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虹の彼方
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虹の彼方の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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小池真理子さんの本はよく読んでますが、、全く共感しませんでした。特に正臣。いい年して新しい女にグイグイ行き過ぎ。気色悪いです。妻にたいする態度もなんじゃこりゃだし、志摩子も志摩子ですが、こんな男には勿体無いですね。男らしさゼロ。 どこが良かったんですかね、この男の。何が間に合ってよかっただろうなのか。オエーってきました。 | ||||
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うーん、なんだか最初から最後まで、ひたすら馬鹿な男と女だなあという嫌悪の気持ちが続いて、中盤から流し読みしてしまいました。 追い込まれた二人が上海に渡ると決めたあたりから、流石にそれはないやろ、とりあえず落ち着こ?と本に突っ込んで気持ちをはらしつつ。 まさに、馬鹿の極地に挑んで、そのてっぺんに登り詰めようとする男女を小池さんは描きたかったのでしょうね。 だから、意図は大成功した小説なんだろうと思います。 小池さんの物語は好きでたくさん読んでいますが、この「虹の彼方」だけは全く二人の恋愛に気持ちがついていけず、辛かったです。 倦怠期を感じてる中年女性とか、現在進行形で馬鹿になってる方、恋に恋する若い女の子なんかは楽しめるのかな? 私はバツイチで、すっかり、恋愛は必ずぶっこわれる、恋愛なんてクソクラエ!の心境になっているから、ダメでした・・ 小池さん、ごめんなさい。 | ||||
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残念ながら、本書は駄作だと思った。 主人公の二人は容姿が良く、女優と作家という一面では秀でた才能を持つものの、 人間としての魅力が全く感じられない。 まるで割れ鍋に綴じ蓋って感じの二人。そんな主人公たちに感情移入なんて出来ません。 これ、毎日新聞の連載だったから時間に追われたやっつけ仕事だったんだろうかとさえ思います。 小池真理子を初めて読む、という方には絶対にお薦めしない1冊です。 | ||||
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小池真理子の小説に必ず出てくるテーマが死と恋愛(不倫)。 そんな非日常(?)のテーマにグイグイ引き込まれるには、ごくごくありきたりの日常の中でこれらが語られてこそ。女優と小説家という設定にどうも違和感を感じます。それだけで、恋愛が遠い世界のものに感じてしまう。 今回は上海が出てくる。でも、その扱いがなんとも中途半端。 「魔都」と称され、レトロとモダンの混在するこの街の混沌、無秩序が二人の取った比道徳的な逃避行と重なるが、もっともっとそれを強烈に前面に押し出して描いて欲しかった。 何となく、上海の描き方が中途半端で、上海を舞台とした意味が無い。 それでも、道ならぬ恋の哀しさ、切なさの表現においては、さすが小池真理子です。 あまりに哀しく、切ない心理描写は彼女ならではです。 小池真理子にしか表現できない恋、この小説でもそれは健在です。 ただ、中途半端すぎて惜しい。 ひょっとして手抜き と、すら思えてしまうのは私だけ。 | ||||
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小説だからもともとフィクションですが。 主人公は男性が作家43歳、女性が女優49歳。 二人とも結婚しているのでダブル不倫。 確かにストーリーは流れるように進みますが、結末は平凡というか、がっかり。 まだ「愛の流刑地」のほうが最後まできちんと描いていて面白いです。 | ||||
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毎日新聞で途中から読んでいたが、ただ不愉快なだけでした。西原理恵子の「毎日かあさん」の下にこんな不倫小説を載せるなと思った。特に2人で中国に逃亡するあたりが意味がわからない。最後は、正臣は妻子にも志摩子にも捨てられて、地獄に墜ちればいいのにと心底思った。 | ||||
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「起」の部分で「承」が予測でき、「転」の部分で「結」が実に容易に予測できた。 約一年間の新聞連載を単行本化した「作品」だけれど、その新聞掲載時に、何らの一言一句が引っかかってくることは無かった。 だが、単行本となったので、流れが切れることなく読めると思い、文章に期待感を持っていた。 一言でいうなれば、「駄作」である。テーマは旧態依然としてあるものだし、だからこそ、新しい切り口が見えればと思い、ページをめくるのだが、陰々とした心理描写の明け暮れで、このことに重点を置き過ぎたのが、この類の小説の普遍的なものから抜き出ることができなかった。 読後感は言うに及ばず、独特の癖のある文章も含めて、好印象は得られなかった。 | ||||
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すみません辛口で。純粋(ま、こう表現しておきましょう)な愛ということだけ取り上げている手法もあると甘く見ても、私としてはこの点数でした。周りの人間が物分り良すぎ。いいんですか身を引いて。しかも当事者達、「女優だから謝ったふりの会見を開く」のではなくて、う〜ん、不倫純愛(?)を叫ぶのでしたら、もう少し波乱万丈な会見でもよかったのではないでしょうか。作り物の話なんだから、とことんそんなのあり?とか、突っ走ってほしかったです・・・。いまいち、「丸くおさめよう」という作品に落ち着いてしまった感じです。 | ||||
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