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夜間飛行殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
夜間飛行殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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西村氏のトラベルミステリーシリーズとして1作目の寝台列車殺人事件に続く2作目となっているが、本作は列車がそもそも登場せず、新婚カップルが多く利用する航空機の新婚夫婦の乗客が北海道で謎の失踪をするという展開で、殆どトラベルミステリー的な要素はない。 同じく西村氏の消えた○○シリーズに雰囲気が近い展開で、ベトナム難民問題なども絡めた結構社会派な展開である。 トラベルミステリー目当てで読むとかなり雰囲気が異なるので、その点は留意されたい。 | ||||
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北海道の海岸からカップルが消える?この失踪の真実とは。 宇宙人にさらわれたのでなければ、誰かがさらっているはず。狙いは何なのか?最後までまったく予想できなかった。 また、本書では十津川警部の新婚が描かれる。妻の直子は自由奔放な感じ。お幸せに。 「イブが死んだ夜」は本書より先に読んでほしい。そのほうが本書をより楽しめる。 | ||||
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以前のレビュアーさんのご意見の通り社会派小説に近いです。 ただ犯人のグループがここまでこう言った犯罪に駆り立てる程に 恩義を貫くのか…多少、疑問に思いましたが、 最後の方でやっとこの犯罪の定規が見えてくるのでノン・ストップで読めました。 ラストはどうやら読者のご想像にお任せと言う感じの終わり方です。 | ||||
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十津川警部は西山直子と結婚し、北海道へ新婚旅行へ行く。 直子は再婚で、十津川は初婚である。 とはいっても婚約者を亡くしている。 直子の離婚した夫が出てくる話もある。 一度、直子の物語だけ、歴史的に並べてみたい。 叔父さんが金持ちで、遺産がたくさんあること。 などなど、十津川直子物語も面白いかも。 本作品は、難民問題を提起する社会派小説になりそこない。 犯罪、推理のまぶし方がうまくなかったかも。 難民を助けようという人が誘拐をしなくても、説得すればいいだけなのに。 やや違和感がある。 | ||||
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西村京太郎のトラベル・ミステリーは本格派の推理小説愛好家は読まない、と言われています。あれだけ量産すれば、プロットもトリックも薄くなるのは当然で、充実した内容を求める心ある推理小説ファンは悲しくなります。 初期の作品は彼の思いがしっかりと込められていますので、後の量産された作品とは一味違う、ということも伝えないとバランスが悪いと思います。 本書は、1979年8月に光文社のカッパノベルスから出版され、1984年12月に光文社文庫として再発売され、現在でも入手可能という超ロングセラーになっている作品です。1987年1月には、講談社から『西村京太郎長編推理選集』のシリーズの一つに「寝台特急殺人件」とこの「夜間飛行殺人事件」が収録されています。 数百冊の作品を書き上げている西村京太郎ですが、彼の作品の一番の登場人物である十津川省三警部が、本作『夜間飛行殺人事件』では新婚旅行に出かけています。時に40歳、これ以降はずっとその設定です。インテリア・デザイナーの西山直子(彼女の方は再婚)との「新婚」旅行を照れている風情も、後の十津川からすれば珍しい状況でした。 北海道での新婚旅行客の蒸発の裏に隠されたある状況には驚きました。これ以上のことは書けませんが、初期の頃はそれぞれの作品ごとにテーマを持って生み出しており、そのエネルギーが文章の中に込められています。青臭い部分やこなれていないところもあり、今から見れば違和感もありますが、稀釈された展開を読まされるぐらいなら、ゴツゴツした部分は味わいだと受け取りました。多作の陰に秀作も潜んでいます。 | ||||
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これでトツガワが結婚します。伴侶は直子さんですね。彼女とハネムーンで乗ってた飛行機からスタートだが、なんと新婚良好にいったはずのカップルが相次いで行方不明になっちゃったってな謎の事件。 なかなか良かったです。これはタイトル通りに飛行機がメインになってるから、いつもの鉄道関係ではないですね。おまけに初期のさくひんあので、かなり古臭い題材がテーマになってます。 詳しく書くとネタバレになるんで控えるけど、この答辞に社会をけっこう刀身させた国際的な事件であります。 こういった連中は、いまもちょこちょこ存在しそうですけどね・・。もう不景気で国内ですらてんやわんやのご時世ですから、正直、この手の連中には僕は反対であります。こっち来ないで!と冷酷なようだが、所詮はわが身が大切ですからね。こういうのでがちゃがちゃ批判受けるのが、スゲー嫌ですね日本人としては。 とまあ、っそういったスケールの大きな議題を突きつけられるので、いろいろ冠揚げちゃったります! | ||||
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