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寝台急行「銀河」殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
寝台急行「銀河」殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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読者さんのレビューで、私の好きな『第二の標的(セカンド ターゲット)』という短編と同じプロットと知り、購入しました。お馴染み渡瀬恒彦さんのTVシリーズでもこのタイトルはなかなかのものでした! | ||||
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1986年1月に刊行された西村京太郎氏の103冊目の必読の力作です。十津川警部シリーズの定番のシチュエーションと言えば、地方で起きた殺人事件の被害者が東京の人間なので地元警察との合同捜査という形になって互いに協力しながら事件解決を目指すというのがお決まりのパターンですが、今回は著者がきっと唯一と言っていいかも知れない気がする他県警と対立する困難な状況を演出されましたね。まあ本当に常套的なストーリーだけでは満足せずに敢えて困難な道に挑む著者の姿勢には真剣に尊敬の念を抱かされますね。 十津川警部の妻・直子のジョギング仲間のルポライターが毒殺され、数日後にその恋人が車に轢き逃げされる事件が起きる。さらに横浜でクラブのホステスの女が白骨死体で見つかり、十津川警部はルポライターと恋人が旅をして書き上げた消えゆく寝台列車の取材ルポの原稿が事件のカギを握ると確信するのだが、神奈川県警はホステスの女と関係のある男の一人を犯人と断定して逮捕に踏み切るのだった。 珍しく十津川警部の妻・直子さんが冒頭に死体の発見者の立場で登場しますが、最初だけでその後はさっぱり出番がなかったですね。今回はいつもなら十津川警部がやってのける殺人容疑者のアリバイ崩しを他県警の警部にやらせて(まあ呆気ない程に簡単な謎解きですが)、対する十津川警部がその推理を疑うという丸で真逆の展開なのが愉快でしたね。中盤での読み所は十津川警部と亀井刑事が限定復活した寝台急行「天の川」に乗ってルポ原稿と矛盾する点を必死に探す場面で、列車の特徴をミステリーの手掛かりにしてみせる趣向はさすがに著者が鉄道推理の達人であるのが肯ける天晴れなお見事さでしたね。そして終盤では犯人の特定が非常に困難でルポライターに毒をすすめる程の親しい結び付きを持つのが誰なのかを追って十津川警部はもう尋常ではない程に四苦八苦させられるのですね。本作もまた薄手の本であっさりと読み終えられましたが、本当に素晴らしい読書の楽しみが得られた充実の一冊でしたので、全てのミステリーファンに向けて自信を持ってぜひ一読される事をお勧めしたいですね。 | ||||
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西村先生の作品は、旅の友です。他の人のレビューは、気にしません。時々、( -_・)?と、思う箇所もありますが、それを見つけたら、ちょっぴり楽しくなるのは、私だけでしょうか? | ||||
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寝台急行 銀河 で起きた殺人事件。 その後,そのときの乗客が次々殺される。 まさかの連続殺人。 ABC殺人事件のように,ABはCのため。 盛り上げ方に一工夫があるといいのかも。 | ||||
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