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麒麟の翼
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麒麟の翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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泣ける本という名目で読書系YouTuberがこの本をなかなかの熱量で推薦していたので興味が沸き拝読してみたが そこまで心を打たれるような展開は感じられなかった、 以後ネタバレ(*'-`) 肝心のトリックもまじめな若者が刺されたおじさんから財布を抜き取るのは 少々強引すぎると感じ締まりが悪い終わりになったと感じた | ||||
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まず、言っておきたいのは、本の内容は☆5です。 さて、以下は「販売商品としての本」に対するレビュー 「新品」とのことで、購入しました、が 状態はどうあれ、人手に渡ったことがないという意味だったのかな? そして、妙な値引きはそのためだったのか、それとも単にハズレを引いたのか・・・。 「新品を名乗る商品としての本」としてはこの評価です。下手したら中古本の方がきれいです。 新品はどんな保管の仕方したら本体がこんなにハゲるんだろ・・・。 せめて「新古品 カバー破れ、本体スレあり」と書かれていたら、買っても納得して☆4だったとおもう。「新品」の定義よ。 事前の情報って大事ですね。 本をきれいに保管したいなら、やっぱ見て買わないといけんのね。 しばらくガッカリなかったんでネットで買うことの難しさを再確認。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ作品。 まるで森村誠一『人間の証明』のような発端であるが、『人間の証明』ほどの厚みはない。それどころかごく薄く細い伏線に導かれて、意外というより最早予想外な真犯人が指摘される。下町情緒にしても『新参者』ほどの細やかさは見当たらないどころか、被害者家族の葛藤にしてもそれほど丁寧に描写されているわけではない。加賀の父の法事に関するエピソードも単なる紙幅稼ぎな感は否めない。仮にこれが次作以降の伏線であるにせよ、本書単体ではそのような評価は揺るがないだろう。纏めれば、加賀恭一郎ものとしては力強さがなく、東野圭吾にしては意外な手抜き作、と言われても仕方がない。これならば『人間の証明』を読んだ方が遥かに感動的である。 | ||||
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すでにレビューあるとおり、断絶した二つの話を同じ一人の被害者の部分でくっつけただけで、それぞれの話に係る謎の部分について互いに伏線を張り合っているならともかく、後になって唐突に実はこれがコレコレでと新しい話が順番に出てくるだけなので、読んでいて腑に落ちないままエンディングを迎えることになりました。前半いるか?と。。。 後半にこれだけ実は…を持ってくるなら、重要関係者の言動や不穏な空気をもう少し微妙に織り交ぜておかないと、唐突すぎて登場人物たちが薄っぺらく思えます。 加賀シリーズを何作か順不同で読んでいるのですが、文章自体は読みやすいし、主人公にも魅力があるだけになーという感想です。 | ||||
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面白かった!本は今ひとつ。 | ||||
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簡易包装の緩衝材入りなパッケージでしたが、乱暴に配送されてRACERS外伝、麒麟の翼、マスカレードホテル、全て角が潰れて外装に皺が入る位に酷い状態です。あり得ない! | ||||
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主人公加賀刑事は『腑に落ちない』と粘り強く捜査をしていく でも、根っからの善人である容疑者 初めから終わりまで容疑者の人物像と行動を不可解に思って捜査をしているのに、最後の最後で『魔が差した』で片付けるとは 読者の方が腑に落ちなくなりますね | ||||
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個人的にはシリーズ初期の方が好みで、だんだんおもしろくなくなってきました。謎解き要素が減ってきたからでしょうか。 | ||||
