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女騎手



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【この小説が収録されている参考書籍】
女騎手
女騎手 (角川文庫)

女騎手の評価: 3.20/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

主人公を応援したい!

女性の騎手を探偵役に、
レース中に起きた不可解な事件と、
競馬を取り巻く環境に潜む闇を描くミステリ。

また、男性社会に女性がひとりでがんばるパターンの話かと思いきや、
この女性騎手の主人公がいいんです。

女性、ということに悩みながら、しかしそこに甘えるのではなく、
ただストイックにレースに挑み、ときに悩み、ときに逃げたくなりながら、
馬と社会に向き合う主人公には、
誰もが共感できるところがあると思います。

競馬場の描写に臨場感があるんで、
なんとなく作者は男性だと思っていたら女性作家さんなんですね。

続篇も早く文庫にしてほしいです。
女騎手 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:女騎手 (角川文庫)より
4041002389
No.2:
(4pt)

競馬っておもしろい!

競馬が題材と聞いて、少し迷う。
競馬=おじさんの賭け事、というイメージで、
正直印象はよくなかった。

しかし本作はいい意味でそんなイメージを
ひっくり返してくれたと思う。

不自然な落馬事故から始まる、
競馬の街を巻き込んだ事件。

競馬という競技の裏側、普段テレビ中継を
見ているだけではわからない知識など、
ミステリ以外の部分も興味深く読めた。

デビュー作だからか、少し硬さの残る文章も、
作品の雰囲気にあっている。

ディック・フランシスの競馬シリーズも
改めて読んでみようと思う。
女騎手 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:女騎手 (角川文庫)より
4041002389
No.1:
(5pt)

蓮見恭子なる作家の正体は一体誰なのだろう?

蓮見恭子なる作家の正体は一体誰なのだろう?
とにかくかなりの競馬通だ。
デイック フランシスをめざしているらしいが、英国と日本の競馬事情は異なる。
競馬界(特にトレセン内)のデイテールは半端じゃあない。
競馬専門誌の記者でもここまでは、という処まで書き込んでいるのは圧巻。競馬入門書としても一流かもしれない。
ミステリーとしては評論家が色々書いているのであえて触れないが、競馬を学習するには近年珍しい一冊かも。
女騎手 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:女騎手 (角川文庫)より
4041002389

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