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麒麟の翼
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麒麟の翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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偶然が重なりすぎ。 東野作品じゃない。 | ||||
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ストーリーはおもしろかったけど消化不良です。有耶無耶になったところもあり後半駆け足感が半端なくて本来はもっとボリュームのある話だったのを無理矢理短くしてしまった感じがありました。 | ||||
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面白かったです。 ただ真相にたどり着くまでの話が少々長すぎたのと、真相も突然降って湧いたような感じを受けました。 労災隠しの話を長々と読んでいたらこれと言った伏線もなく突然プール事故の話が出てきて···なんだか別の話を読んでるような感覚になりました。 一番気になったのが、お父さんが過去の事故の真相を突き止めようとしたところです。 いくら息子と不仲だからって、息子を問い詰めずにその友達に聞くなんてことありますかね?? | ||||
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東野圭吾の加賀恭一路シリーズなので安定した何時もの様な面白さであった。 | ||||
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路上での殺人事件は容疑者の事故死で片付いたかに見えた. 被害者の行動に隠された真実とは? わずかな疑問点から粘り強く真実を追求していくプロセスからは これまでになく加賀刑事のカッコよさが表現されている. 地元に密着した捜査も,リアルかどうかはともかく緻密ではある. 一方で,真相は正直,あまりうなづけない. 過去の事件のこともこれで隠し果せるとは思えないし, 重要なポイントが偶然ですまされている点が目につく. そもそも,なんとなく美談のような結末でまとめられているが, 後輩も容疑者の身内もこれで納得することないだろう. このような真相を描くなら,加害者はとことん不幸になったほうがリアリティがある. | ||||
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事件が癌のように広がる、という状況や 親子の気持ちという部分での物語はよく書けているし、おそらくこの手の話のスタンダードといってよい書きっぷり。 だが、ミステリーとしては今一つ。 (以下ネタバレ) 犯人がティーンでしかもそれが親友の親ということであれば、 その後の態度は普通落ち着かない筈。 だが、その辺りはまったく描かれおらず、最後にいきなりサプライズとして登場する。 つまり作者によって意図的に隠されている。 刑事ものなのに、最初の労災隠しについての結末が描かれていない。 つまり、これは本題の親子の物語を隠すための目くらましの役割しか与えられていない。 警察であれば、こちらの真相にも疑問を持つ筈。 他にも細かく挙げればきりがないが、 途中から無理矢理親子の情の話に持って行く様子は、 本来は別々にあった労災話とプール事故を無理矢理くっつけたようにすら思える。 良いミステリーとはそういう部分を必然に思わせ、その接着剤として探偵役がいる筈なのだが。 | ||||
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すらすら読めるので時間つぶしにはもってこいですね。映像化したらかなり面白くなるのでは。全体のプロットがいい。意表を衝く言葉遣いがないのがちょっとものたりない。 | ||||
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いつもの日本橋の風景が読んだ後は違ったものに思えた。 今回のテーマは親子愛で、どっしりと思い気分になった。 | ||||
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「殺人事件ってのは、癌細胞みたいなものだ。ひと度冒されたら、苦しみが周囲に広がっていく。犯人が捕まろうが、捜査が終結しようが、その浸食を止めることは難しい」 刑事加賀の台詞にある通り、本作の主題である男性刺殺事件は癌細胞であり、その苦しみは被害者はもとより、その遺族、被疑者、そしてその恋人へと拡散して行きます。そして加賀は、苦しみの浸食を食い止める唯一の方法は「真実を明らかにすること」であると信じています。 加賀の従弟であり、かつ警視庁の刑事としてペアを組む松宮は、加賀をこう評しています。「加賀は切れ者だという評判は捜査一課でも定着している。たしかに切れるが、最大の武器は気味が悪いほどの粘り強さだ。」 犯人は誰か、動機は何か、凶器はどのようにして手に入れたのか・・・事件の核心に出来るだけ早く迫りたいと思うのが忙しい警察の本音だと思いますが、加賀は一見些末に思えること、核心から離れているようなことでも、不明瞭な点があるなら、一つ一つ事実を明らかにして行きます。その粘り強さと、彼の慧眼が両輪となり、細かな事実解明の積み重ねが真相を明らかにし、結果、浸食する癌細胞に苦しむ遺族や恋人に一筋の救いの光を与えます。 前半に散りばめられたエピソードのすべてが伏線として最終的に回収される訳ではありませんので、プロットを重視して読むと多少物足りなさを感じるかも知れませんが、今回も刑事加賀の魅力が十二分に詰まった質の高い作品かと思います。 | ||||
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原作と映画が違いすぎると一悶着あるのですが、違いが無さ過ぎると気の抜けたサイダーみたいですね。 ノベライズ本かと思いました。 | ||||
