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(短編集)
ツナグ
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ツナグの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全232件 181~200 10/12ページ
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買いましたが映画の最後の詩は、記載されていませんでした。友達に貸したりしています。いい話でしたね。 | ||||
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実は初めての辻村深月を体験した。 若いのに文章力といい 構成力といい バツグンのうまさ。 ひとつひとつのエピソードがオムニバスのように展開しているとみせといて ちゃんと最後にすべてが繋がってくる。 私的には長男が死んだ母親に会いにいく、あのエピが一番のツボで、泣けた。 | ||||
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もしも、「 ツナグ」がほんとうに存在するなら、 自分は誰に会いたいだろう 自分は誰に会ってもらいたいだろう たった1回しか使えない権利なら・・・ そんなことを考えさせられる。 また、「ツナグ 」の存在が、超人的な立場でないのもよかった。 映画は見ていないですが、なんとなくシーンが浮かんできました。 つまり、情景が浮かぶ小説だと思います | ||||
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死者との再会が、1度だけ許されるとしたら。 誰と会いたい?どれくらい会いたい?何を確かめたい? そんな、「もし」が実現する世界で、死者と生者の面会をセットする役割を担うツナグ(使者)。 4編の再会を巡る物語と、ツナグの物語1編。 圧巻は、女子高校生が親友との再会を願った、「親友の心得」。 これは、怖い。たった一行で、主人公の親友との関係性を鮮やかにえぐってみせる。 死者と再会。それは、幸せとは限らない。より深い後悔に苛まれる事になるのかも。 その他4編の「心得」もそれぞれの味わいがあって。読ませる一冊になっています。 オススメの逸品です。 | ||||
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久しぶりに小説を買いました。以前子供と映画を見たときに予告で流れていて妙に気になりました。 もともと松坂くんのファンでもありまりましたが吸い込まれるような感じで購入しました。 もし一度だけと願うのなら自分は誰に会いたいのだろう?生まれてこれなかったわが子なのかそれとも? 生きているうちに人はいろいろな決断をしなければならない。改めていろいろな意味で考えさせられました。 まだ映画館には足を運んだいませんが必ず行こうと思います。 | ||||
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映画化もされると言うことで気になっていた原作本。 (小説とは関係ない話ですが、かなり予告が流れていたので、映画は当たりそうな気がしていました。 ほぼ予告編で流れていたのが見せ場のいいシーンだったのではないでしょうか?) 短編が絡み合っていくタイプは個人的にとても好きなスタイルなんですが、 今作は絡み具合が中途半端。なんか絡ませるために無理をしている感じすらしました。 もう少し主人公周りで軸を太くしてもらってもよかったんだけどなあ。 | ||||
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一度だけ死んだ人に会えるとしたら、誰に会いたい? という抒情的な設定で、いきなり第一話に変化球。 好きだったアイドルに会いたいだあ? 次が妥当に母で、第三話は訳ありの親友。 そろそろインパクトの強い話を読みたいと思っていると、日向キラリの 涙もの。うーん、良かった。感動ものはべたな方がいい。 映画化に不満な意見もあるが、私は樹木きりんを祖母にキャスティングしたことがとてもよかった。 映画は見ないかもしれない。でも、最後の章を読んでいるとき、祖母が勝手に樹木きりんの顔と声で立ち上がってきた。 めっちゃリアルだった。しぐさまで見えるようだった。 だからキャスティングしたこと自体に感謝。 | ||||
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連作集は好きで色々読んでいるが、時々無理やり辻褄合わせに持っていく作品がありガッカリする。しかし、この作品は最終章が上手く全体と繋がりを持ち最後まで私をぐいぐい引っ張ってくれた。一番胸に迫ったのは嵐と御園の話。二人の気持ちの行き違いが痛いほど伝わり、最終章で更に深く心に染みた。本を読んでとても感動したので、映画は観ない事にします・・・。 | ||||
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そりゃあそうでしょう。 小説、フィクションですから。 「荒唐無稽」ですよ。 死者に一度切り会えるなんて、 この切実なる願望、欲求の奥に潜む真の考え。 このお話しを読み進めながら、 見事に作者の意図に引き込まれますって。 いろいろ考えて、いろいろ想像して。 周りへの感謝と今現在の有り難さに、 愛おしさが染み出るような読後感ですよ。 | ||||
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使者を介したそれぞれの人たちの短編集かと思わせて、実は話がみごとにつながっている。 死者と生きる者をつなぐ、そして使者のつとめを代々つないでいく家族 死者が現れるという非現実的な話であっても、それぞれの出来事がどこかにありそうな話なだけに話に引き込まれる。 全体の話をつなげていくテクニックもおもしろく、テンポよく読め、楽しめました。 | ||||
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結構身近な作家のはずでしたが、初めて読みました。 きっかけは映画です。 映画も良かったのですが、原作はもっと良かったですね・・・・ 登場人物の心情の描写がたまらなく良いですね。 設定はフィクションの最たるものですが、全くそれは感じません。 お奨めです。 映画に関していえば、雨中の使者(ツナグ)の一言に、心を鷲づかみにされました。 (原作も良かったですが・・・・・) | ||||
