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死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~
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死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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| 死なない生徒 の 殺人事件と言う矛盾するタイトルに惹かれて購入。いちおうミステリになるのでしょうかね。主人公が教師でまあ大人なので対象年齢が高いらしいメディアワークス文庫ならではの主人公ですね。文章は軽妙で読みやすいし、好感の持てる主人公だし、登場キャラもよく立ってるしでかなり楽しめました。最後のどんでん返しも、「おおっ」と唸らされました。全体に軽くコメディタッチなので、むしろあの犯人のキャラにはゾッとしましたね。でも不死を題材に使っているのだからもう少し、考察とか入れて知的好奇心を満たして欲しかったなぁ。衝撃のどんでん返しの割に説明があっさりしてるもんな。ヒロインの秘密も巧く使えば続編も作れそうな面白い設定ですが、さて。メディアワークス文庫はイラストねぇからなぁ。萌えにくいわ。お高く止まってないで頼むからイラスト入れてくれ。この作者の作品は初めてだけど楽しめたので他も読んでみよう。 | ||||
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| 可能かどうかは別として、「不死とは何ぞ?」に対する答えを提示しているのは良かったです。ただ、この答えを見せるならば「自己と他の境界」や「情報のフィードバック」についてももっと言及してほしかったかな。(不死へのアプローチの講釈部分で触れかけていたので、余計に勿体無いと思いました)また、女子高に就職した男性教師が主人公・・というのは個人的に嫌いなシチュエーションだったのですが思いのほかサクサク読めました。この作家さんの文章にある独特の間が心地良かったのと、上記シチュエーションにありがちなテンプレ展開がなかったのが読みやすかった要因だと思います。「広げた風呂敷は絶対に畳め!」といった方以外には、大体オススメできる作品ではないでしょうか。興味があるようでしたら、一読する価値はあると思います。 | ||||
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| 幼稚園から高校までの一貫女子高である私立藤鳳学院に赴任した生物教師の伊藤は、同僚教師の受村から永遠の命を持つ生徒に関する噂を教えられる。そのときは一笑に付した伊藤だったが、転入生の天名珠と共に、その生徒、識別組子と出会い、明確な証拠はないものの、半ばは信じてしまう。 しかしその翌日、絞殺され首を切られた識別組子の死体が学院内で発見される。やはり永遠の命など無いと言う事実を目の当たりにし、生徒を殺され落ち込む伊藤の前に、初めて会った時と同じ様に、"復活"した識別組子が姿を現す。彼女の永遠の命の秘密とは何なのか?そして彼女を殺した犯人は誰なのか? 冒頭の何気ない問いが物語の本質に関わる問いだということが終盤で明らかになる構成は、面白いと思う。しかし、永遠の命に関するひとつのアイデアを出発点としている観は否めないので、そのアイデアがくだらないとか、つまらないとか思われてしまうと、それだけで全てが否定されてしまうタイプの物語だとは思う。 天名がバカっぽいしゃべり方をする理由はよく分からないが、テンポよくストーリーは展開する。あと、本当にこんな学校があったら行きたくはない。 | ||||
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