ビーンボール スポーツ代理人・善場圭一の事件簿(オールマイティ)
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ビーンボール スポーツ代理人・善場圭一の事件簿(オールマイティ)の総合評価:
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 海外のそれと比べると,日本では少し地味にも映る代理人をどう見せてくれるのか, そのあたりに期待をしていたのですが,契約更改に絡むやり取りはほとんど見られず, 不祥事の対応やメンタルのケアなど,思っていた『代理人』とはだいぶ違った印象です. とはいえ,契約の裏事情など,フィクションながらも際どい部分はやはり興味深く, また,主人公自身も,金に汚いと周りに叩かれる中,理想と信念をブレずに抱き続け, 全ては選手のためにと,信頼を築き,最善を尽くそうとする姿に強く惹き付けられます. 反面,いつもは読みやすい著者の作品が,今回は会話も背景も回りくどく感じられ, パッと状況が浮かびづらい,またわかりづらいやり取りが目立つのが気になりました. | ||||
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Very nice | ||||
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元プロ野球選手引退後弁護士に転じた善場圭一は、現場主義を徹底した上で緻密なデータ分析をもとに選手のために所属球団と契約交渉に臨む凄腕の代理人だ。野球選手が弁護士を立て契約更改をするようになって久しいですが、その代理人を主人公にしたエンタメ小説は珍しい気がします。筆者のスポーツ記者としてのご経験が十分に活かされた全六話の連作集です。 当然、普通の契約交渉の話のはずがなく、暴行や女性問題、賭博などの不祥事に絡むことがメインストーリーです。一番ミステリータッチだった「標的の表裏」、哀しくも僅かに救われる「鼓動の悲鳴」や普通の話かと思われた最後になるほどと唸らされた「禁断の恋」が印象に残りました。6編とも事件の裏にある真相を探るミステリー的な面白さがあり、また野球好きな方も楽しめると思います。脇役ながら、新聞記者の古見沢俊明のキャラも良いです。 | ||||
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他の方も書いている通り、「スカウトデイズ」よりは面白かった。話も練られていたし。 でも何よりもビックリしたのはエリート高校球児達の生活の描き方。でも読んでいて ある程度事実なんだろうな、と納得。 野球やサッカーで高校No1クラスになると言う事は本当の意味でエリート中のエリート な訳で、人格者でいろと言う方が無理なのかなと。色々と勉強になる本です。 | ||||
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本城雅人の作品だと、『スカウトデイズ』が今ひとつだったので、少し不安んを抱きながら読み始めたけど、最後まで読みごたえがある面白い小説だったと思う。 読みながら、そして読みえたときに感じたのは、「世の中の汚さ」と「そこで生きていくために必要なもの」だ。 作中にはプロ野球の世界で、日の出を見ることが出来ず引退してしまった人間が数多く登場する。 それらから感じたことは、「世の中っていうのは、汚いものなんだな」、ということを表舞台は華やかなプロ野球選手の裏側を見たときに感じた。 それだけ聞くと、何の光明もなかったように感じるかもしれないが、そんなことはない。 暗い、汚いものの中に見つけた一つの光、それは『信頼』そして『誠実さ』だ。 クライマックスで行った善場の行動、そして古見沢の言葉を聞いたときそれを感じることができた。 人間が成長していくために欠かすことができない性質の一つだと思うので、より多くの人に読んで感じてもらいたい。 | ||||
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