたいです。 | ||||
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分厚い本なので ゆっくり読むつもりでしたが、続きがどう展開するのかと気になり、どんどん読み進んでいました。 まだ読んでいない作者の本を読むつもりです。 | ||||
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おもしろい!おもしろい! 大好き一気読みです! 映画より断然原作。ただ先に映画見てしまったので、主人公、浮かぶのは阿部寛の顔です。笑 | ||||
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加賀恭一郎シリーズは、どの作品も泣けるのです。 人間の絆の深部をえぐり出したものばかりですし、表面的にしか見ない人に奥深さを解説する加賀恭一郎の懐の深さが悲しく、主人公の身内もまた根っこの深さを分かってあげられない罪深さをどの作品にも感じます。 この本は、父親と息子が主題です。 何故か全員不幸なのです。 | ||||
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人は誰でも過ちを犯す。 それに対してどう向き合うか? 逃げたり、目をそらしたりでは、同じ間違いをする。 勇気を出せ。 真実から逃げるな。 自分の信じたことをやれ。 範たれるべき大人が、率先して事実を隠蔽することが、青少年の輝ける未来を奪う羽目に。 謝ったからそれで終いとはいかないが、真実を闇に葬るよりは良い。 たとえ、自己満足に終わったとしても。 あま~い未来予測と希望的観測で、生涯にわたり十字架を背負えるのか? | ||||
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ブックオフオンラインのAmazon発送の中古品を購入しました。 商品下半分が水濡れあとがあり、通常これは販売できないようなレベルのものが届きました。 Amazonのほうで品質管理までしていないのでしょうか?がっかりです。 | ||||
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東野圭吾さんの小説で身近な場所が舞台となっているので気に入っています。 | ||||
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読み進めていくうちに、結末を予想してしまう。しかし予想とはまるで異なるラストに「そうきたか!」と唸ってしまいます。 | ||||
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映画と違います。 映画だとその表現じゃニュアンス違うだろ、とかストーリー省くなよ、そこ伝えないと。 映画だと原作の脱け殻です。 22ですが読んでるとまるで霊になって直接様子を見てるようです。 登場人物の自然な心境にも入っていきやすいです。 | ||||
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小説を読んで実際に麒麟の像をみると感慨深いものがありました。 | ||||
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路上での殺人事件は容疑者の事故死で片付いたかに見えた. 被害者の行動に隠された真実とは? わずかな疑問点から粘り強く真実を追求していくプロセスからは これまでになく加賀刑事のカッコよさが表現されている. 地元に密着した捜査も,リアルかどうかはともかく緻密ではある. 一方で,真相は正直,あまりうなづけない. 過去の事件のこともこれで隠し果せるとは思えないし, 重要なポイントが偶然ですまされている点が目につく. そもそも,なんとなく美談のような結末でまとめられているが, 後輩も容疑者の身内もこれで納得することないだろう. このような真相を描くなら,加害者はとことん不幸になったほうがリアリティがある. | ||||
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一つ目は「工場で仕事中の怪我(労災)なのに、労災の届を出してもらえないばかりか解雇された男が、工場の責任者を恨んで刺殺した事件」 二つ目は「イジメの被害者への贖罪を要求された子が、逆切れして要求した人物を刺殺した事件」で、 殺されたのはいずれも青柳武明。 ということになるのかな。 殺害された人物だけが共通で、事件は全く別々という感じがした。それを強引にくっつけて、一つの小説にしたところに無理があると思う。 一つ目の事件の犯人と思われた人物が実は無実で真相は二つ目の事件だった(どんでん返しがあった)と言われても、一つ目の事件にそういう伏線がほとんどないから、あまり納得できない。 | ||||
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どう譲っても、作者が帯に書いているように、「加賀シリーズの最高傑作」とは思えません。書いているうちに作者自身が展開と筋書きに困ってしまい、妙な方向に話がズレテしまって、誠に不自然な決着の仕方をしてしまったとしか思えません。無理矢理に物語を作り上げたようで、誠に残念です。「仮にも東野圭吾さんが、こんな乱雑な展開のものを書くのか?」との印象を持ちました。どうにも荒っぽい作品としか思えないのです。 「秘密」・「白夜行」以来の愛読者です。ガリレオ・シリーズはまだしも、注文が多いとはいえ、あまり濫作過ぎるのではないかと心配です。才能を浪費せず、読者の心に響くどっしりとした作品を書いてくださることを期待します。 | ||||
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映画を観て原作を読みたくなったのですが、とても楽しく読む事が出来ました。 | ||||
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とても読みやすい作品でした。内容も良いものでした。ただ、一つ気になった点があります。それはこの作品のメインの人物である被害者青柳武明が労災隠しの罪を犯していた主犯なのではないかという疑惑が浮上しますが、その点については結局未解決に終わってしまいます。また青柳武明は息子の青柳悠人犯がした罪をとても重く捉えており本人は正統な罰をうけるべきだ、というような意味の言葉が本文にありました。これはつまり武明は真面目で誠実な人物であり労災隠しは行なっていない、という意味なのでしょうか。それとも息子には自分と同じような人間になって欲しくないという願いからなのか、という点が疑問として残りました。そこを考えるのが読者の楽しみでもあるのでしょうね。 | ||||
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赤い指、新参者の次に読んだ作品です。 面白かったが、やはり評判の良すぎる2作と比較すると、敵わないかな。 次はどれにしようか・・・ | ||||
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事件が癌のように広がる、という状況や 親子の気持ちという部分での物語はよく書けているし、おそらくこの手の話のスタンダードといってよい書きっぷり。 だが、ミステリーとしては今一つ。 (以下ネタバレ) 犯人がティーンでしかもそれが親友の親ということであれば、 その後の態度は普通落ち着かない筈。 だが、その辺りはまったく描かれおらず、最後にいきなりサプライズとして登場する。 つまり作者によって意図的に隠されている。 刑事ものなのに、最初の労災隠しについての結末が描かれていない。 つまり、これは本題の親子の物語を隠すための目くらましの役割しか与えられていない。 警察であれば、こちらの真相にも疑問を持つ筈。 他にも細かく挙げればきりがないが、 途中から無理矢理親子の情の話に持って行く様子は、 本来は別々にあった労災話とプール事故を無理矢理くっつけたようにすら思える。 良いミステリーとはそういう部分を必然に思わせ、その接着剤として探偵役がいる筈なのだが。 | ||||
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青柳の行動の顛末がラストで一気に解説されるのには、ちょっとなんだかなあと思いましたが、伏線もしっかり張られており 謎解きとしては勿論のこと、人間ドラマとしても十分楽しめる内容でした。 私の好きな「エア・キャスティング」ですが、加賀刑事は香川照之だったのですが、加賀ものの別作の映画では 阿部寛になっているみたいですね。そう言われると、そっちのほうがよく思えてきました・・・。 | ||||
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