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ネタバレ >被害者が殺害される場に、たまたま因縁を持つ人物が通りかかり、被疑者が入れ替わる…。ストーリー的にも特筆すべきものは、ありません。 | ||||
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ブックオフオンラインのAmazon発送の中古品を購入しました。 商品下半分が水濡れあとがあり、通常これは販売できないようなレベルのものが届きました。 Amazonのほうで品質管理までしていないのでしょうか?がっかりです。 | ||||
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一つ目は「工場で仕事中の怪我(労災)なのに、労災の届を出してもらえないばかりか解雇された男が、工場の責任者を恨んで刺殺した事件」 二つ目は「イジメの被害者への贖罪を要求された子が、逆切れして要求した人物を刺殺した事件」で、 殺されたのはいずれも青柳武明。 ということになるのかな。 殺害された人物だけが共通で、事件は全く別々という感じがした。それを強引にくっつけて、一つの小説にしたところに無理があると思う。 一つ目の事件の犯人と思われた人物が実は無実で真相は二つ目の事件だった(どんでん返しがあった)と言われても、一つ目の事件にそういう伏線がほとんどないから、あまり納得できない。 | ||||
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どう譲っても、作者が帯に書いているように、「加賀シリーズの最高傑作」とは思えません。書いているうちに作者自身が展開と筋書きに困ってしまい、妙な方向に話がズレテしまって、誠に不自然な決着の仕方をしてしまったとしか思えません。無理矢理に物語を作り上げたようで、誠に残念です。「仮にも東野圭吾さんが、こんな乱雑な展開のものを書くのか?」との印象を持ちました。どうにも荒っぽい作品としか思えないのです。 「秘密」・「白夜行」以来の愛読者です。ガリレオ・シリーズはまだしも、注文が多いとはいえ、あまり濫作過ぎるのではないかと心配です。才能を浪費せず、読者の心に響くどっしりとした作品を書いてくださることを期待します。 | ||||
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東野圭吾の小説は「卒業」から何作も読んでいるが、この作品は彼の作品群の中でも極めて凡庸というか、悪い言い方をすると「雑」な内容に感じた。 まず、何人かのレビュアーが指摘しているように本作は厳密には推理小説ではない。 ネタバレになってしまうが、真犯人の登場や行動が唐突だし、加賀たちがその真犯人を突き止めたというわけでもない(私が流し読み程度に読んだからそう解釈しているだけかもしれないが)。さらに言うと、携帯履歴云々の記述があるにも関わらず、被害者は真犯人に電話をしていたという点も、重箱の隅をつつくような捜査をしていた割には肩透かしを食らった感じだ。また、当初容疑者と見られた八島がなぜ被害者の財布を持って新大橋通りに飛び出したのか、という伏線めいた箇所が結末で「気の迷い」と処理された点も正直「それはないだろ・・・」と思ってしまった。 最近の東野圭吾の作品は、社会問題や人間の深部を扱う社会派的な作風が増えているが、本作においてはこの点も中途半端な感が拭えない。労災隠しの責任も結局はわからずじまいだし、雇用格差を扱いたかったとしても、それを作品内で上手く作用させたとも言えない。八島の恋人である中原も、加賀シリーズの重要素である「人情」を演出したいがために無理矢理出したかのような印象で、個人的にはあまり同情できるキャラクターには思えなかった。この無理矢理感は物語の要である「どうして被害者は刺された状態で日本橋の麒麟まで歩いたのか」というネタ明かしにおいても多少なりとも感じてしまう。 要は、細かいことを気にさせないだけの魅力に乏しい作品だと感じた。 以上のことから、私には本作が映画化するほどの作品にはどうしても思えないし、総合評価が意外と高いのも個人的には意外である(私の性格が悪いだけかもしれないけど)。 個人的には映画版の評価が芳しくない「夜明けの街で」のほうが面白かった。 | ||||
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小説としての出来もあまり良くないと思う。 とにかく犯人像の設定が良くない。何故他人の父が追い込まないといけないんだ?と感じた。 父を殺してしまった犯人も被害者じゃないのか?と感じた。 父が問い詰め正すべき相手はまず息子だろう。親子の不仲を理由に他人を追い詰める父がしっ くり来ない。 また父の行動も解せない。いい大人がそれは違うだろうと感じる現実逃避に近い行動。それは 息子にも父にも言えることだがあくまでも自己愛の表出であり端から見るとむしろ醜悪である。 それと、登場人物の多くが(父とその家族・学校の先生・父の会社の部下)欺瞞に満ち溢れており 読んでて辛かった。 私は麒麟の翼に秘められたメッセージに何も感じなかった。 私はただただ、少年とその母が気の毒でならなかった。 | ||||
