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(短編集)

ツナグ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ツナグ
ツナグ (新潮文庫)

ツナグの評価: 4.23/5点 レビュー 290件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21~32 2/2ページ
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No.12:
(3pt)

ツナグ短編集。

映画化されたような記憶があって、手を出したもの。
長編かと思っていましたが短編集だった。
うーん……私の感性が死んでいるのかこの作家様の作品が合わないのかだと思うのですが、作品から問うている「たった一人に逢えるならどうしますか?」と湧き上がる思いは無かったです。

全体的にツナグが主人公と言うよりも、ツナグに依頼した側のバックボーンの方々の過去が最初から重く、逢いたいと呼び出す気持ちもなかなか一方的なものが多かった割にあっさりと問題が解決します。
互いに逢いたいと了解しない限り逢えないというルールがあるからこそ、一話目の依頼は「逢う」と選択した死者の心理が引き立つのですが、出会った二人の描写が少なくて物足りなかったことも残念。
依頼をした真実など最後で種明かしがあるのですが……。
辻村さんは青春を感じさせてくれる作品が多いのかもしれませんね。
私がもっと年を取ったら素直に感動して「誰に逢いたいだろう」と考えるかもしれません。
待ち人の心得はすごく良かったです。他はあまり琴線に触れなかった……。
ツナグAmazon書評・レビュー:ツナグより
4103283211
No.11:
(3pt)

初の辻村作品

どちらかというと長編好きです。読んでいて、有り得ない話、作り話と感じて白ける感もありました。それと、注文したタイミングが悪かったのか、他の商品と違って少々送付を待ちました。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
4101388814
No.10:
(3pt)

小説としては楽しめる

読後感として、特に大きな感動や驚きはなかったが、
一つの小説としては楽しませていただきました。
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No.9:
(3pt)

う~ん

感動して涙が止まりませんでした?・・・どのへんがぁ?と聞きたくなります
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No.8:
(3pt)

死を軽々と越えて

よいアイディアをよく練って、
熟練の書き手がうまく物語に仕上げた。
そんな印象を受けました。
「死者に会える」
そのとき、人は何を求めるのか。
死者に会いたいのは誰か。
連作としては格好のテーマです。
高校生やOLの心理描写は秀逸です。
揺れる心が精巧な描写で描かれています。
その分、オジさんがちょっとステロタイプに見えてしまうのは仕方が無い。
好きずきですが、
最後に仲介者の正体と仕組みの一部が説明されるのは余分かも。
不自然はただ、不自然として存在する方が自然に思えるような気がします。
そのせいか、やや読後感が軽く、
死生を越えた重いものを突きつけられる感覚はありませんでした。
むしろ最後まで心地よく読める作品でした。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
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No.7:
(3pt)

「生きる」ことがテーマの話

一生に一度だけ、死んでしまった人に会えるとしたら、誰に会うか。重たいテーマをさらりと軽いタッチの話で描いている。
一見、「死」をテーマにしているようでいて、実は残された人間がいかにしてこれからを生きるべきかの「生」をテーマにした話だ。
ツナグ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ツナグ (新潮文庫)より
4101388814
No.6:
(3pt)

設定先行

ストーリーに無理が感じられました。設定ありきなので。
期待して読みましたが、期待を上回ることはありませんでした。
ちなみに映画は見ていません。
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No.5:
(3pt)

死者と生者をつなぐ想いというものについてよく掘り下げられた物語

「生きて死ぬことの先にあるものは、誰かの記憶の中に生き続けるということではないのか。」
『茨の木』や『悼む人』で問われたテーマに、本作品で主人公はこの思想に反対側から一石を投じる。

「死者は残された生者のためにいていいのか、死者の物語を生者が糧とするのは傲慢ではないか。」
この問いに葛藤する主人公が、4名の依頼人をツナグ経験を経て辿りついた答えは。

良い話を手軽に読みたいと思って手に取った。
実際、非現実的な設定に途中「軽すぎたかな」と想うこと多々あったが、
読み切ってみればその設定以上に、死者と生者をつなぐ想いというものについて、
深く深く掘り下げられた物語だと感じた。
ツナグAmazon書評・レビュー:ツナグより
4103283211
No.4:
(3pt)

感動はできなかった

この作品における死の扱い方はどこかゲーム的で、年を重ねた方からしたら理解に苦しむものがあると思います。ただ、そうでない場合は良著になりえるはずです。
全5章からなる物語で、最終章を除いた全ての章は同じ構成になっています。
流れを頭に入れればどの章もすらっと読めて気楽ですが、物語全体を通しての奥深さを求める方にはあまり向かない小説かと思うので、注意が必要です。
ただ、死を扱う作品にしては後味の悪くない終わり方をしているので、誰にでも気兼ねなく薦められる小説です。
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No.3:
(3pt)

自分ならどうするかと思った時点で読者の負けな話

それだけプロットが良いということだけど内容的には普通かな。終始、自分ならどうするかばかり考えながら読んでいた。

文章がこなれてきたのは僕的にはマイナスだ。昔のアクが強い辻村深月の方が惹きこまれた。

次回作に期待します。
ツナグAmazon書評・レビュー:ツナグより
4103283211
No.2:
(3pt)

本当に無駄に長かった。

無駄に長いのはこの作者の特徴なのかもしれませんね。
第五章の 使者の心得を読めばほとんど分かってしまうような気がします。

何だかんだ言っても私も感動してしまいました。
しかし、二十歳を過ぎれば誰だって身近な人間の死を経験していると思うので。
感動してしまうのは当然。

感動させる以上のものがあれば、星五つになったと思います。
ツナグAmazon書評・レビュー:ツナグより
4103283211
No.1:
(3pt)

伊坂幸太郎のような独特な世界観

発想力はすばらしく、読みやすく引き込まれていきます。ただ、こういう連作短編集は、最終話で真価が問われると思うんです。着地点がイマイチ。少年の両親の死の真相はちょっと唸ってしまった。
ツナグAmazon書評・レビュー:ツナグより
4103283211

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