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死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~
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死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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| およそレビューとは言えない雑で不真面目な感想なのですが、とある教員の一人称語りで物語は進むのですがこの教員の語り口がなんというか気障で鼻につくというか鼻持ちならない性格・言動が受け付けず10ページくらいで断念しました。やたらと上下関係を気に留めたがりで口ぶりが同僚や後輩に先輩風吹かすかと思えば年配の先生から見れば我々はひよっこなのだなどとやや余計な上下関係的卑屈さまで発露しだすので読んでて見苦しさがあるなと。まあラノベっぽい小説は大概そんな感じの卑屈・厭世的・ややキザな主人公が多いのでらしいと言えばらしいのですが教員という立場の主人公なのでそれがちょっと若干キツいなと思えてしまいましたね。 | ||||
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| これは本当に評価に困る作品です。 期待していた物とかなり違いましたし、結末に納得できるかと言われたら「できる」し、「できない」 こればかりは読んでくれとしか言いようがない。 ただこれまでに読んだメディアワークスの作品とは明らかに違う。かなりラノベ寄りの作品です。むしろ、ラノベで出してくれていたほうが納得できました。 ただ、つまらなくはない。特別面白いわけでもありません。 | ||||
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| ※(追記➡)アマゾンで本品を購入したのに、その印みたいなのが本稿タイトルについてないので、アマゾンで購入しました事をここに明記します。 ※核心的に近いネタバレが、本文章の最後に少しありますので(事前警告あり)、本作未読で、いずれ読むつもりの方は、念の為若干御注意ください。 (なるべく抽象的に書きましたが) あとそこにいくまでも、どうしても若干のほのめかしはありますので、 本作既読後に本文を読むのがやっぱり無難かもしれません。 ラストにこそやや反則技かも?な展開がありますが、 そこにいくまでの過程的には概ね論理的破綻がない範囲で、 程良く知的サスペンスを楽しめます。 前二作を読んでいると、とあるコがラスボスかなと思えますが・・・・・・ さすがに、妙に論理的な長台詞のあるあの人はクサいなと思ってたら、オチでやはり当たらずとも遠からずだったりとか、 一作目初読みの時も一部明らかに怪しいタイミングで出てくる方がいたり、とかありましたが、 三作目となれば余計色々予想できる楽しみはあります。 伏線が親切なのはいいですね、だいたい怪しい人はわかります。 (さすがに真の真相までは最後までわかりませんでしたが) 基本的には、毎回どんでん返しがカタルシスを阻害し過ぎない(鬱はあっても濃すぎない)、 最後の真相のあとの、真・真相が、毎回本末転倒になりすぎてない点が、 本シリーズの良い点だと個人的には思っていまして、本作も一応ある程度はそうなんで、 基本今回もよかったと言えばよかったです。 一応。 (ネタバレほぼ無しはここまで。以下は御注意) ただ、 (以下ここからは、多少核心的ネタバレ 未読の方御注意) ・ 当初の主人公サイドの予想と違い、 「さ」のつく行為をされたと思われた被害者は予想よりは1名少なかった訳です。 ただ、さのつくあの行為と、ゆのつくあの行為を、真犯人は一回ずつしてる訳で(現時点での情報が正しければ)、 警察や社会は主人公達の説明と、現場の状況から、真犯人を改めて責めたり逮捕したりはしない(できないというか常識的に認知不可というか、仮に真犯人を見かけても、双子の別人とでも解釈せざるを得ない、真犯人が変装とかしてなくても)訳で。 個人的に本作の真犯人には最終的には幸せになって欲しい一方、 完全無罪方面てのも、 なんか違うと思うし、少しもやっと。 その辺、続編とかで上手く落とし所があるのか、少し気になります。 真犯人さんはこれからも本作主人公のいる世界にいる訳なので。 真犯人的存在に犯罪を一切行わせず、本作のオチに持っていくのは不可能・・・・・・だったのでしょうか、 やっぱり。 | ||||
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| ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 真相だけを見れば拍子抜けにも思えますが,学び,教え,教わり,学ぶために生き, どこまで自分を,そして他人を知ることができるのか,自分は,他人とは何者なのか, 考えるほど深みにはまりそうであり,驚きとその一方では不気味さを抱かせる一冊です. ただ,デビューからの二作と比べ,キャラクタや流れにややマンネリ感が覗く印象で, 九年前の作品(本作は10年10月の同タイトルの新装版)におかしな話ではあるのですが, 古くさいとまでは言わないものの,今となっては見慣れた感があるのも否めないところ…. とはいえ,予想通りでながらも,期待通りにひっくり返される後日談での答え合わせは, 尊大な偽物が薄らいでいくとともに,人は他人とわかり合えるのか,なぜ知りたがるのか, 脳天気な本物の存在が,少しの寂しさを漂わせ,強く浮かび上がってくるように映りました. なお,タイトルからは学園が舞台のミステリが連想され,確かに惨い事件も起きますが, そのあたりは物語の一部でしかなく,犯人探しや謎解きなどを楽しむ作品とは異なります. | ||||
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| ホラーというよりはカルトチックなお話で、中盤あたりでは何となくオチが読めました。 主人公は全編で他の登場人物に振り回されていて、目立たない。生物学的な視点から事件を解析したりもするが、結局はモブです。 もうひとひねり欲しかった。 | ||||
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| 奇怪な作品名に釣られて購入しました。 非常に読みやすく、サクッと読み終えました。 良い意味で、くだけた内容なので、ライトノベルが好きな人にはおすすめです。 「広末涼子」が、そこかしこに登場します。 一方、お堅いミステリが好きな人には、絶対におすすめしません。 内容は、SF:ミステリ:学園コメディ=1:2:7、という配分。 変な女子高生が主に登場します。ミステリの要素は薄いです。 本作の内容を簡単にまとめると、「本物」が「本物」の友達を探していたが、結局のところ、 見つからなかった、というお話。 お楽しみに。 | ||||
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| 野崎まどに慣れてきた頃。相変わらず奇妙な設定は「あえて」こうしている感が強い。場合によっては支離滅裂と受け取ってもいいかもしれない。これでは良いも悪いも分からん。/ある程度読んでいくとオチが読める……と思ったが外した。最後の10%でひっくり返され、最後の1%で唖然とする。 | ||||
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| 幼小中高一貫の女子校に運良く再就職出来た一般人の生物教師が「不死」を見る話。 個人的にはトリックは前2作と同様に好きだが、オチが弱かった気がする。 「不死」を扱っている割には「死」が軽く扱われ過ぎているからかも知れない。 それと学園長の名前が気になる。 個人的にはあとがきの「永遠の命の矛盾」のくだりが面白かった。 | ||||
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| タイトルにひかれて買ったのですが程よい長さで楽しめました。 ただし、ミステリを読みなれている方には物足りないかもしれません。 世にも奇妙な物語などがお好きな方におすすめです。 | ||||
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| この作者の作品の魅力は、机上の空論を極限まで推し進めたような、変態的思考にあると思う。 人によっては本を壁に投げつけたくなるかもしれないが、極端な理論展開が好きな人間はハマるだろう。 それ以外の要素は至って無個性ながらも、高水準にまとめられている。 中でもキャラクター同士の掛け合いについては中々上手い。 まぁ、確かにラノベの世界の中では偏差値が高い方だと思うが、エポックメイキングな存在になるには何かが足りない。 過度な期待はせず、暇つぶしぐらいの気持ちで読むのが丁度良いと思う。 | ||||
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