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麒麟の翼
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麒麟の翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全173件 1~20 1/9ページ
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出だしの場面が、後になってガツン!と効いてくるところ。「そういうことか❗」と、しびれましたわ。そして、ラストではたまらず、涙してしまってました。 刑事・加賀恭一郎が事件現場の日本橋界隈を、足を使って丹念に、ひたむきに捜査にあたっていく姿も印象に残ります。 それと、この作品に向かう前に、できれば加賀恭一郎シリーズの前作品『新参者』と、さらにその前の作品『赤い指』を読んでいると、本作品の面白味がより増すんじゃないかなと思いました。 | ||||
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日本橋の麒麟の像の袂で男が絶命した難事件に向かうのは加賀と松宮。鋭い洞察力と日本橋一帯を熟知している加賀は丹念に捜査をして全体像をあぶりだそうとするが、加賀をもってしても第一容疑者逮捕の確証と決定打が見つからず捜査が難航した。引っかかりを持ったまま捜査をしていたがあることがきっかけで事件が意外な方向に進み解決へと向かっていく。 オススメの方 1.本格ミステリーが好きな方。 2.加賀恭一郎という名前に覚えがある方。 3.ドラマを見た方。 | ||||
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結果的に意外な展開だが、作為的というより偶然の要素が強い。いい人達が行き違いで犠牲になったような形。加賀さんの推理は面白い。工場長が殴られただけなのは物足りない。 | ||||
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東野圭吾の『麒麟の翼』は、現代社会の複雑な人間関係と生命の尊さを鋭く問いかける感動的なミステリーです。物語は、東京の日本橋で発見された男性の遺体を巡る事件から始まり、刑事の加賀恭一郎がその真相を追います。物語の進行とともに、登場人物たちの過去や秘めた想いが次第に明らかになり、読者は彼らの苦悩や葛藤に共感を覚えます。 特に印象的だったのは、主人公の加賀が持つ強い正義感と人間味あふれる姿勢です。彼の捜査を通じて、人々が抱える孤独や悲しみ、そして再生の希望が描かれ、読者は生命の価値と人間の絆の重要性を改めて考えさせられます。 評価としては、ストーリーの展開やキャラクター描写の巧みさから4点としました。唯一の欠点は、一部の伏線がやや唐突に感じられる点ですが、全体としては心に深く響く作品です。『麒麟の翼』は、ミステリー好きだけでなく、人間ドラマを愛する全ての読者におすすめしたい一冊です。 | ||||
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東野圭吾によるミステリー小説。日本橋で起きた殺人事件に、加賀刑事が挑む。没頭してあっという間に読める。おやすみ。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ9作目 被害者家族の苦悩、加害者家族の苦悩、友情、学園生活、親子の関係など 各々の感情描写が上手くあっという間に最後まで読めました 加賀さんの深い優しさが好きで、どんどん続きが読みたいです | ||||
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最高 | ||||
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東野圭吾の推理の細かさ、組み立てには驚かされ、思わず引き込まれます。 | ||||
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古本で購入しましたが、とても良かったです。加賀恭一郎さんシリーズは、やはり良いです。 | ||||
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東野圭吾さんのミステリーが大好きです。もっと明るい部類の小説を読もうと違う作家さんに行っても、途中で読めなくなってすぐまた東野圭吾さんの本に戻ってきてしまう。この本もそうでした。読み始めて1日で読了して、他の人も書いてましたがただのミステリーで終わらない、一人一人の人物描写がしっかり伝わるよう描かれていて、不自然さもなく、さらにテレビのインタビューに香織が答える場面など、念入りに取材や下調べをされたんだろうな、と尊敬の念がもくもくとわいた。作家というお仕事は、すごい仕事だと思う。 | ||||
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機会があれば次回も利用したいと思います。 | ||||
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東野圭吾愛読者です。この方の長編作品って、残り百頁くらいまで、なかなか物語が動かないんですよね。焦らす。そこがまた良いんだけど。百をきってからの怒涛の展開が呆気にとられて、気持ち良い。そうこうしているうちに読了。さすがです。 映画を先に観ていましたが、全く邪魔になりません。小説の出来が良いからなんでしょうね。 | ||||
