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影武者徳川家康



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影武者徳川家康の評価: 4.47/5点 レビュー 144件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(3pt)

大事なことはあっさりとが肝要

歴史的な事柄をよくここまで調べたなと思いました。が、その解釈が作家の思惑にとらわれすぎているようで、それがあまりに何度もでてくるのが、正直うんざりでした。また、主人公の立場、期し方、思いを何度も何度も繰り返されるのが、どうかなと思いました。大切なことはせいぜい2度繰り返すので十分かと思います。最後の数ページの描写はよかったです。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
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No.10:
(3pt)

うーん・・なんともねえ

家康が影武者だったという設定はとても奇抜で、あながちあり得ないことでもないような面白さであるものの・・・・なにしろ長い、なんか間延びして、途中で飽きてしまう感が・・・私にはしましたので。星3個です。
「上」「中」2巻は読みましたが、「下」は保留中です。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
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No.9:
(3pt)

忍の話

豊臣家や諸大名との折衝というより、秀忠との忍を使ったやり合い合戦が話のメインなんだなと中巻まで読んで、やっと気づきました
。司馬遼太郎さんの城塞みたいな感じかな?と期待して読みましたが、ちょっとちがいました。
影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)より
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No.8:
(3pt)

え----??そうだったの?

歴史物はそこまで得意では無い為、またまた読み終えるのに相当に時間が掛かってしまいました・・・。(泣) 
「“家康”は誰しもが名前を挙げる位、有名な歴史上の重鎮だけど、その割には謎が多い人物だった。」
そうだったんですか??知りませんでした・・・。 
題名の通り、本作は家康の影武者を描いた作品です。1巻の前半あたりまで、正直、この人は史実を書きたいのか?フィクションを描きたいのか?が、全く見えず、遅々として読み進められなかったのですが、後半から一気に盛り上がり、2巻、3巻と突然忍者武芸帳を彷彿させるような展開を見せます!(笑) 
確かにフィクションはフィクションなのですが、家康と秀忠の関係の描き方などは本当に秀逸で、どちらかというと、フィクションというよりは、歴史の空白部分を、過去の文献を紐解きながら、自分はこう推定する!という極めてノンフィクションに近い分野の作品だと思いました。 
面白いです、読んで良かった! 
司馬先生の「関ケ原」も読んだし、これで相当この時代に詳しくなりました。今なら日本史で試験受けられるかもしれません。(笑) 
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
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No.7:
(3pt)

悪い意味で漫画にし易い作品

人物描写自体は深くて読み応えはある。が、しつこいぐらい一方的に秀忠を駄目人間にしたてるのには、もういいよと食傷気味にはなった。主人公を際立たせる為とはいえ、その点に違和感を感じた。皮肉れてるのか、むしろ調子に乗ってる主人公にいらっとした。(まあ、だからこそ漫画化できたともいえなくも無いが。)ただ、ストーリーの肝は単純な小競り合いではなく主人公の数奇な生き方と思想にあるから、まー我慢して読み進める価値はあるかと思う。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
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No.6:
(3pt)

おもしろい

家康の見方にこんな視点があったとは。
中・下巻も楽しみです。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
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No.5:
(3pt)

ありがちな設定

時の権力者が影武者であった、という設定は古今東西よくある小説手法。

その意味で特に新しさはないが、こと関ヶ原から江戸初期までにこの手法を用いることで、通説の歴史概念にちがった視点を見出しているのが新しい。

また文章力が高く、物語として引き込まれる部分も多く、長編ながら最後まで読み通しても飽きはこなかった。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
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No.4:
(3pt)

惜しいところ

中巻は大御所として実権を手放さない二郎三郎と、兄弟暗殺などの手段で権力への野望をむき出しにした秀忠の戦いが中心です。ここで初めてキリシタンという新勢力の存在が登場する。筆者はカトリックを非科学的で不可解な情熱を持つ教派、かたやウィリアム・アダムスに代表されるプロテスタントを現代的で開明的だといった色付けをする。そこが残念なところである。ヨーロッパ諸国のアジア進出は、カトリック教国の政策とカトリック教会の狙いとは厳密に言って異なる。日本側では一緒くたにされるが、筆者もその違いを考慮していないのが惜しいところである。六郎とおふうの仲は、もっとドラマチックであって欲しかったのに、ラブストーリー部分に深みがなくて残念。
影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)より
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No.3:
(3pt)

歴史は面白い!

関ヶ原の戦い以降の家康が実は影武者だったという、奇抜なストーリー。その発想に読者はあっと驚くに違いない。さまざまな記録書の引用があるが、それを読むとなるほどそういう解釈もあるのかと、感心させられる。家康思いの親孝行な息子として伝えられている秀忠。その秀忠もここでは腹黒い男として描かれている。影武者家康と秀忠のその攻防は、まさに手に汗握る激しさだ。真実を知るすべはない。しかしこの本を通し、過去の歴史にさまざまな思いをめぐらせるのも、楽しいかもしれない。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
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No.2:
(3pt)

嵐の前の静けさ

史実をバックボーンにした物語の中で、この中巻はより創作性が強くエピソード的な展開が数多く進む感じがする。クライマックスを控えた嵐の前の静けさ、肩の力をちょっと抜いた作者のイマジネーションが現れた作品と思える。
影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)より
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No.1:
(3pt)

歴史小説とフィクション

なぜだか歴史小説と言うものは基準が曖昧である。ノンフィクションでもフィクションでも昔の出来事を描いたものを括って歴史小説と言う。以前、司馬遼太郎氏と本作の作者を比べて本気で同列に論じた批評家がいたが何を考えているのか。両者のおもしろさの質は全くの別である。 両者は全くの対極にある。司馬氏は資料を忠実に読み、そのテーマ自体からおもしろさを引き出す。隆氏は1つの資料からアクロバット的な発想で話を作り上げる。その手管が隆氏の売りでありおもしろさである。 影武者でも家康が関ヶ原で死んでいたら?という実にユニークな設定である。この破天荒な設定に説得力を持たせ、万人を納得させるには相当の技量が必要だ。多くの仮想戦記が駄作の名を冠している。それだけ、きわどい技量を問われるジャンルだ。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156

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