騎手の誇り



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騎手の誇り (新潮文庫)
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初公開日(参考)2017年09月
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長編小説

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騎手の誇り (新潮文庫)

2017年09月28日 騎手の誇り (新潮文庫)

十二年前の落馬事故―。その真相を知るために、息子・和輝も騎手となり、かつての父の好敵手で、不動のトップ騎手・平賀と同じ厩舎に入った。父は、本当は平賀に殺されたのではないか…。新人競馬担当記者・仁美とともに事故の謎を追う中で、平賀のある秘密に気づいた和輝は、自らの身にも迫る危険を感じ取る。亡き父と息子の絆に涙する、長編ミステリ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

騎手の誇りの総合評価:8.33/10点レビュー 3件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(9pt)

騎手の誇りの感想

若手騎手と女性記者の成長物語としての要素が濃く、特に厩舎の調教師以下、厩務員たちとの交流や競馬サークルの人たちの様子がよく描かれていてさすが元スポーツ新聞記者だなと感心させられた。実際、同厩舎でも仲良しとは限らず、いろいろなしがらみもあるんだろうな。
レースシーンも緊迫感大あり。競馬サークルを描いた作品としたは上位に食い込む作品と言えるか。ミステリとしては普通レベルかな。
単行本時代は「サイレントステップ」というタイトルだったのが文庫化にあたって「騎手の誇り」に改題。たしかにそのとおりのタイトルだけど、そのものズバリ感がありすぎ。元の方がかっこよかったと思う。

本好き!
ZQI5NTBU
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(5pt)

この本は単なる謎解き小説ではありません!

この本は単なる競馬ミステリ小説ではなく感涙必至の競馬長編ミステリです。
主題は落馬事故で死んだ父の死の真相に迫るために騎手になった息子を描いた作品ですが、主人公を含めた登場人物と臨場感溢れるレースの描写、簡単には真相にたどり着けないが、しっかりとしたストーリー構成で決して飽きさせない内容です。
そして読後には「騎手の誇り」ど言う表題の本当の意味を気付かされると同時にミステリ作品と言う小さな枠のなかに入れることが出来ない感涙必至の名作だと思います。
騎手の誇り (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎手の誇り (新潮文庫)より
4101211310
No.1:
(3pt)

誇りは強く刻まれるも,事件を追う部分は物足りず

全体的に既視感があるというのか,その終わり方まで想像を超えることはありません.

また,父の死に疑問を抱く主人公の若手騎手,彼らのことを知り関心を持つ女性記者も,
真相を探るとか,取材をするなど口にはするものの,それらしい様子はほとんど見られず,
多くは都合良く情報が入り,想像を巡らせてと,いささか物足りなさがあるのは否めません.

ただ,『真犯人』のミスから明かされていく真相は,伏線と競馬という題材が活かされ,
動機となる騎手たちを巡る事情も,『人』に目を向けていれば納得がいく無理のないもの.
そこには『騎手の誇り』という言葉が自然と浮かび,後の事件をなおさら強く印象付けます.

一方で,全てを知った主人公の反応は,彼にとってかなり残酷であったはずなのですが,
同じ誇りを持つ者として理解が出来るのか,あっさり受け容れすぎのように感じられます.
競馬や仕事にやる気が持てず,この事件をきっかけに変わっていくという女性記者にしても,
その過程や結果が見えづらいことに加えて,元々の登場自体が少ないため,曖昧さが残ります.
騎手の誇り (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎手の誇り (新潮文庫)より
4101211310



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