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黒と愛
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黒と愛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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飛鳥部氏の作品の中でも最も内容に賛否ありの異色過ぎるミステリーである「ラミア虐殺」の前日譚に当たる作品である。 前作を読んでいなくても特に支障はないが、読んでおけエピソードの繋がりににやりとできるはず。 本作も前作と同様にクローズドサークルと化した館での密室殺人がモチーフだが、構成が凝っており、トリック主体というよりは登場人物達の異常な愛憎劇を強調したような作りである。 やはりこの著者にしか書けない強烈な個性を持ったミステリーとなっている。 ラミア虐殺を読んでいればラストのあの展開はお約束だが、初めて読む人は受け付けないかもしれない。覚悟して読んで頂きたい。 | ||||
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ミステリーでホラーでハードボイルドで純愛小説でした それぞれの部分を個々で見れば微妙過ぎるのですが 一つの作品となる事で不思議と面白い作品になっております それ反則だろとか思う部分も、何故かまあ良いかなという気分になる、そんな作品でした 【以下若干ネタバレ感想】 ヒロインが意外に普通の娘だった点は良い意味で驚いた、幸せになれそうで好ましい だが仮面ライダー出現はさすがにふざけ過ぎやろ、いやかっこ良かったけどふざけ過ぎやろ | ||||
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飛鳥部節炸裂!あらすじ奇妙に傾く狂気の城、奇傾城。幽霊スポットとしても名高いその城に、心霊番組のロケハンにきた面々。そしてその晩、密室状況で、一人の男が切断された。これは幽霊の仕業なのか。霊能リポーター役の女子高生、全身黒服の少女・黒と彼女に狂わされていく人々を描く愛の物語。感想フルコース。大盤振る舞い。満腹必須の作品です。怪奇趣味、軸のずれた登場人物、エログロナンセンス。たぶん、飛鳥部さんの魅力とアクをいっぺんに楽しみたいなら、これしかないないだろ、と言い切れる作品です。首を切ったトリックもその理由もとんでもなくて、それでもこの作品世界ならそれしかないだろうと言うような異様な説得感があります。現時点で書きたいことを全てつっこんだと思われるとんでもない怪作。初めての人が読むと、たまげてしまいかも。読んでからの一言やけに清らかなエピローグが逆に恐ろしいよ。 | ||||
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飛鳥部節炸裂! あらすじ 奇妙に傾く狂気の城、奇傾城。 幽霊スポットとしても名高いその城に、心霊番組のロケハンにきた面々。 そしてその晩、密室状況で、一人の男が切断された。 これは幽霊の仕業なのか。 霊能リポーター役の女子高生、全身黒服の少女・黒と 彼女に狂わされていく人々を描く愛の物語。 感想 フルコース。大盤振る舞い。満腹必須の作品です。 怪奇趣味、軸のずれた登場人物、エログロナンセンス。 たぶん、飛鳥部さんの魅力とアクをいっぺんに楽しみたいなら、 これしかないないだろ、と言い切れる作品です。 首を切ったトリックもその理由もとんでもなくて、 それでもこの作品世界ならそれしかないだろうと言うような 異様な説得感があります。 現時点で書きたいことを全てつっこんだと思われる とんでもない怪作。 初めての人が読むと、たまげてしまいかも。 読んでからの一言 やけに清らかなエピローグが逆に恐ろしいよ。 | ||||
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読む前に若干の警戒あり。しかし、またとは。 そのトリックにひっかかりながらもページをめくる指は止まらない。 映像化されない。できない。 しかし、読んでいて、心の中には響いているんだよ。 今度は高校生か。 こんな高校生いないって。いて欲しいのかな。 | ||||
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読む前に若干の警戒あり。しかし、またとは。 そのトリックにひっかかりながらもページをめくる指は止まらない。 映像化されない。できない。 しかし、読んでいて、心の中には響いているんだよ。 今度は高校生か。 こんな高校生いないって。いて欲しいのかな。 | ||||
