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麒麟の翼
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麒麟の翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全240件 121~140 7/12ページ
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ドラマティックな映画の予告編や、作者自身が「加賀シリーズ最高傑作」と言うのであれば、と思って読んでみた。 さすが、東野圭吾作品だけあって、描かれる人間ドラマ、謎解きの面白さもあり、あっという間に読めた。 ただ、後半話が進むにしたがって、粗さというべきか、その展開に「?」と思わなくもなかった。 確かに、十分に傑作だと思うレベルだとは思うが、 東野圭吾であれば、もっと行けるはず、と思うのは期待しすぎ?? | ||||
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加賀恭一郎シリーズ第9弾の本作。文章の読みやすさはさすが東野圭吾である。(サクサク読める) なので、加賀恭一郎シリーズを初めて読む人にはオススメかも。 ただ、いくら宣伝とはいえ「最高傑作」と言うのはいささか無理があったか。(敢えて上げるなら「悪意」であろう) もうちょっと内容に厚みが欲しかった。 | ||||
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東野圭吾さんの作品で好きな方の部類です。 SFも入ってないしOKです。 | ||||
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劇場版では真犯人が更に深く描かれているでしょうか? まあ、真犯人の描写が薄く思います。だからこそ、真実がわかった時は「え?」みたいな感じでした。 でも加賀恭一朗はやはりカッコイイです。 だけどやはり、大事な事を教えてもらえる作品でもある。 一度過ちを犯し、隠しつづければ、隠しつづける為また更に別の過ちを犯す事になる。 だから 逃げるな。 目を背けるな。 皆さんにも言える事かもしれません。 劇場版、楽しみです。 | ||||
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途中が一番おもしろかった。 最後まで読んであの人はどうなったのか、これはどうなったのかなどと気がかりなことがたくさん残った。 | ||||
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書店でDVDから流れてた映画の予告を見て面白そうと思って購入。 最初の方はどうなるんだろうと思ってわくわくして読んでて、 親子の絆とか被害者が伝えたかった想いには目頭が熱くなる 部分はあった。 でも結末までたどり着いてからだと被害者がネット会員だったら そこからどの店に行ってたか追跡できたとか 被害者の電話の履歴からもっと簡単に真犯人までたどりつけたんじゃないの? とうがった見方もできてしまいそう。。。 映画で見るとドラマティックに仕上がってて面白そうだから観に 行こうと思ってるけど、結末までに何だか捜査をわざと 遠回りさせて書かれているような感じがしてちょっと不満が 残ったかな。 | ||||
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登場人物の描写はリアルだが、強引なストーリー展開にはがっかり。 | ||||
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薦められてはじめてこの作家さんの本を読みました。 麒麟の翼にこめられた思いは、悲しさや強さを伝えています。そのことが、読み進めていくうちに段々とストーリーともにわかり悲しくもそのメッセージに心をうたれました。 | ||||
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やっぱり乱作すると一つ一つの作品のレベルが落ちるものなのでしょうか。 「間違いなく最高傑作」という帯は、”間違いなく偽り”だと思います。 推理小説としては、キリンノツバサが唐突にでてきすぎで、「ハウダニット」 「フーダニット」では全く楽しめず、「ファイダニット」の点でも、あまり 納得感のないとってつけた内容。作者自身、「○○ダニット」からの卒業を 言われていたようなので、そういう視点で見てはいけないのかも知れませんが、 まぁ、推理小説の範疇としては今一つというか、失敗作かも。 かといって、加賀シリーズの一つの売りである人情味もあまりなく、日本橋 の歴史、風情といった点の描写も浅くてとても、最高傑作とはいえません。 なんか、安物の刑事ドラマみたいです。 まだ、「真夏の方程式」の方が良かったかな。「真夏の方程式」も奇をてら った犯人像を作り出そうとしていた部分が強すぎましたが。 余談ですが、この作品がこのミスで20位なのも頷けます。 (というか、ランキングに入ったことに頷けないかも。) | ||||
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「1パーセントの富裕層が99パーセントを支配している」状況を変えたいと、ニューヨークをはじめ世界の主要都市で若者が大規模な抗議デモを展開した。日本でも、その呼びかけに応じてデモがあったが、欧米の若者のような強い主張は感じられなかったというのが大方のマスコミの論調だった。 こんな停滞ムードが漂う現在の日本の若者の貧困と内向き思考、工場現場のシビアな労働環境など現代社会が包含する矛盾や課題が、殺人事件の捜査の進展とともに明らかになっていく。推理小説というより、社会ドラマを見ているような展開で、改めて格差社会の実相などに思いが至り、久しぶりに余韻が残る作品だった。 | ||||
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東野圭吾さんを最近読みはじめました。 地味ながらも意外な方向へ進むストーリーに、ページをめくる手が止まりませんでした。 最終ページまで読み切り、「この本を読んで良かった」としみじみ思います。 艸(vωv`★) | ||||
