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影武者徳川家康
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【この小説が収録されている参考書籍】
影武者徳川家康の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全144件 21~40 2/8ページ
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家康は関が原で殺された。関が原後の家康は「影武者」だった。 上中下三巻におよぶ大河ドラマの幕開け。 上巻は、関が原~家康征夷大将軍就任まで。回顧の形で主人公が家康の影武者になるまでの生涯が多く描かれる。 中巻は、家康将軍就任~猪熊事件(将軍は既に二代秀忠になっている) 下巻は、大阪冬・夏の陣への流れと、家康逝去まで 影武者でありそもそも由緒正しい武士でない「家康」と、二代将軍秀忠の対立を軸に物語は進む。 いやぁ。荒唐無稽とは言い切れない説得力。 史実の隙間をフィクションで埋める技術はすごすぎる。 着想といい、史料を精査した上での構想力といい、歴史小説として秀逸だと思う。 フィクションとしては、説明・解説のための文章の分量が多すぎるかな? この部分をなくして、ストーリィだけでこの説得力だったら、星五つどころではなかったかも。 | ||||
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フィクションとして凄く面白い。 1度、読みだすとのめり込む物語の展開。 まあ、替えが少ない風魔さんたち、好き放題人員補充する柳生さん そこらへんのご都合なところだけは最後まで不自然。 剣も忍道も備える質の高い極みの位置にいる忍びなんかそんじゃそこら補充できませんって。 あとは金のためにとはいえ、長安に好き放題させていた言い訳が稀薄。 秀忠と暗闘している家康の対応の描写とは別人のよう。 | ||||
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中巻は慶長8年(1603年)から15年(1610年)まで。この間、教科書の歴史でいうと家康の江戸開府、秀忠の二代将軍就任、駿府城の完成などの出来事がある。合戦もなく、大御所家康(もちろん二郎三郎)と将軍秀忠の二元政治は一見うまく機能しているように見える・・・のであるが、水面下では家康と秀忠の凄まじい権力闘争が繰り広げられていた。なぜ家康と秀忠が争わねばならないのか?その一端はすでに上巻でも描かれているが、影武者家康を亡きものにし一刻も早く将軍独裁を確立したい秀忠。一方、二郎三郎家康はそんな秀忠の陰謀にはまって殺されてしまってはたまらない。「道々の者」出身の二郎三郎には徳川家の独裁、専制を牽制するため豊家を存続させ、開かれた自由な国を打ち立てたい、という夢があった。攻める秀忠、かわす家康。家康は風魔衆、秀忠は裏柳生を駆使した暗闘が次々に展開する。両者のつばぜり合いが中巻の読みどころ。まだ二十代の秀忠が徹頭徹尾陰険な小心者、「あと先なしの阿呆」といった描かれ方をしており、常に家康にこっぴどくやられてばかりいるため(勧善懲悪の時代劇のように)物語に深みを欠いているのが残念なところ。逆に実際の秀忠が実際どんな人物だったのか興味を覚えたのではあるが・・。 | ||||
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もともとは1986年から88年にかけて静岡新聞に連載された新聞小説。今回ほぼ4年ぶりに再読しましたが、やはり面白い!影武者といえば武田信玄!というのが通り相場ですが(黒澤監督の映画もありました)、そこに徳川家康をもってきたという大胆不敵な設定。もちろんこれを史実だなどとこれっぽっちも思っているわけではありませんが、それでも読み始める前は「大丈夫かいな?」、あまりの荒唐無稽さに物語が途中で破綻するんじゃなかろうかと危惧していたんですが、そんな心配はまったくの杞憂に終わりました。まー何というか著者である隆慶一郎先生の博識と自由奔放な想像力に脱帽した次第。それ以上にまったくスキのない(要するにこじつけ感のない)緻密に計算された物語の展開に、もしかして本当に家康の影武者がいたんじゃないかと思えてくるほどです。上巻は関ヶ原の戦い(1600年)から家康(もちろん影武者の)が征夷大将軍となるまで(1603年)の三年間。家康の影武者・二郎三郎の生い立ちなどと並行しながら物語は進みます。冒頭、関ケ原の合戦直前に家康がいきなり暗殺されて「いったいこれからどうなるんじゃー?」とびっくりさせてくれますが、その後はまさに最後の1ページ1行まで一気呵成に読ませてくれるでしょう。読後に気づいたんですか、静岡新聞連載というのがミソかも。そのワケは読んでのお楽しみですね。ははは。 | ||||
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家康が影武者だったという設定はとても奇抜で、あながちあり得ないことでもないような面白さであるものの・・・・なにしろ長い、なんか間延びして、途中で飽きてしまう感が・・・私にはしましたので。星3個です。 「上」「中」2巻は読みましたが、「下」は保留中です。 | ||||
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この作品と最初の出会いは、時間潰しに入った書店で平積みで置かれていたかなり厚いハードカバー上下2巻の本だった。タイトルが気になって衝動買いし、帰宅後に読み始め、ほとんど一気読みしたと思う。その後文庫版を買い、今はもっぱら電子書籍の3巻合本版を読んでおり、この作者の著作は、文庫版と電子書籍で揃っている。どれも登場人物がそれぞれに魅力的で面白い。あの時、時間潰しに書店へ入らなかったら、滅多に買わないハードカバー本を買わなかったらこの方の他の作品を買う事も無かっただろうと思うと不思議に思えてくる。・・・ちなみにその書店の店長?も隆慶一郎と言う作家を知らない様だった(^_^;) | ||||
