マルセイユ・ルーレット



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    初公開日(参考)2016年05月
    分類

    長編小説

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    マルセイユ・ルーレット

    2016年05月18日 マルセイユ・ルーレット

    村野隼介、30歳。職業、ユーロポール連絡員。任務は、サッカーの八百長賭博の摘発。そして、ひとりの少年を救い出すこと――。かつて袂を分かった恩師が殺された。八百長に加わり、逃亡した元アカデミー生を救出に行った末の惨劇だった。亡き師に報いるため、村野は欧州サッカー界にはびこる闇に切り込んでいく。迫真のミステリ。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    サッカーが見せつける功と罪

    汚臭のサッカー界を浸食する八百長賭博を巡り,その組織や選手らを追う展開ですが,
    立場の違う三人の日本人が登場,彼らを中心に話が回っていくのがまず興味深いところ.
    このほか,勝敗や得失点だけではない,賭博の対象となる要素もなかなかに興味深いです.

    また,三者を頻繁に切り替えて進む様子は,個々の掘り下げにやや物足りなさを覚え,
    話が散り気味に映ることもありましたが,彼らに少しずつ繋がりが見え出すあたりから,
    キーパーソンと匂わされる男も含め,見えそうで見えない全容への期待を引っ張られます.

    そして,いよいよ問題の組織を追い詰める中,刻々と刻まれるスタジアムの時計と,
    『実行』に揺れる選手,それを鋭くにらむ捜査員など,じりじりと緊張感を煽り立て,
    さらに,ただ摘発をして終わりというわけではなく,もう一つの真相が用意されており,
    あまりに汚染された世界には,良くも悪くもサッカーの持つ力を感じずにはいられません.

    その一方,名選手の言葉の引用に始まり,人種差別問題が何度も絡められていましたが,
    事件と無関係とまでは言わないものの,それほどまでは関わってこなかったという印象で,
    タイトルの由来も含めて,どちらも『解説』で語られるほどのものは響いてきませんでした.
    マルセイユ・ルーレット (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:マルセイユ・ルーレット (双葉文庫)より
    457552199X



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