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汚辱のゲーム
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汚辱のゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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終盤で天然ボケのお馬鹿なクーンツ節が爆裂するが、ラストの怒涛の展開に至るまでが退屈すぎて駄目。下巻だけ読めといいたいが、ミステリとしての伏線は上巻にも埋まっているし、やっぱ辛くても上巻から読まないとアカンな。解説の春日武彦はラスト100Pで小説の神がクーンツに降臨したと言っているが、普通の作家なら最初の雰囲気で最後までまとめるよな。計算してこんな話書く奴いねえよwショッピングモールで反キリストに遭遇した場合の対処法を書いたカルト教団の本のネタはもちろんギャグだが、「邪教集団トワイライト」は21世紀に復活したのかと期待してしまいますぞ。凄惨な殺し合いの動機が、しょーもないのにも大笑い。笑い事ではなくて、そのうちそんな動機で殺人する奴も出てきそうだが…。人に堂々と薦められないが、俳句マニアの殺人鬼の辞世の句には大爆笑すること間違いなし。ギャグでなくて、究極の恐怖症、自分恐怖症をメインにしたスーパーナチュラルは出て来ないスリラーです。鏡に映る自分が怖い!やっぱギャグか?どうせギャグになるんなら、文学的な比喩表現刈り込んで、前半は100Pに削るべきでしたな。 | ||||
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人間誰しも心の内に抱えている様々なものに対する恐怖心。これを催眠術と薬物療法で人為的に引き起こし,人格操作を図るマッド・ドクターとターゲットにされたペンキ屋夫婦。このハンニバル・レクターを彷彿とさせる医者が俳句マニアという設定が面白い(俳句というより季語のない川柳だらけなのはご愛嬌)。 クーンツ全盛期ならばおそらく上下巻700ページほどで,しかも,さらにアイデアを詰め込んだノンストップサスペンスに仕上げていただろうに,中盤の冗長さがイタイ。ただ下巻に入ってからの,特にラスト100ページは盛り上がるので,途中で放り出さず読了することをおすすめする。 | ||||
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