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長い夜の果てに
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長い夜の果てにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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今となっては前時代的な(?)手紙やら手記やらによって登場人物の行動や心情がじわじわと明かされていく本書は、あえてこのメールやツイッター全盛の時代に読むと、まさに真綿で首を絞めるような恐怖を伴って読者の精神を侵食してくる気がします。 本気で夢に見てしまった……本書のストーリーとはイメージ的な関係しかないのですが、しとしとと雨の降る暗い石畳みの街角、傘で顔の見えない男が、すれ違いざまにいきなりわたしの手を掴んだ!! 思わず悲鳴を上げて飛び起きました(汗)。 結構猟奇殺人ものなども読みましたが、本当に夢にまで見たのはハンニバル・レクター以来だな……。 それほど残虐な犯行が行われるわけでも、猟奇的な犯人がいるわけでもないのに、この怖さ。うーん、さすがです。 ただ、他の方は概ね好意的なようですが、私はあのラストのオチのつけかたには納得がいかない。たぶん、主人公がどうにも救いがたい性格で、あまり幸せを祈りたい気分にならなかったからかも……。 一番の謎の種明かしも、だいたい予想がついてしまったからかも。 また、ゲイの登場人物達の描かれ方も、偏見とまではいかないがあまり好意的でない感じなのも少し後味が悪い。 | ||||
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