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スフィア 球体
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スフィア 球体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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中学生の頃に読みました。まずSFエンターテイメントとして素晴らしい。 数百年海底に眠っていた宇宙船は実はアメリカ製で…という導入部からして面白くないわけがない! しかしそれ以上に広範な分野の知識に魅了される科学小説でもある。 想定される異星文明との接触、海底生物の生態、暗号の解読、心理学の理論、人として生きる上での選択とは。 自分が知らなかったような様々な知識に触れることができる刺激的な小説体験でした。 | ||||
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映像化によるメリットというのは計り知れないものがあるわけだが、 この映画の場合はそれが逆になってしまって非常に残念な結果 でした。ただ映画作りがいかに難しいかということが理解できる。 | ||||
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数多いクライトン作品の中でも「ベスト」と言って良いほどの秀作。 冒頭、南太平洋トンガ沖の描写からも映画化に対する並々ならぬ意欲がうかがえる。 この緊迫感は「アンドロメダ病原体」や「星を継ぐもの」に匹敵する。 しかし、実際の映画作品は雲泥の差となった。 ロバート・ワイズ監督の「アンドロメダ」は、原作の魅力を損なわないベストムービーの一つ。 バリー・レヴィンソン監督の「スフィア」は、見るも無惨な愚作となった。 これじゃ原作者は救われないよ。 クライトンの脂が乗りきった時期の作品だけに、悪かろうはずはない。 読む者を引きつけるミステリアスな展開は、終盤まで一気に読ませる力がある。 | ||||
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主人公はノーマン。心理学者である。ある日,突然海軍が彼を迎えに来て,彼は太平洋のど真ん中に連れて行かれる。そこにあったのは…何と,300年前の宇宙船!いったい,どういうことなのか。そして,ストーリーが進むにつれて,話は意外な方向へ… ドレーク方程式や,海洋生物の知識など,クライトンらしく科学知識をうまく小道具として生かしながら話が進んでいく。kindleで英語で読んだのだが,実はこの小説,2,3回日本語で読んでいたのでスラスラ読めた。あまり難しい単語も出てこない。改めて英語で読んでみると,その構成のうまさ,独創的なアイデア,科学知識の散りばめかたなどに感心する。天才の仕事としか言いようがない。 また,日本語版ではかなりの意訳をしているところもあって感心させられる。翻訳でも十分面白かったのだから,この翻訳者はかなりの腕なのだろう。 確かな科学の専門知識+批評性+先見性と創造力=クライトンの作品,と言える。彼の作品はエンターテインメントとして優れているばかりではなく,常に我々に疑問を投げかける。科学のあり方はこれでよいのかと。彼が死んでしまった今,私たちはより科学力の使い方について注意を払わなければならないだろう。クライトンが残したメッセージは重い。 | ||||
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ハワイのホテルに英語の原書が置いてあり、パラパラと読んでいくうちにマイケルクライトンに興味をもった。日本で和書を購入し読む。「何でも考えただけで現実にそれをおこせる能力。」なかなか、面白い発想だ。しかし、そんなものは持ってはいけないというのが彼の云いたいことだろう。彼は、ジュラッシックパークの作者でもあり、彼の発想力にはただ驚かされる。 | ||||
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なんといっても、説明不可能で不気味な出来事が次々に起こるハラハラどきどきの展開はクライトンならでは。人間の精神に関連した超常現象を扱っていても科学的に説得力があるのは作者が医師の資格を持つ科学者だからでしょう。 超常現象の謎だけでなく、登場人物の心理ドラマも加速度的に高まってきます。徹夜してでも読み終えたくなる、読み終えてもすぐには眠れない、そのエンターテイメント性がこの本の魅力です。 映画化もされていますが、(あまりできの良い作品ではないようなので)そちらは観ないことをお勧めします。 | ||||
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発想が非常に面白いです。やってることは、深海で化け物と戦っているだけなんだけど。 思わず私も念じてしまいました。 精神というか意識とはなんぞやとか、自分の存在とは、的な話になっていますが、天才って最後は精神的な宗教的なところにたどり着いてしまうのでしょうか。 この後に出されたインナートラベル(これはいまいちの本ですが)を読んで、なおさらその感を強くしました。 | ||||
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