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ガッキーの映像ばかり目にいった本作ですが(^^; 東野氏著書の代名詞的な父性愛。 母性愛と違い、世代の違う子どもたちにしてみれば、何を偏屈な理屈ばかり言ってるんだ、なのでしょう。 事実私もそう感じて思春期を過ごしていました。 父親の気持ちこそ父親にならなければ実感出来るものではないと感じている昨今です。 フィクションでこそ出来る子どもの犯罪の揉み消しですが、よく分かります。 実際に発生したら…その時に考えます(^^; 容疑者と目された青年の顛末に少々お粗末さを感じますが、それはそれで小説と言うことで。 面白かったです。 | ||||
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今まで読んだ小説で一番泣いたかもしれない。 「泣ける」というより「泣かずにはいられない」と表現できるほど、登場人物一人ひとりの切実な思いが僕の心にそのまま伝わってきた。 物語としては、加賀恭一郎シリーズの中でも一転二転する場面が多いという印象。 東野さんの小説にはよくあることだが、はじめに示されていた事件の全貌が、証拠によってつぎつぎと塗り替えられるさまは実に鮮やかだ。 『悪意』と同じようなジェットコースター感覚を楽しみたい人に向いている。 また『赤い指』と同様、タイトルにも意匠が凝らされている。たんなるランドマークとしての『麒麟の翼』でなく、誰かの回復や更生への願いを込めた『キリンノツバサ』。 その伏線が回収されたとき、きっと涙で読み進められなくなってしまうだろう。 始まりからラストまで、隙のない一作。 | ||||
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日本橋の上で、一人のサラリーマンが殺された。刺された場所から、自ら日本橋まで歩いて、死んだ。容疑者は同じ会社の元派遣社員。しかし、日本橋署の刑事・加賀には腑に落ちない点が残る。殺人事件後に、元派遣社員が事故死してしまい、捜査は元派遣社員が犯人と考え終了しかける。が、加賀の丹念な捜査により、元派遣社員がサラリーマンを殺害した可能性が低くなる。では、誰が真犯人か?その解明には、3年前の中学校のプールでおきた水泳部員の事故が関わっているのでは。最後に解明される真犯人はあまりにも意外な人物であった。(2018/3/11) | ||||
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意外な犯人と真相だったが、それらはこの小説の枝葉末節に過ぎない。 殺された被害者の男性と、犯人に間違われた若者とその恋人の生き方こそが、 物語の背骨になっている。 だから、これは純粋な推理小説ではない。 だがそれでいい(笑)。いつも通り、とても読みやすかった。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの8冊目くらいで安定の面白さですが、この作品における推理小説としての興味の中心は犯人捜しというよりもむしろ、被害者の謎の行動を解明することあり、それによって事件の本質に迫っていきます。 まず被害者の男性は地下道で何者かに刺され瀕死の状態で、日本橋という橋の上まで歩いて移動して息絶えます。しかも途中に交番があって気付いたはずなのに通り過ぎています。 そして被害者が日本橋周辺にいた理由が、信心深くもなかったのに、その辺りで「七福神巡り」をするためであり、特に被害者の周囲には妊娠している女性などいないのに、水天宮にお参りすることが一番の目的だったらしいことがわかってきます。 さらに被害者は事件の数日前に、現在高校生の息子が中学生だった時の部活の担当の教師に電話をしています。しかも息子とは普段ほとんど話もせず、息子のことで心配ごとがあるようには家族にも見えなかったのに。 これらの一見非常に不可解に思える被害者の行動を加賀刑事が追及する過程で、少しずつ行動の動機や事件の背景が解明されていくところが、いつもながら見事で、まるで実際に起きた事件を題材に書いたのではないかと思えるほど、細かい部分が次々にかみ合ってくるさまが心地よいです。 創造でこれだけのストーリーを構築するところは、さすが東野圭吾すごいと思いました。 | ||||
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比較的綺麗な状態だっ | ||||
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加賀恭一郎の日本橋編の第2弾です。 「新参者」で人情と風情が溢れる日本橋を見事に書ききったこのシリーズですが今回の「麒麟の翼」では男女や家族の愛を描いています。信頼し合っていた筈の恋人との突然の別れや避けていた父親が被害者になってしまった事件での被害者側の家族と加害者と疑われる恋人の姿が謎を絡めながら描かれています。 できたら日本橋を散策しながら読みたいと思わせる一冊です。 加賀恭一郎にしか解けない事件は今回も読み応えがあり胸が熱くなりました。 | ||||
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最後まで読むと、ハラハラしながら、結局、感動しました。 | ||||
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