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(短編集)
ツナグ
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ツナグの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全232件 21~40 2/12ページ
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素晴らしい作品です。 多くの人に読んでほしいです。 | ||||
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読み終わったからどうぞ、と友達に頂いて読みました。いつも面白くって私が選びそうにない本を貸してもらえるので楽しみに、夏休みの帰省中の飛行機の中で読み始めて涙が止まらない。八年前の話です。その年の初冬に父が亡くなりました。 先月母の三回忌を終え、思い出して再読しました。 もし一生に一度もう一度死んだ人に会えるなら、母に会いたい。 そして高校生の息子は私に会いたいと思うだろうか? 今生の別れとはなんと切ない言葉だろう、来世の再会の願いが込められているから。 | ||||
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1つ1つの言葉や文章が心に響いてくる感じが読んでいて心地よかったです。 心温まる話で読んで良かったです。 | ||||
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映画を観てよったのを思い出して、今回購入。小説をあまり読まない娘が読みいる程素敵な小説です。 | ||||
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それぞれがとても心に残りました。 | ||||
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最高 | ||||
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どの短編も心の奥底に染み入る感動があった。あえて1番をつけるなら待ち人の心得。「大事な物入れ」の中のものにやられた。心に染みた。ぐっと込み上げてきた。日常ではなかなか味わえない感動を味わいたい人におすすめの1冊です。 | ||||
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死んでしまった人に会える幸せかと思いきやファンタジーはなく、むしろ現実に引き戻される感じ。いつまでも心にそっと残ります。 | ||||
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死者に会える。 でも、その機会はお互いに一回のみ。 「自分だったら、誰に会うだろう」 と考えた時にもうすでに生きている間に伝えたいことは伝えているなと思った。 だから、これからも悔いのないように生きたい。 そう強く思わせてくれる作品でした。 辻村さんの作品は本当にどれもわたしの心に響きます。 ありがとうございました。 | ||||
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日々を暮らしていると身近な人と喧嘩をしたり秘密を抱えたり、「いつか解決しなくては」と思うことが多くなってきます。「あの人にはいつか謝らなくては」「あの人には話したい」。そう思ったことはありますか?でも、そんな思いは相手の突然の死で奪われ、奪われたらその思いはずっと抱えたまま生きていくことになります。 自分は誰に会いたいだろうか。そう思うのと同時に今いる身近な人とどう向き合うべきかに思いをはせることになると思います。 死者に会えるエピソードで平坦に進んで行くと思いきやラストはそれぞれのエピソードが交錯して衝撃のラストへとつながっていきます。各章、各エピソードそれぞれで心を惹かれ胸が締め付けられるのですが最終章が私は一番心を奪われ、驚愕しました。是非最後までたどり着いてほしい。 最後に死者の復活や死者に合う物語は多数存在し、私もその設定になれていて油断して読んでいました。しかし、本当に最後まで読んでほしい。最終章で私の想定をはるかに超えるラストをみせられ、心をわしづかみにされました。 オススメの方 1.泣きたい方。 2.映画をみた方。 3.休日のお供をお探しの方。 | ||||
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死者と一度だけ会わせてもらえるという、使者(ツナグ)を利用し、再会前後の模様を描いたストーリー。人間は誰しも幸福になりたいと願うし、後悔やつらい思いなどしたくはない。だが、それにもかかわらず、人間は不幸に陥り、同じ過ちを繰り返し、何度も後悔しつづける。「自然」でいること――それは、思想にとらわれるあまり自意識過剰となり、自分が特別であると思いこんでしまうこととは対極に位置する姿勢である。だが、人間は思考するがゆえに人間であるとも言える。人間はいろいろなことを思考するし、その活動を止めることはけっしてできはしない。私たちは、不幸に生きることを運命づけられた生き物なのか、なぜ人間は、こんなにも不条理なのか、それは今を生きる私たちすべてに対しての問いかけでもある。 小説とはそもそも不自然なものだ。物語はすでに定められており、主人公はハッピーエンドかあるいは不幸な結末を迎える。だが、本書は、けっしてスマートではない。登場人物は揃いも揃って不器用であり、ちょっとしたことですぐに思い悩んだりする。しかし、だからこそ読者は、その人間臭さに共感し、ついつい自分の姿を重ね合わせようとする。そういう意味で、本書はまさに、まぎれもない人間の、真実の姿を描き出したものなのだ。 | ||||