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今まで読んだ東野圭吾作品の中で、こんなに遣っ付けな作品は初めてです。安易に被害者と容疑者の関係から、事件を決め付けようとするメディアと、それに流されそうな警察、地道に真相を辿る加賀/松宮コンビ、事件を取り巻く被害者/容疑者の家族。舞台と役者は揃っているのに、落とし所が酷すぎる。伏線らしい物は張ってはあるが、余にも安易な着地点。金に困っているからと言って........最高傑作? | ||||
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途中が一番おもしろかった。 最後まで読んであの人はどうなったのか、これはどうなったのかなどと気がかりなことがたくさん残った。 | ||||
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やっぱり乱作すると一つ一つの作品のレベルが落ちるものなのでしょうか。 「間違いなく最高傑作」という帯は、”間違いなく偽り”だと思います。 推理小説としては、キリンノツバサが唐突にでてきすぎで、「ハウダニット」 「フーダニット」では全く楽しめず、「ファイダニット」の点でも、あまり 納得感のないとってつけた内容。作者自身、「○○ダニット」からの卒業を 言われていたようなので、そういう視点で見てはいけないのかも知れませんが、 まぁ、推理小説の範疇としては今一つというか、失敗作かも。 かといって、加賀シリーズの一つの売りである人情味もあまりなく、日本橋 の歴史、風情といった点の描写も浅くてとても、最高傑作とはいえません。 なんか、安物の刑事ドラマみたいです。 まだ、「真夏の方程式」の方が良かったかな。「真夏の方程式」も奇をてら った犯人像を作り出そうとしていた部分が強すぎましたが。 余談ですが、この作品がこのミスで20位なのも頷けます。 (というか、ランキングに入ったことに頷けないかも。) | ||||
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東野ファンとしては、初めて東野作品を読まれる人に、この作品を高評価としてお勧めするわけにはいきませんね。残念ながら。ミステリーとしての醍醐味には欠けますし、人情モノと言うほどでもないし、ホッコリ感もないですね。唯一、日本橋という土地に興味は湧きましたが・・・ | ||||
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遅まきながら、ひと言。 せっかくの題材をどう捌いてくれるかと期待度が大きかったので、☆はふたつ。四番打者としての自覚をもっての三連発なんでしょうから、できたら3打席連続HRでお願いしたかった。シングルヒットですね。 一気に読めますし、エンターテイメントとしては、へたな映画を観に行くよりずっと楽しめます。他の方々の評価も分からなくはありません。しかしご自身で「最高傑作」と銘打つなら、それなりのものを出してくれなくては。 早々の映画化は慶賀の至り。 | ||||
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大好きな東野圭吾さんの新作。(当然ながら全作品読んでいます。) 非常に楽しみに読み始めたわけですが、ラスト50ページあたりからの展開には、 「ヲイヲイ」 と突っ込まずにはいられませんでした。他の方もおっしゃっていますが・・・・。 加えて「加賀恭一郎」という人物が、「新参者」に続きあまりに完璧すぎる設定ゆえに、逆に「人間味がなく」鼻につきました。感情に流されず、頭脳明晰、冷静沈着、しかし同時に人の痛みがわかり、弱者への配慮も忘れることはない(妊婦や被害者への配慮も)、唯一の欠点らしい欠点といえば、感情表現をストレートに出さないことで誤解を与えることくらいでしょうか。これは好みの問題なのでしょうが、人間を描くこと、つまりは、人間の持つ「弱さ、汚さ、優しさ」を描くことにかけては右に出るもののいない東野さんが、なにゆえ「加賀恭一郎」に対しては、ロボットのような設定をしてしまっているのか不思議でなりません。 偉そうに批判的な意見を書かせていただきましたが、ただし、改めて申し上げるまでもなく、筆力は素晴らしく、時間を忘れて読み耽ってしまいました。次回作ももちろん読ませていただきたく思っています。 | ||||
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