シューメーカーの足音
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かなり綿密に取材したことは分かるが、詰め込み過ぎでテンポが悪く、せっかくの物語を台無しにしている。 | ||||
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対立する二つの感覚というやり取りに重なる,二人の職人の存在が強調されており, 職人として,何より復讐をする側とされる側という,互いの関係が印象的に映ります. そのせいか中盤あたりまでは,双方の仕事ぶりや日常にページが割かれがちにも思われ, 靴作りの様子は専門用語も含め,イメージが沸きづらく,ややテンポも鈍く感じられます. また,復讐劇の結末は,確かに仕掛けた作戦や伏線は見事にハマっているのですが, 相手の自業自得とはいえ,エグいハシゴの外し方やその後までを好意的には見られず, 職人としても超えるべき相手と強く語りながら,狡猾な手口で相手を破滅させただけで, いわゆる『悪者』が倒されたはずも,そこに勧善懲悪の気持ちの良さはあまりありません. 一方,その倒される側が中心となる展開だけに,肩入れをしたくなるのもこちらで, 過ちを犯し,失ったものも多いのですが,最後の最後,無残な末路を匂わされつつも, どうにか再出発を図り,職人としての意地や誇りを取り戻した姿が覗くエピローグには, 本当に大事なものを得て,失ったのはどちらだったのか,いささか複雑な思いが残ります. | ||||
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革靴業界に携わっており、タイトル買いを致しました。 序盤・中盤と革靴に命をかける靴職人、その気迫と覚悟の表現力が恐ろしく上手です。 また、細かな革靴の素材やデザインとともに地味な作業工程も丁寧に書かれており、これまでにない作品だと存じます。 残念なのは終盤です。私はラストも気持ちよくありませんし、無責任だと考えますね。 人物描写というか人格設定の一貫性に疑問を感じました。 | ||||
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種本が持ち物の基準と最高級靴読本、ロンドンのジャーミンストリートのフォスターアンドサン に勤務されている女性の話となっていますが 随分深い知識に基づいています。 とても靴造りに職人気質の哲学を持ち込み、面白いミステリーに仕上がっています。 登場人物はそれほど多くなく、斉藤と智哉を中心に進んで行きます。 どんでん返しが最後にあるのですが、本城雅人氏はここにまだ伸びしろがあるように思われます。 最後のハンガリーのくだりは、不要だと思われます。 一気に読み終えました。 | ||||
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靴職人の技や靴そのものの知識等が凝縮されており、靴好きの方は勿論、小説を楽しみながら知識を吸収出来る本です。 黒と白の天才靴職人が、一人の人物の死を巡り火花を散らすという設定は、非常に良く出来ています。最後も見事に決まっていますが、ただ、肝心の榎本智哉の作戦がちょっと無理があるのでは、という印象。 キーマンであるセレクトショップの社長の言い分も、あまり共感出来なかったです。 もう一方の斎藤良一のほうが、キャラが魅力的でありました。 | ||||
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