球界消滅
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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最終章が全てですね。 | ||||
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2004年の球界再編問題も記憶に新しい中、その上をいく日米球界合併問題。国内の再編問題も収束したわけではなく、いつ再燃してもおかしくない昨今、実際に起きてもおかしくない騒動を見事に描いてくれました。この小説どおりになって、野球界が人気を吹き返すかはわからないが、着眼点がいいし、登場人物には東都新聞の京極や牛島をはじめ、いけ好かないヤツらが彩を添えて一気に読ませてくれました。(俊太郎はカッコいいし、岩城の人間性はバツグンだし、、、球団や選手だけでなく、審判員も同様に不安を抱えているところを描くなどは抜かりないなと感服) | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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プロ野球がいつか大リーグに飲み込まれる日を描いた野球小説。資本主義の荒波と、数字と感情のせめぎ合いが練り込まれた読み応えある一作。最後の閉じ方も良く、愉しめました。 | ||||
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ある男が描いた筋書き通りに物語が進み、筋書き通りに終わる。 ドラマ性も意外性もなにもない。 MLB取扱い説明書みたいな感じ。 | ||||
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あってもおかしくない野球通ならではのストーリー。面白く、人物描写も巧みで、読後の満足感はひとしおだった。日米の野球界で何年後かに、こんなことが起こるかも、と夢想してしまった。 | ||||
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弱小球団、横浜ベイズの副GM大野は、独自のセイバーメトリクス理論で、チームを見事に立ち直らせる。だが、一方で、球界全体を揺るがす途方もない計画が進行していた。大野はその渦中に投げ込まれる。もし、プロ野球が4球団に統合されてMLBに吸収合併されたら――? 豊富なデータに裏打ちされた戦慄のシナリオ! | ||||
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面白い本だった! 「日本のプロ野球チームが4球団に縮小されMLBに吸収合併されたらどうなるか?」 というのをメインテーマにしたシミュレーション小説だが、豊富なデータに裏打ちされておりリアリティ感が凄かった。 野球ファンには是非おすすめだが、経済小説としても読みごたえがあると思う。 日本球界がMLBに吸収されるとなると、どういう現象が起こり、関係者はどういう行動をとるか? 選手、ファン、球団オーナー、審判、広告代理店、マスコミ etc それぞれの立場での思惑や損得勘定、クリアすべき問題点などを詳細にあぶりだし問題提起していく。 私が驚いたのは日本プロ野球とMLBをビジネスとして比較した場合、あまりにも圧倒的な差があるという事。 マーケットの大きさが絶望的に違うし、収益システムとしての完成度も桁違い。 選手年俸は日本の一軍選手の平均が約3000万程度なのに対し、MLBの平均は約4億。10倍以上の差がついてしまっている。 審判やコミッショナーの権威や収入も日本とは話にならないくらい違う。 さらには選手引退後の年金の保障も比較にならないくらい手厚い。 これじゃあ日本のトップ選手がMLBに行きたがるのも無理はない。 プロ野球のテレビ中継は今や巨人戦ですら地上波で放送される事は少ないし、一般的な野球人気はどんどん落ちている。 巨人などの一部の球団を除けば、赤字経営の球団がほとんどで親会社の補填でなんとかやっているのが現状。 トップ選手はどんどんMLBに流出するし、少子化やサッカー人気で野球少年はどんどん減っている。 このままでは日本のプロ野球が衰退するのは目に見えている。 そうなる前になんとかせねば! 本書のようにMLBに吸収合併される日がきてしまうかもしれない。 本書は日本プロ野球界に対する警告の書でもあると思う。 とりあえず球団オーナー達の「チームは親会社の広告塔」という意識を変えてもらわなくては。 各球団オーナーに是非読んでほしい。 | ||||
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