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おもしろかったです。 どのようにおもしろかったかは、ネタバレするので書きませんが、テンポよく一気に読めました。 書店では探し切れなかったのでこちらで購入しましたが、送料もかからず、自宅まで届くのでとても便利ですね。 | ||||
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お気に入り | ||||
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人と人との繋がり、絆について考えさせられる物語です | ||||
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琴線に触れた1冊。「自分のために書いてもらったと幸福な勘違い」ができた。私の母方の祖母は幼い頃<お山>で修行をしていた。自分がまだ幼い頃は不思議な話や怖い話をいくつも聞いた。使者ではないけど能力がある人だった。地域にはさらにその能力が高い人もいたし今でもいる。昔はネットはなかったが、そういうコミュがあったのが日本の普通だった。本の舞台が東京だからこそ強くそう感じた。2010年の本だが作者は何を想って書いたろう。このあとすぐあの大地震がやってくる。そしてやがて10年経つのだと思うとなんだか切なくなった。 | ||||
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それぞれ異なる人物からの視点となっているため、飽きずに読むことができます。 ものすごくきれいに物語が進んでいき、次も次もと読みたくなる作品です。 | ||||
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小説を久しぶりに読みましたが、やっぱり小説っていいなあと思わされました。 登場人物に感情移入して、人生を疑似体験できるところが小説のいい所ですよね。 一番心に残った話は親友の心得です。 嵐は心に蟠りを持ってこれから先を生きていく。誰しもそういうのが心に少なからずあるんじゃないでしょうか。そういうのを引っくるめて生きていくのが人生であって、自分もこれから色々経験するけど、生きていこうって思いました。うまく表現できない、、 自分には幸い会いたい死者はまだおりませんが、もし今後何かあったらもう一度読みたいです。 | ||||
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「親友の心得」にて、最後に嵐美砂が託した御園奈津への伝言。すべてを持って行く一言。他の作品を読んで分かりましたが、こうした手法が辻村作品の真骨頂ですね。また、思春期女子のリアルな葛藤・心理描写も大変得意な領域となります。遅ればせながら今年に入って、映画「ツナグ」を見てこの作品を読み、すっかり辻村ワールドに魅了されました私です。そういう意味では思い出深い作品となっていますが、少し異端なので、辻村入門書としては「ぼくのメジャースプーン」などをお勧めします。 | ||||
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読んだ後映画も観ました。 | ||||
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まずは「アイドルの心得」で、話を流してきてドンピシャのタイミングでこのセリフ・・・たった一行に、ぶわぁって涙が零れました。モデルは早逝した例のタレントさんでしょうか?「長男の心得」は、親から見れば、いくつになっても子供という、不器用な男の物語。「親友の心得」は、『自分に絶望』としか言いようがないJKの物語。自分で自分を追い込んで行く様が凄かったです。「待ち人の心得」は、生真面目で純情な男の女々しさを、やさしく包むお話し。最後は、純情な二人にしか解らない、ホントに健気な想い出です。そして「使者の心得」は、使者自身の物語でもあるのだけれど、ストーリーを投げっぱなしにしない作者の優しさでしょうか?「凍りのくじら」と同様、ちゃんと救済があるるお話しでした。特に、絶望を受け止め、だからこそ毅然と贖罪を晒すJKの話は良かったです。結局どのお話も、全ては残された人たちの物語であり、その後であり、片や、役目を終えると『消える』しかないってのも、読んでいて辛いものが有りました。また辻村深月さんに泣かされました。 | ||||
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