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とても個性的で、行きすぎてもうめちゃくちゃって感じもありますが、やはり面白いんですよね。 かなり読者を選ぶでしょうが、好きな人にはたまらない作品かと思います。 抽象的な表現ばかりで申し訳ありません。この作品を語るだけの表現力が私にはありません。 とにかく、一度読んでみて下さい、としか言えません。 後悔する人も多いでしょうが、得難い出会いと感じる人も少なからずいると思います。 | ||||
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とても個性的で、行きすぎてもうめちゃくちゃって感じもありますが、やはり面白いんですよね。 かなり読者を選ぶでしょうが、好きな人にはたまらない作品かと思います。 抽象的な表現ばかりで申し訳ありません。この作品を語るだけの表現力が私にはありません。 とにかく、一度読んでみて下さい、としか言えません。 後悔する人も多いでしょうが、得難い出会いと感じる人も少なからずいると思います。 | ||||
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「堕天使拷問刑」から2年の間を持ちようやく出版されました。 帯や広告などには「純愛(変愛)本格ミステリ」とありますが、忘れてはならないのが 「+怪奇ホラー」風味です。これを知らずに本作「黒と愛」や「堕天使〜」「鏡陥穽 」「ラミア虐殺」「バラバの方を」などの著者作品を買ったりしてしまうとあまりの ぶっ飛びっぷりに口があんぐりとなるだろうと思います。 どの作家さんにも言えることですが、氏ほど「ああ、これは飛鳥部氏のミステリね」 と思える作家はあまりいないようにも思えます。それほど一部の人々にとっては魅惑 的な作家であり、逆に最初のとっかかりが難しいところでもあります。 内容についてはネタバレになることはあまり言えないのですが、 (1)いままでの飛鳥部氏の作品を読み続けてきた方 (2)本格ミステリの名作(古典、近作含)もあらかた読んでしまい、次に何を読むべきか 迷っている方 (3)怪奇ホラー方面にも造詣がある方 (4)どのようなトリックにも広い心で楽しめる方 などにオススメです。(4)はバカミスだとか、壁に投げたくなるようなトリックなどと 言う訳ではありません。伏線の張り方、犯人の意外性なども充分です。(少しズルイ! となる所はあるにはあるものの)特に(2)のような方は怪奇ホラー方面のことを知る機 会ともなるので、「堕天使〜」など過去作も含めまして、いちど読んでみてはいかが でしょうか? | ||||
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「堕天使拷問刑」から2年の間を持ちようやく出版されました。 帯や広告などには「純愛(変愛)本格ミステリ」とありますが、忘れてはならないのが 「+怪奇ホラー」風味です。これを知らずに本作「黒と愛」や「堕天使〜」「鏡陥穽 」「ラミア虐殺」「バラバの方を」などの著者作品を買ったりしてしまうとあまりの ぶっ飛びっぷりに口があんぐりとなるだろうと思います。 どの作家さんにも言えることですが、氏ほど「ああ、これは飛鳥部氏のミステリね」 と思える作家はあまりいないようにも思えます。それほど一部の人々にとっては魅惑 的な作家であり、逆に最初のとっかかりが難しいところでもあります。 内容についてはネタバレになることはあまり言えないのですが、 (1)いままでの飛鳥部氏の作品を読み続けてきた方 (2)本格ミステリの名作(古典、近作含)もあらかた読んでしまい、次に何を読むべきか 迷っている方 (3)怪奇ホラー方面にも造詣がある方 (4)どのようなトリックにも広い心で楽しめる方 などにオススメです。(4)はバカミスだとか、壁に投げたくなるようなトリックなどと 言う訳ではありません。伏線の張り方、犯人の意外性なども充分です。(少しズルイ! となる所はあるにはあるものの)特に(2)のような方は怪奇ホラー方面のことを知る機 会ともなるので、「堕天使〜」など過去作も含めまして、いちど読んでみてはいかが でしょうか? | ||||
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