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豊臣家や諸大名との折衝というより、秀忠との忍を使ったやり合い合戦が話のメインなんだなと中巻まで読んで、やっと気づきました 。司馬遼太郎さんの城塞みたいな感じかな?と期待して読みましたが、ちょっとちがいました。 | ||||
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関ヶ原の戦いで徳川家康は死に、影武者・二郎三郎が表舞台に立ち始めるという仮説に基づく歴史小説。 自由な世界を望む二郎三郎・風魔忍・島左近と、自ら上たらんとする徳川秀忠・柳生忍との15年間に及ぶ戦い。極悪非道として描かれる秀忠を、二郎三郎達が頭脳と忍者で何度もこてんぱんにやっつけるのが痛快。 | ||||
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関ヶ原の戦いで徳川家康は死に、影武者・二郎三郎が表舞台に立ち始めるという仮説に基づく歴史小説。 自由な世界を望む二郎三郎・風魔忍・島左近と、自ら上たらんとする徳川秀忠・柳生忍との15年間に及ぶ戦い。極悪非道として描かれる秀忠を、二郎三郎達が頭脳と忍者で何度もこてんぱんにやっつけるのが痛快。 | ||||
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関ヶ原の戦いで徳川家康は死に、影武者・二郎三郎が表舞台に立ち始めるという仮説に基づく歴史小説。 自由な世界を望む二郎三郎・風魔忍・島左近と、自ら上たらんとする徳川秀忠・柳生忍との15年間に及ぶ戦い。極悪非道として描かれる秀忠を、二郎三郎達が頭脳と忍者で何度もこてんぱんにやっつけるのが痛快。 | ||||
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影武者徳川家康は、隆慶一郎先生の名作です。上下はありましたが、なんか話がつながらないと中があったことが検索でわかり買いました。上下の方が柳生との死闘と言う意味で出来は良いかな。 | ||||
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「非常に良い」を選んで注文しましたが、所々に茶色いシミがありました。読めないことはありませんが、残念です。 | ||||
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歴史物はそこまで得意では無い為、またまた読み終えるのに相当に時間が掛かってしまいました・・・。(泣) 「“家康”は誰しもが名前を挙げる位、有名な歴史上の重鎮だけど、その割には謎が多い人物だった。」 そうだったんですか??知りませんでした・・・。 題名の通り、本作は家康の影武者を描いた作品です。1巻の前半あたりまで、正直、この人は史実を書きたいのか?フィクションを描きたいのか?が、全く見えず、遅々として読み進められなかったのですが、後半から一気に盛り上がり、2巻、3巻と突然忍者武芸帳を彷彿させるような展開を見せます!(笑) 確かにフィクションはフィクションなのですが、家康と秀忠の関係の描き方などは本当に秀逸で、どちらかというと、フィクションというよりは、歴史の空白部分を、過去の文献を紐解きながら、自分はこう推定する!という極めてノンフィクションに近い分野の作品だと思いました。 面白いです、読んで良かった! 司馬先生の「関ケ原」も読んだし、これで相当この時代に詳しくなりました。今なら日本史で試験受けられるかもしれません。(笑) | ||||
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時代小説の醍醐味を味わえます。何度も読み返し、読む時期によって、感じることが尽きません。 | ||||
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ストーリーは文句無しに面白い。それ以外にも長所有り。文章が読み易くスムースに読み進められる。文字の大きさが小さすぎず大きすぎず、ちょうど良い。ふりがなが有ってストレスがたまらない。私は日本の歴史ものが好きではないのでほとんど読みませんが、これは文句なしに面白い。 | ||||
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伝奇小説の快作です!冒頭の20ページのつかみで作者の世界に引き込まれ最後まで寝食を忘れるほどの内容です。只、映像化された物はすごーくガッカリ | ||||
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(上)巻は徳川家康が関ヶ原で殺されるシーンから始まり、その後影武者が朝廷から源氏の長者たる征夷大将軍に任ぜられるまでのお話。うーん。いろいろ無理なところが有るとは思うが、小説だがらこれも有りかな。 | ||||
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以前読んだことがあり、かなり面白かった。何度も読みたいと思い、再度注文した。 | ||||
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以前読んだことがあり、かなり面白かった。何度も読みたいと思い、再度注文した。 | ||||
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ここまで夢中になって読んだ小説は久しぶりだった。 ただの影武者だった男が本当に海道一の弓取りと言われた徳川家康として第二の人生を送る。 主人公を暗殺せしめんとする徳川秀忠と柳生一族、主人公を守るべく力を貸す島左近と彼の部下、甲斐の六郎と風魔忍群。 ロマンスあり戦いありの正にエンターテイメントの見本。 しかし、ただ一つ気になるのは徳川家の最高顧問ともいえる天海僧上が出て来ない事である。 作者も天海を出してしまうと作品が変わってしまうと判断しての事だと推察するが、やはり出して欲しかった。 | ||||
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