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シリーズ最高傑作というので購入しましたが。。。 ミステリーですから、読んでいない方のために内容は控えますが、あまりにも犯人の登場が唐突すぎるし、設定に無理がある気がします。 でも、ストーリーの内容より、日本橋、人形町、浜町の地域の描写は見事ですね。(東野圭吾も水天宮前あたりに実際に住んでいたとか?) 作品にある、江戸橋から日本橋まで血を流しながら移動した被害者の描写は、数年前、水天宮前で実際に起きた事件で、放火をした犯人が逃げるときに怪我をし、歩道に血の跡をつけながら逃げたのとそっくりです。きっと東野圭吾もその歩道上の血痕を見て、今回の作品のヒントのではないかと想像されます。(違っていたら申し訳ありません) ミステリーを楽しむより、日本橋、江戸橋、人形町、浜町、そして日本一小さな七福神巡りを思い起こしながら読むと楽しめます。 | ||||
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読みやすいけれど「名作」や「傑作」ではないかな、といった感じ。 人物描画は丁寧だし、展開もメリハリがあって分かりやすい。 良く言えば王道だけれど、悪く言えばマンネリ刑事ドラマ。 気になったのは ・一見関係のなさそうな複数の事件が最終的に収束していくのだけれど、それを匂わせる伏線が序盤にあるわけではなく、物語に厚みが無い。 ・主人公のキャラクターがベタすぎる(真相を究明、そして、犯人を含む関係者達に人生観を諭したり説教したり) ・マスコミが極端に「マスゴミ」化されている ・おマヌケかつお役所的な警察上層部 などなど キャラクター設定や組織考察に関しては、ベタというよりは古臭い感が否めない。 特に、主人公が加害者等に偉そうに説教をする展開は飽き飽きだ。 東野さんの「王道」的な描き方が好きか否かで賛否が分かれると思います。 自分は、最近はちょっと胃もたれ気味です。 | ||||
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推理物だと思って読み始めたのですが、途中から「なんかこれ推理っぽくないな」とだんだん明らかになっていくような小説です。 この作品を楽しみにしている方に失礼なのであまり詳しいことは書きませんが、筆者の初期作品を読んだことがある人にとっては物足りないでしょう。なんというか、おもしろいんだけど深みがない・・・。 一般的には最高評価でもよいくらいなのですが、東野ファンとしてレビューするなら☆は3つですね ほかの方も言っていますが、もっといい作品あります | ||||
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映画化をきっかけに購入 しましたが 「最高傑作」といわれるような内容ではなかったと思います。 何より他のレビューにもありますが、ミステリーではないです。読者が読んでいて謎を解く楽しみが、この小説にはありません。 なんだか人間模様を織り混ぜた事件の事後報告書を読んだ気分でした。 私はミステリー小説は犯人を探しながら読み進めるので、そういった読み方をしない方は1つの事件を通して見える様々な人の感情や考え方が交錯する人間ドラマとして楽しめると思います。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ第9弾の本作。文章の読みやすさはさすが東野圭吾である。(サクサク読める) なので、加賀恭一郎シリーズを初めて読む人にはオススメかも。 ただ、いくら宣伝とはいえ「最高傑作」と言うのはいささか無理があったか。(敢えて上げるなら「悪意」であろう) もうちょっと内容に厚みが欲しかった。 | ||||
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書店でDVDから流れてた映画の予告を見て面白そうと思って購入。 最初の方はどうなるんだろうと思ってわくわくして読んでて、 親子の絆とか被害者が伝えたかった想いには目頭が熱くなる 部分はあった。 でも結末までたどり着いてからだと被害者がネット会員だったら そこからどの店に行ってたか追跡できたとか 被害者の電話の履歴からもっと簡単に真犯人までたどりつけたんじゃないの? とうがった見方もできてしまいそう。。。 映画で見るとドラマティックに仕上がってて面白そうだから観に 行こうと思ってるけど、結末までに何だか捜査をわざと 遠回りさせて書かれているような感じがしてちょっと不満が 残ったかな。 | ||||
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登場人物の描写はリアルだが、強引なストーリー展開にはがっかり。 | ||||
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一気読みさせる展開はさすがです。 ただ、途中の展開でどうして八島が青柳の分までココアを注文するのかがよく分からず(喫茶店で飲み物くらい個々に注文するでしょうに)、トリックのキーとなる部分が言いくるめられているようで『?』の部分もありました。 それ以外は面白く読ませてもらいました。 最後は感動的なシーンで終わり、涙腺が緩みました。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ最新作。前作『新参者』と同様、日本橋署管轄で起きた事件を追います。 本書は、既にミステリー小説ではありません。事件は大したことないし、トリックもまったく 出てきません。それでも、ぐいぐい読み進ませるし(字が少ないのもあるけど)、物語として 面白い。 ミステリーとして期待してはいけません。それでも、人情ものとして、著者ファンには安心し て読める作品です。 | ||||
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「新参者」をTVで観ていたので、阿部寛さんと溝端純平さんがそのまま頭に浮かんできて、まるで映像を観ているみたいにあっという間に読んでしまいました。 素直に面白かった。 でも読み終わった後残るものがわたしには正直なかったです。 好みの問題だと思いますが、ポジティブなメッセージばかりが強くて今ひとつ深みがないというか…。 物足りないというか…。 いや、面白かったんですけどね。 わたし的には何度も読み返したくなる本ではなかったです。 | ||||
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