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著者は加賀シリーズ最高傑作といわれているようですが、個人的には「赤い指」の方が好きかな。 日本橋を舞台に加賀と甥の松宮コンビが事件に挑んでいきます。 「新参者」や「赤い指」でおなじみの場所、登場人物が登場するので、この2作は必ず読んでおいた方が良いと思います。 特に「赤い指」の方はテーマも通じるところがあるので必読です。 シリーズ2番目の傑作だと思います。 途中で読むのを中断するのが惜しく、眠る時間を削り、夜更かしして読んでしまいました。 | ||||
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加賀刑事シリーズです。所轄の刑事として街に 密着していくことで 犯罪の根幹にとたどり着く その面白さは さすがです。 ただタイトルの意味、それを実感しつつも なにか物足りない。 それは、捜査をミスリードするために出てきた 人物のせいなのでしょうか。 途中が少し冗長に感じましたが、結果的には それらが最後の部分につながり 最後はページを めくる手が早くなりました。 ミステリーとは思えなかったですが、刑事小説と して読むには面白かったです。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズシリーズでは間違いなく最高傑作でしょう。謎解きだけに走っておらず、人情モノでベタベタになっておらず、ついに加賀恭一郎シリーズの小説の完成といってもいいくらいです。 最後の方で、加賀が教師に詰め寄るシーンがありますが、これは、著者の分身でしょう。東野さんって若いころ教師や学校には反発していたとか言っていたの覚えていますが、このシーン絶対に入れたかったんでしょうね。思わずクスッとしてしまいました。 さて、特別書き下ろしのシリーズは、あと2冊。1冊目でこの出来。これから読むのですが非常に楽しみです。 | ||||
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一気読みさせる展開はさすがです。 ただ、途中の展開でどうして八島が青柳の分までココアを注文するのかがよく分からず(喫茶店で飲み物くらい個々に注文するでしょうに)、トリックのキーとなる部分が言いくるめられているようで『?』の部分もありました。 それ以外は面白く読ませてもらいました。 最後は感動的なシーンで終わり、涙腺が緩みました。 | ||||
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同級生や放課後あたりからの大ファンです! 切れ味鋭い短編集も理系ミステリー系も好きですが、 レイクサイドや手紙なども好きでした! 白夜行あたりから、文芸的な香りが濃くなってきて、 哀愁とやりきれなさが漂う独特の雰囲気が出てきましたね。 そして、赤い指、新参者と加賀恭一郎を阿部ちゃんが演じてからは、 あまりのはまり役に、ますます加賀の存在感を感じるようになり、 前よりもいっそう加賀シリーズにはまりこんでしまいました。 そしてこの「麒麟の翼」ですが、 二人の男子中学生と高校生を持ち、学校に勤めている私にとって、 本当に感動的で、涙が止まりませんでした…… わかりやすいテーマかもしれませんが、人間にとってとてもとても大切な普遍的なテーマを扱っています。 この作品に一貫して流れている思想に私はとても共鳴しました。 人間が未熟さや弱さからいろいろな間違いを犯してしまい、 自分や多くの人を不幸にしてしまう…… そんな悲しい出来事が連鎖していく不幸 巡り合わせやタイミングの悪さが取り返しのつかない悲劇をもたらしてしまう悲しさ 罪をごまかすことによって新たに繰り返される罪 でも、最後は生きる希望と、人と人の絆や愛情を感じさせてくれます。 そして、新参者と同じように、人形町や日本橋という土地と人、加賀恭一郎の魅力も満載でした。 ああ、本当に読んでよかった!極上の時間を過ごすことができました! ミステリーがどうこう、意外性がどうこうなんて、関係ないです! 絶対におすすめです! | ||||
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東野圭吾の書く小説は、悲しみを伴う事が多い。 人間関係の複雑さ、守りたい愛など様々な心理が働く事で 事件の真相が何かを考えさせられる。 こういった表現が、日常よくある事のように思え、 更に東野圭吾の小説をより身近に感じさせ、 読者をのめり込ませるのであろう。 内容は、被害者・容疑者が二人とも亡くなってしまうことから 事件の真相が混沌としてくるところから始まる。 結末としてはあまりにも単純な様を呈すると思われたが、 その裏に隠された真実とは。 今作もまた、人間のドロドロした一面や親子愛、家族愛なども絡まり 最後もまた涙せずには読み終える事が出来なかった。 麒麟の翼 (特別書き下ろし) | ||||
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加賀恭一郎のキャラクターが大好きなので、今回も楽しみにして読みました。 推理小説というよりは、人間ドラマっぽい感じで、 ラストは泣けてきました。良かったです。 レビューを見てると阿部寛さんのイメージが強いという意見が多くありましたが、 私はちょっと違います。 阿部寛さんは好きな俳優さんではありますが、 原作の加賀さんは、もう少し若くてカジュアルな服装が似合うイメージ (私の中では阿部さんはスーツのイメージです) 松宮さんは、溝端君のような美青年(!?)ではなく、 平凡なサラリーマン風の男性という感じです。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズはすべてが人間くさい。 ドラマの影響が大きいが、まずミステリーよりも人情話で特に親子、家族に焦点を当てている。 舞台が具体的な場所だ。 人間それぞれのさりげない想いが、交錯して物語をつむぎだす。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズは初めてですが、高度な観察力・思考力をもつ主人公の性格はガリレオシリーズの湯川など他のキャラクターにも通じるものがあります。 本書は本格推理物ではなくむしろ「人情話」的要素が強いです。推理ものとしては弱いですが、ストーリーテラーとしての筆者の剛腕に引っ張られ、評者は一気に読んでしまいました。 # 「悪役」に評者の嫌いな職業の典型的人物が出てきますが、このような人間にならないよう自戒、自戒 | ||||
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