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死んだ人間と生きた人間を合わせる窓口=使者(ツナグ)が登場する。 小説は5編の短編集。 と言っても、ストーリーは時間的に繋がっている。 先の4編は、依頼人および死者との人間模様が描かれる。 亡くなった人間に会うことは幸せか? また、他人は不自由なく過ごしているように見えるが、 実は自分と同じように悩んでいる、ということを痛感させられた。 依頼人は死者に会うことで苦しみを背負ったり現実を突きつけられたりもするが、 最終的にはそれぞれが「自分に与えられた生を全うしていこう」という気持ちを抱けたように思う。 非常に、感慨深い内容であった。 最後の1編は、青年が祖母から使者(ツナグ)の能力を引き継ぐ話。 ここで、詳しく青年の両親の死のことが描かれる。 ストーリー的に、両親の死を描く必要があったのかを疑問に思う。 また、両親の死の理由や状況については、正直納得がいかない。 | ||||
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最終章の収まりが良すぎる感が少し気になったが、 かなり考えられた構成や設定がすばらしく、 氏の勤勉さと才能を感じさせてくれた。 また、メッセージ性も強く、 逡巡の様子、描写、リアリティ、 説得力等作品としてのクオリティはかなりのものかと。 | ||||
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ツナグ・・・今まで読んできた小説の中でもしかしたら1番私の心に響き、生と死について考えさせられた本かもしれない。 読んで以来何故か通勤用の鞄に必ず携帯しており繰り返し読み直しています。 特に使者の心得。じ〜んと心に染み渡る何かがあります。 余談ですが。映画・・・辻村さんの原作を読まれた方はきっとガッカリされるのでは?ないかと思います。原作での生者と死者のおかれていた関係や描写がほぼカットされていて残念でした。小説を読んでいく中で考えた読者の心の動きや感動がゴッソリなくなっていてツナグをとうしてただ単に死者に面会を希望した生者が会うだけのものになっていました。楽しみしていて公開日に行ったのですが残念でした。この作品は絶対原作がイチオシです。 今日改めて読み直しました!やっぱりイイ! | ||||
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一気に読み通してしまうほど、面白かったです。 毎回辻村深月の作品は、世界観に飲み込まれてしまいますが、 この作品も同じようになりました。 とっても身近な世界の様で、大きく違う一面がある世界を描き出してくれる。 そんな作家だと思います。 この作品では生者と死者が「使者(ツナグ)」によって再会します。 しかも一生に一度のみしか会えない中、誰を再会相手に選ぶか・・・。 ただ、この作品の登場人物はほとんど皆、既に逢いたい人が決まっています。 そしてその再会により、それぞれ感謝の気持ちや後悔の気持ち等、 とても大きなものを受け取ります。 そしてそれぞれが、その受け取った気持ちで少しづつ変化していく様子が読み取れ、 すっきりやもどかしさを味わえます。 自分は誰に逢いたいかよりも、文中の「悔いがない、生き方してね」の言葉が、 心に残っています。 死者と生者の一晩だけの出会いで、それぞれの登場人物がどう変わるのか、 また誰と会いたいか考え抜く事でどの様な結論が導きだせたのか・・・。 個人的には最後にはすっきりとして読み終われました。 温かい気持ちの中に、少しピリッとしたものを入れてくる、 やめられなくなる作家だと思います。 次作も楽しみです。 | ||||
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感動しました。テレビ番組の宣伝のおかげで売れてる本とは違い、これは良い本です | ||||
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物語は5話に分かれており、最初の2話までは少し物足りないほのぼのストーリーって感じでした。 最後までこんな感じなのか?って思い始めた3話の「親友の心得」で一気に恐ろしさを感じさせる内容に急展開させ(この作者は青春や友情を描くのが抜群です!)、4話の「待ち人の心得」ではまた真逆にぐっと泣かせ、ラストの「使者の心得」でそれまでの短編をうまくとりまとまたのはさすがです。 次第に物語に入り込んでいくような感覚を味わえるので読後感はなかなかです。最初の2話がもう少し深みがあれば星5つですね。 | ||||
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映画原作。 一生に一度だけ死者との再会を実現していくれる「使者(ツナグ)」。 死者との再会を果たした人たちの5編の短編集。 これまでの4編を後日談も含めて裏から、 そして使者としての役割を負うことになった歩美を描く最終話は本当に良い。 生と死についても改めて考えさせられる本。 悔いをできる限り減らす生き方をしたいと思う。 | ||||
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最近あまりいい本に出会えてなかったこともあり、 久しぶりにとっても読みやすい本に出会えました。 ツナグに依頼する4人それぞれのあの世に逝ってしまった人との4つの物語、 そしてツナグである歩美自身の物語で構成されています。 恐らく誰もが本を手にとって想像する通りの内容だと思いますが、 大きく道を外れることもなくいい話でした。 また人間の黒い部分やツナグの両親が亡くなった原因のからくりがいいスパイスになっていて、 退屈もせず安心して読める感覚が良かったと思います。 最後は人を信じたくなる、心を満たしてくれる作品でした。 | ||||
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この本を読んで、会いたい人のことを思い出しました。 生きている間に会いに行かなくてごめん。 誕生日に、お参りに行かなくてごめん。 私たちを助けてくれて、本当にありがとう。 注意してくれてありがとう。 だめだめな私だけど、これからも見守ってください。 | ||||
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